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海外旅行保険とは何なのか。何を補償してくれるのか徹底解説!

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海外旅行保険って何?
海外旅行保険はどのような保険?
どういうことを補償してくれるの?
どういう人が必要?
保険会社と契約しないといけないの?

このように海外旅行保険のことについて知らない人は多いと思います。

簡単に言うと、海外滞在中にトラブルを補償してくれるのが海外旅行保険です。
海外旅行や留学などで海外に行く人が多い現代なので、必要な人は多いです。

そこで、この記事では海外旅行保険のことを知らない人に向けて

  • 海外旅行保険は日本の保険とどこが違うのか
  • 海外旅行保険は何を保証してくれるのか

について解説していきます。

海外旅行に行く人、特に世界一周のような長期の海外旅行に行く人は読んでみてください。

目次

海外旅行保険とは海外に滞在している人向けの保険

海外旅行保険とは、海外旅行、世界一周、留学、ワーキングホリデーを含め、日本を離れ海外にいる間のトラブルの補償してくれる保険のことです。

日本の保険と海外旅行保険のどこがどう違うのかを比較してみましょう。

日本の保険

日本は「国民皆保険制度」という世界的にも充実している社会保険があります。

すべての国民は

  • 健康保険
  • 共済組合
  • 国民健康保険
  • 後期高齢者医療保険
  • 船員保険

のどれかに加入することになっており、働いていない子供も親の扶養者として保険に入っています。

国民皆保険制度の目的は、誰かが病気やケガになったときに、医療費を安くするため。
健康な6歳から70歳の人の場合、病院に行っても治療費の3割負担だけで済みます。

これは保険によって残りの7割分の医療費は、国民が払った保険料と国のお金から払われるからです。

また、国民皆保険制度とは別に民間の保険会社と契約する人が約70%います。

民間の保険だと、医療費だけでなく、

  • 自動車保険
  • 火災保険

など様々な種類の保険があります。

このように、国民皆保険制度と民間の保険を組み合わることによって、トラブルになったときの負担を減らすようにできています。

海外旅行保険

海外旅行保険は、名前は「海外旅行」となっていますが、海外旅行中だけでなく、海外に滞在している時のための保険です。

日本の保険と考え方も同じで、あらかじめ保険料を払っておくことで、万が一の場合に保険金でカバーしてくれます。

ただし、海外旅行保険は日本の制度で決まっているものではないので、自分で保険会社を選んで、契約する必要があります

海外旅行保険は自分で申請しないと加入することができないから、未加入のまま海外に行って、トラブルがあったときは、全額負担になってしまうよ。

また、日本の保険と違い、海外旅行保険は補償内容が違います。

海外旅行保険は海外旅行向けに作られた保険なので、補償内容も充実しています。

以下で詳しく説明しますが、怪我や病気の医療費の他に、

  • 日本から来る家族のお見舞い費
  • 海外で盗難にあった時の損害費
  • 飛行機遅延が原因で発生したお金を補償

など、海外旅行保険ならではの補償がたくさんあります。

日本の保険
海外旅行保険
  • 日本で怪我、病気→健康保険で3割負担
  • 日本で自動車事故→保険会社と契約した自動車保険
  • 海外で怪我、病気→海外旅行保険
  • 海外で自動車事故→海外旅行保険

海外旅行保険の補償内容

海外旅行保険はどういう時に何を補償してくれるのでしょうか。

保険会社によって違いはありますが、代表的な以下の7つ紹介します。

  1. 傷害・疾病治療費用
  2. 傷害死亡・疾病死亡・後遺障害
  3. 救援者費用
  4. 携行品損害
  5. 賠償責任
  6. 航空機寄託手荷物遅延等費用
  7. 航空機遅延費用

