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海外でモノを盗まれてしまった。
海外旅行保険に入ってるから補償されるはずだけど、どうすればいいのかな?
海外で自分のモノを強盗または盗難により盗まれた場合、海外旅行保険の適用を受けることができます。
僕自身も南米チリで、バッグごと盗まれたため、日本に帰国後に海外旅行保険会社に連絡し、無事補償を受けることができました。
記事内では
- 海外旅行保険の保険金請求の手続きについての基本知識
- 盗まれた時点からを保険金を受け取るまでにどういう流れなのか
- 何をするべきなのか
などについて説明していきます。
記事を読めば、どうやって手続きをすればいいのかが分かります。
海外旅行保険に入っている状態で、所持品を盗まれた人は記事を参考に手続きしてみてください。
海外旅行保険の保険金を請求する時の注意点
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保険金を請求する前に、知っておくべきことをまとめました。
保険金を請求する前に読んでみてください。
保険金を請求するために海外と帰国後にやることがそれぞれある
海外旅行保険の保険金の手続きは特に難しいことはありません。
ただし、保険金を受け取る前に、いくつかすることがあり、
- 海外ですること
- 日本ですること
がそれぞれあります。
- 保険会社に連絡
- ポリスレポートを手に入れる
- 保険会社に連絡する
- 保険金請求書に記入する
保険会社によっては、細かいところの違いは出てくると思いますが、基本的にやるべきことは同じです。
盗まれたものは時価評価額で返金される
保険金は、盗まれたモノの時価評価額で受け取ることになります。
時価評価額とは、購入金額から使用年数分を「減価償却」として差し引いて算出される金額のことです。
つまり、購入した金額ではなく、盗まれた時点での金額が計算されて保険金として返ってくるということです。
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つまり、盗まれた時点で、購入からの時間が経っていれば経っているほど、保険金は安くなるってこと!
保険会社によって数値は変わりますが、損保ジャパン日本興亜の場合は、1年以上経過した損害品につき、1年あたり10%の償却率として、最大で50%の償却率でした。
また、いくら高いものであってもは1つあたりの限度額が決まっています。
僕の場合だと、1つにつき10万円でした。
そのため、たとえ100万円のカメラを購入した次の日に盗まれたとしても、保険金で受け取れるのは10万円となります。
現金は海外旅行保険の適用範囲外です。
保険金はあくまで、盗まれたモノにしか適用されないので注意してください。
置忘れや紛失は保険対象外
海外旅行保険で保険金が受け取れるのは、強盗や盗難など第三者によって自分のモノが盗まれたり壊されたりした場合のみです。
自分の過失によるものは保険金対象外です。
ちなみに僕は、ミャンマーでE-bikeを乗っている時にスマホを失くし、メキシコでも買ったばかりのスマホを置き忘れました。
もちろん保険対象外です。
当たり前ですが、盗まれてもないのモノを盗まれたことにするなどの嘘の申告をすることは犯罪行為です。
保険会社もバカじゃありません。
虚偽の申告は捕まる可能性があるので、絶対にしないようにしてください。
海外旅行保険の保険金請求するために海外でやること
海外旅行保険の保険金請求するために海外でやっておくべきことは以下の2つです。
被害にあったら保険会社にすぐに連絡
自分のものが盗難または強盗で盗まれた時は、どこにいたとしても、すぐに保険会社に電話しましょう。
電話をかけることで得られるメリットは2つ。
まず、保険会社に電話することで保険会社の記録に残ります。
これにより、日本に帰国した後に返金手続きがスムーズに進みます。
また電話をかけることで、保険会社の人から「今何をするべきか」を指示されます。
保険金の手続きにひつようなことを的確に教えてくれるので安心です。
海外から日本にある保険会社への電話はSkypeを使うと安く国際電話をかけることができます。
ポリスレポートもらう
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物取られたら近くのツーリストポリス、無ければ現地の警察署に行きましょう。
そこで盗まれた状況や盗まれたモノなどの事情を説明してポリスレポートを手に入れます。
ポリスレポートとは、盗まれたことを警察が証明する大事なもの書類のことです。
保険金の請求にはポリスレポートの提出が必要なので何が何でも取得しなければいけません。
保険金の請求がスムーズに進むように
- 盗まれた状況
- 盗まれたものの詳細(色、形、メーカー、容量など)
をちゃんと細かく説明するようにしましょう。
場所にあっては英語話せる人がいない場合もあるので、Google翻訳のアプリなど使ってうまく伝えていくようにしましょう。
ツーリストポリスは観光客向けの警察なので英語を話せる人がいる可能性が高いですが、現地の警察署、特に観光客が少ない街の警察署では英語を話せる人がいない可能性が高いです。
また、ポリスレポートはパスポートの再発行にも絶対に必要な書類になるので、パスポートを盗まれた人は必ず手に入れなければいけません。
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ポリスレポートの他に、第三者(盗難時に一緒に行動していた人)がいれば、紙に被害のことを書いてもらおう!
