海外では気をつけていても、誰であっても盗難、強盗などの被害にあうことがあります。
特に日本人はターゲットにされやすいです。
そういった万が一のことに備えて前もってしておくべきことを説明します。
事前にしておいて損はないのでぜひ記事を読んで実践してみてください。
記事に書いてあることをしておけば、盗難や紛失が起きた場合でも、被害を最小にすることができます。
現金・クレジットカードの防犯対策
お金やクレジットカードは分散して管理しておくようにしましょう。
分散することはリスク分散になります。
一つの場所にお金を置いておくと、それを盗られた時点で0になります。
サブの財布やジャケットのポケットなどにお金を分散しておきましょう。
僕は同じバッグの中で分散しているのはあまり意味がありません。
僕自身もバッグごと盗られたので意味がありませんでした。
現金とクレジットカードの管理に関しては別の記事に詳しく書いています。
海外旅行時のデータの防犯対策
必要なデータはクラウドとメモに保存しておく
モノを盗られたときでも、不便が無いように必要な情報はメモをしたり、写真に撮っておきましょう。
スマホなどのメモ機能だけだと、それを盗られてしまった時点でわからなくなってしまいます。
そのようなことを防ぐために、クラウドサービスである
- Evernote
- Dropbox
などのアプリを使ったり、メールなどで自分宛に送信しておくなどして記録しておきましょう。
また、電子機器がすべて盗まれることも考えて、手書きのメモにも記録しておくと安心です。
- クレジットカード情報
- クレジットカード会社の緊急連絡先
- キャッシュカード情報
- キャッシュカード会社の緊急連絡先
- 海外旅行保険の証券番号
- 海外旅行保険の緊急連絡先
- パスポート番号
- 所持品の写真
- ネット銀行にログインするためのパスワード
写真データはクラウドに保存しておく
もしカメラや写真の入ったスマホ、タブレット、パソコンやハードディスクを盗まれたとしても、クラウドに写真を保存していれば写真を失いません。
こまめにクラウドにアップするようにしましょう。
海外旅行時のパスポートの防犯対策
海外でパスポートをなくさないようにすることが一番ですが、盗難・強盗などが起こる可能性は0ではありません。
その場合、パスポートの新規再発行スムーズにするために、なくす前にしておいた方がいいことがあります。
まず、
- 自分のパスポート番号
- 発給された日時
をどこかにメモしておきましょう。
また、パスポートのコピーをとっておき、パスポートと別に保管しておきましょう。
さらに、コピーも盗られた場合に備えて、パスポートをスキャナーを使って取り込んだり、カメラで写真を撮り、クラウド上に保存したりしておきましょう。
パスポートが盗まれた場合のためだけで言えば、本人確認がスムーズに行われるために顔写真が入っている「日本の免許書」を海外にも持っていき、パスポートと別々に保管しておくこともお勧めします。
海外旅行保険の適応を受けるためにやっておくべきこと
自分の所持品の写真を撮っておく

海外旅行保険の適応を受ける時に、自分が盗られたものを自分が持っていたという証明があるといいです。
そのために、自分の所持品の写真を撮っておきましょう。
モノだけの写真ではなく、モノと自分が一緒に写っている写真を撮っておきましょう。
モノを買ったレシートは残しておく

海外旅行保険の適応を受ける時に、盗まれたものの時価額を計算されてから保険金がでます。
購入から使用年数が長ければ長いほど、その分価値は下がる「減価償却式」で計算されるようになっています。
そのため、購入金額と購入日が分かるレシートがあれば明確に証明することができます。
ほとんどの人はレシートは購入後すぐに捨ててしまうと思いますが、万が一の盗難のためにレシートは保存しておきましょう。
念のためにレシートの写真を撮っておくとなおいいでしょう。
まとめ:海外旅行時は事前に防犯対策しておこう
今回は万が一の場合に備えて、事前にしておくべきことを紹介しました。
誰だって自分のモノやお金は盗まれるのは嫌ですが、どんなにこっちが頑張っても被害にあってしまうこともあります。
この記事で書いていることは最低限のことなので、万が一のためにしっかりと実行しておくことをオススメします。
また、貴重品と言っても、現金、スマホ、タブレット、パソコン、カメラなどたくさんありますが、その貴重品の中でも絶対に盗られてはいけないものは
- パスポート
- クレジットカード
の2つです。
この2つが盗られると、しなければいけないことが出てくる上に、旅の予定に支障が出たり、最悪の場合帰国しなければいけなくなる可能性が出てくるので特に気をつけてください。