傷害・疾病治療費用:医療費をキャッシュレスで補償

まず海外旅行保険で1番利用が多いのが、怪我や病気になった時にかかる医療費を補償してくれる「傷害・疾病治療費用」です。

自分がどんなに気をつけていたとしても、何らかの事故に巻き込まれる可能性は0にはできません。

事故に巻き込まれて入院することになったら、海外旅行保険に加入していなかったあら10割負担です。

また、日本人は衛生的な環境で育っているため、感染症に対して免疫力が弱いです。

予防接種である程度防ぐことはできますが、それでも生野菜や生水、不衛生な環境が原因で、病原体が体内に侵入し、感染症になる可能性があります。

ひどい場合だと、抗生物質を投与したり、入院しないといけないこともあります。
この時もまた保険に加入していないと全額負担です。

海外旅行保険では、保険期間中に怪我や病気になった場合、規定額まで診察費から入院費まで補償してくれます。

「いつでも病院に行ける」という安心感に加え、入院が決まった時もお金の心配をしなくていいというのは大きなメリットでしょう。

キャッシュレスでOK

僕自身もカンボジアで学校建設のボランティアで足をケガをして、ほっておいたら痛みで寝れないほどになりました。

そこでバンコクの病院に行き、受付で受診票を書く時に保険証番号を書けば大丈夫で、その場では一切お金を払わずに大丈夫でした。

結局2回の通院と、抗生物質やガーゼなど1回一万円以上の治療費が全て無料になりました。

細菌が入っていたらしく、医療費をケチっていたら大変なことになっていたかもしれません。

傷害死亡・疾病死亡・後遺障害:海外で死亡した時や後遺症が残った時に補償

海外旅行保険の保険期間中に、何らかの怪我や病気が原因で亡くなった場合や、後遺障害が残った場合も補償されます。

僕も実際に死亡補償のあるプランに入っており、たとえ僕が世界一周中に事故などに巻き込まれて旅中に死んだとしても家族には1千万入るようになっていました。

確率は低いですが、誰であっても海外で死亡する可能性はあります。

一番新しく記憶に残っているものだと、2016年にコロンビアのメデジンで世界一周中の大学生が強盗から射殺された事件です。

僕はこの事件後すぐに南米に行ったので、殺害された人と実際に会ったことがある人と何人かと会いました。

普通に外出していった人が、急に亡くなった時のリアルな話を聞いて、怖くなりましたね。

いつどこで何が起こるか分かりません。

病院に行っていれば助かったものの「病院に行って、高い治療費を払わないといけない」と思ったことで、治療を受けず「死亡」という最悪の結果になることもあります。

万が一亡くなった時に遺族に保険金が入ることで助かることもあるでしょう。

救援者費用:保険者が入院や遭難した時に家族が来る交通費を補償

救援者費用は、保険のお支払対象となる期間中の事故によるケガ、発病した病気により、継続して3日以上入院し、家族が現地に駆けつけた場合に、実際に支払った移動費を補償してくれるというものです。

入院日数は保険会社によって変わりますが、3日以上が多いです。

他にも、搭乗した航空機・船舶が行方不明になった場合、事故をして生死が確認できない場合、死亡した場合などに、家族がかけつけた時の移動費も補償されます。

携行品損害:持ち物の損害、盗難を補償

海外旅行保険に入っていれば、医療費だけでなく、自分の持ち物の損害や盗難なども補償してくれます。

自分の持ち物が盗まれたり、壊れたりした場合に保険金が支払われます。

盗まれた場合は、ポリスレポートを手に入れるなどの手間はかかりますが、帰国後に保険会社に申請することで、盗まれたモノの金額の一部が返ってきます。

海外ではいまだに「日本人はお金持ち」だと思っている人もおり、スリや強盗のターゲットとなりやすいです。

そいういう僕もチリでバッグを盗まれています。

盗まれた時のショックは大きかったですが、海外旅行保険に加入していたおかげで「盗まれたものの金額の一部は返ってくる」と思うことができ、いくらかは精神的ダメージが減りました。