海外旅行保険の保険金請求のために日本に帰国した後にやるべきことと流れ
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海外旅行保険の保険金請求のために日本に帰国した後にするべきことと、どのような流れでお金が返ってくるのかを順番に解説していきます。
基本的に以下のような流れになります。
保険会社に連絡
日本に帰国したら、保険会社に連絡します。
基本的に保険会社への連絡はメールではなく、電話での連絡になります。
僕の場合は、自分の名前と保険証番号伝えるとすぐに「チリで盗難された件ですね」と言われました。
この電話により、保険金請求書を送るように手続きを開始してくれます。
この時に、請求書を送る住所と連絡の取れる電話番号伝える必要があります。
保険金請求に必要事項を記入して郵送
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保険会社に連絡してしばらくすると、自宅に指定した住所に保険金を請求するための用紙が入って届きます。
送られてきた保険金請求書に、「盗まれた時の状況」や「盗まれたモノの詳細」、その他に住所や連絡先、保険金の受取口座の情報を記入します。
この中で一番大切なのは盗まれたモノの詳細です。
必要な情報は全て調べて記入するようにしましょう。
具体的には以下の通りです。
- メーカー
- 購入時の値段
- 購入した日時(〇年〇月)
- レシートの有無
- 保証書の有無
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レシートがあるものは必ず同封します。
Amazonなどで購入したものは、購入履歴のページをプリントしましょう。
レシートがない場合は、本人が一緒に写っている写真を添付します。
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レシートも一緒に写真もない場合は、高額なモノ(僕の場合は15,000円以上)については、絵などを書く必要がありました。
盗まれたモノのレシートが無い場合でも、Amazonなどである程度の値段を調べてしっかり記入するようにしましょう。
金額が表示されているページをプリントすると手続きがスムーズに進みます。
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記入した保険金請求とレシートや写真ををまとめて、所定の封筒に入れて保険会社に郵送します。
わざわざ切手を買う必要が無いような封筒でした。
保険金を受け取る
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原則として必要書類を提出するなどの必要な手続きを完了した日からその日を含めて30日以内に保険金が支払われるようになっています。
僕は保険金の請求書を郵送して5日後(土日を挟んで)に、受け取ることのできる保険金が明記されたメールを受信しました。
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そして、メールを受け取った2日後(書類を郵送して1週間後)に、請求書に書いていた銀行口座に保険金が振り込まれました。
海外旅行保険の保険金の手続きは簡単なのでしっかりしよう
海外旅行保険の保険金の手続きは何も難しいことはないということが分かってもらえたと思います。
ポリスレポートをもらったり、レシートなどを探す手間はありますが、海外旅行保険に加入している人は申請するようにしましょう。
盗まれたデータなどは返ってきませんが、受け取った保険金はまた新しく買うモノの購入資金に充ててください。