実際に、帰国後に海外旅行保険会社に補償申請をすることで、無事いくらかのお金が返ってきました。

賠償責任:他人への損害、器物損壊を補償

Car accident

保険期間中に、他人の所有物、宿の備品を傷つけたり、壊したりしたときや、他人に怪我を負わせた時に、損害賠償責任を負った場合に補償されます。

海外にいる時に、車やバイクを運転することもあると思います。

日本とは違う左ハンドルや、慣れない交通ルールの中で人をひいてしまう可能性があります。

もし海外旅行保険に加入していなければ、怪我をさせた人の治療費だけでなく、車両の修理費などもかかる全てのお金を自分が負担しなければいけません。

航空機寄託手荷物遅延等費用

Goh rhy yan 412930 unsplash

飛行機で移動する際に、出発前に荷物を預けたにも関わらず、到着後に手元に届かない状況、いわゆるロストバゲッジになった時のための補償です。

ロストバゲッジになったことが原因で発生した費用が支払われます。

航空機遅延費用

海外旅行中に絶対一度は使う飛行機移動。

搭乗予定の飛行機が

  • 天候の悪化などで遅れた場合
  • 欠航になり、フライトが翌日に振替になった場合

などの、予定通り飛行機が飛んでいれば必要なかった宿泊や食事、移動をした場合に補償されます。

航空会社の過失が原因だと、航空会社が無料で宿を用意してくれることもありますが、食事代などは保険でまかなうことができます。

短期の海外滞在なら海外旅行保険付帯クレジットカードでもOK

海外旅行保険には絶対に保険会社を通して入らないといけないわけではありません。

もちろん1年間などの長期になると保険会社を利用する必要がありますが、短期の場合は海外旅行保険付帯のクレジットカードを利用することができます。

ただし、クレジットカード付帯の海外旅行保険は出国から90日間の保険期間のものが多いので以下のような人のみ可能になります。

  • 3ヵ月以内の海外旅行
  • 3ヵ月以内の語学留学
  • 3ヵ月以内のワーキングホリデー

このように短期的に海外に行く場合は、クレジットカード付帯の海外旅行保険だけ、または保険会社の海外旅行保険をうまく組み合わせることで保険料を安くすることも可能です。

このブログで紹介している

はどれも海外旅行保険が付帯しています。

数あるクレジットカードの中でも海外旅行保険付帯という点では「エポスカード」がおすすめです。

エポスカードは年会費無料で、航空券や空港までの支払いなどの旅行代金をエポスカードで支払うことで90日間の海外旅行保険が付帯するクレジットカードだからです。

海外旅行保険が充実しており、よく海外旅行に行く人を中心に人気です。

さらに、エポスカードの上位版であるエポスゴールドカードはより補償内容が充実しています。

エポスカード
  • 即日発行可能
  • 年会費無料
  • 海外旅行保険付帯
  • 上位版の「エポスゴールドカード」はよりおすすめ
  • 【期間限定】ウェブからのお申し込みで2,000円分のポイントゲット

長期の海外滞在なら海外旅行保険に絶対に加入しよう

クレジットカードについている海外旅行保険はあくまで短期の場合のためのものに作らています。

長期旅行の人は保険会社を通して、海外旅行保険に加入してください。

金子秀人損害生命保険事務所

世界一周する旅人の中で有名なのは「金子秀人損害生命保険事務所」です。
損保ジャパンの保険を扱っています。

ここの契約をするときの旅行目的を入力するところに「世界一周」という選択肢があります。

リンク 金子秀人損害生命保険事務所の公式ホームページ

AIG

大手の海外旅行保険のAIGの保険も人気です。

リンク 海外旅行保険のAIG

万が一のために海外旅行保険に加入しよう

海外旅行保険がどういうものか理解してもらえましたか?

海外旅行保険は万が一のために加入しておくものです。

海外旅行保険は確かに安くありません。
物体のない「保険」というものに大金を払うのに抵抗がある人も多いと思います。

一度払えば基本的に払う必要がない。
海外旅行保険に入っていないと高額費用を払わなければいけない可能性があることを考えれば、安いのではないでしょうか。

短期的に海外に行く場合はクレジットカード付帯の海外旅行保険でも大丈夫ですが、長期的に海外に滞在する場合は保険会社と契約し、海外旅行保険に加入しましょう。

なお、キューバに入国する際には、法律で海外旅行保険に加入しているという証明書(英語)が必要になっています。

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