世界一周の予防接種!日本と海外、どちらで打つべきなのかを比較!



世界一周などの長期的に海外を旅する人にとって予防接種は必要です。

予防接種は日本でも海外でも打つことができますが、どっちで予防接種を打った方がいいのでしょうか。

予防接種を打つ場所によって異なったメリットがあるので、それぞれ説明していきます。

前提として長期旅行に予防接種は必要

まず、日本と海外どちらで予防接種を受った方がいいかを説明する前に、世界一周旅行者には予防接種を受けるべきということを伝えたいと思います。

たまに予防接種を受けずに世界一周をしている人に出会いますが、ほとんどの人はちゃんと接種しているので「予防接種を打つこと」は当たり前だと思ってください。
予防接種のお金は安くはありませんが、必要経費だと思ってちゃんと打つようにしましょう

長期旅行者は感染症にかかるリスクが高い

短期旅行者は高いお金を払って予防接種を受けるべきだとは言えません。

数日から1週間などの短期旅行の場合だと、時間的に感染症にかかる可能性が低いです。

また、短期旅行の場合だと、そこまでお金を節約する必要がないので衛生管理ができている店で食事をしたり、ツアーを使って観光する人が多いので、感染症にかかるリスクはあまりないと言えます。

しかし、世界一周など数カ月から数年に渡って長期的に旅行する場合は違います。

世界一周だと長期間に渡っていろんな国や地域を旅することになります。

衛生状態が良くない国、野良犬がたくさんいる国などたくさんの国を旅するので、様々な感染症にかかる可能性が短期旅行者と比べて非常に高いです

バックパッカーのほとんどはきちんとしたレストランよりも屋台や食堂でご飯を食べることが多いので、食事から感染症にかかることがあります。

またほとんどの国では、野良犬に噛まれて狂犬病になるリスクがあることを忘れてはいけません。

狂犬病ウイルスを持っている犬に噛まれ、狂犬病を発症してしまったら100%死んでしまいます。

犬に噛まれたら、どっちみちワクチンは打たないといけないのですが、狂犬病の予防接種を事前に打っておけば、噛まれた後に打つワクチンの接種回数が少なくて済みます

致死率100%!本当に怖い狂犬病という感染症!

2016.05.02

イエローカードがないと入国できない国はいくつもある

世界の中には、黄熱病の予防接種を打ってないと入国できない国がいくつもあります。

そのような国には入国の際にイエローカードの提示を求められます。

イエローカードとは、黄熱病の予防接種を打ったという証明書のことです

ちゃんと打っておけば、その場でイエローカードは発行されますが、打っていないと手に入れることはできません。

いくら行きたい国でもイエローカードがなければ入国ができないこともあるので、それを回避するためにも予防接種を打つことは必要です。

長期旅行でも「ヨーロッパ一周するだけ」という場合は予防接種は必要ないかもしれませんが、その他の地域に行く予定があるのなら予防接種を確実に打つようにしましょう。

では、予防接種は国内、海外どちらで打つべきなのでしょうか。

同じ予防接種を受けるにしても、「日本国内で予防接種を受ける」のと「海外で予防接種を受ける」という2つの大きな選択肢があります。

それぞれに違ったメリットあるので説明していきます。

日本国内での予防接種を打つメリット

日本国内で予防接種を打つメリットは、「医師と日本語でコミュニケーションができること」と「海外で予防接種のために時間を割かなくてもいいこと」です。

医師と日本語でコミュニケーションができる

まず「医師と日本語でコミュニケーションができること」ですは日本では当たり前ですが、海外では難しいことです。

海外の病院で、日本語を使ってコミュニケーションができる医者がいる場所は非常に限られています。

そのため、海外で予防接種を打つ場合は、基本的に英語を使って会話しなければいけません

会話と言っても「どの種類の予防接種を打つべきか」などの相談、「どれぐらいの間隔を空けて次の予防接種を打つべきか」などの注意事項だけなので、そこまで難しい会話ではありません。

それでも英語が話せない人、苦手意識がある人はストレスになってしまいます。

その点、日本国内で予防接種を打つ場合は全て日本語で大丈夫です。

そのため、予防接種を打つのはスムーズに進みますし、その他にもどの予防接種を打つべきかなどのアドバイスももらえるかもしれません。

海外で予防接種のために時間を割かなくてもいい

予防接種は体内に弱いウィルスを入れることによって、そのウィルスに対する抗体を体内で作り出す作業です

その証拠に予防接種を打った後は、体がだるくなったり、腕が痛くなったりすることがあります。

身体がウィルスに対して戦っているので、すごい負荷がかかっているのです。

そのため、予防接種は一日に決まった本数までしか打つことができません

数種類の予防接種を打つ場合は一日で終わらないのです。

また、予防接種の中には一回の接種で終わらないものがあります

そのような何回か打たないといけないものは、一回目に打った日から決まった期間を開けて摂取しなければなりません。

A型肝炎の場合だと、1度目の接種から6カ月の期間を空ける必要があります。

このような理由から、海外で予防接種を受ける場合、予防接種の種類によっては一つの国に一定期間いなければいけない可能性があります

反対に日本出国前に日本国内で必要な予防接種を全て済ましておけば、予防接種に取られる時間がなくてすみます。

つまり、海外で予防接種にかける時間がなくなる分、他の事に時間を使うことができるようになるのです。

海外で予防接種を打つメリット

日本国内で予防接種を打つメリットは、「費用が抑えられること」です。

予防接種の費用を安く抑えることができる

海外で予防接種を受けるメリットとして一番大きいのは何といっても「費用が抑えられること」です。

海外の病院では物価の関係で日本よりも安く打つことができる国がたくさん存在します。

物価の影響以外にも、日本と違って予防接種の需要が多いために、料金が安くなっていることもあります。

さらに、国によっては決められた予防接種を無料で打つことができる国もあります。

世界一周旅行者の中では、タイのバンコクにあるスネークファームで予防接種を受ける人がダントツで多いです。
僕自身もスネークファームで予防接種をしました。

バンコクのスネークファームへの行き方と予防接種の流れを経験者が教えます

2015.07.21
スネークファームで予防接種を打つことで、費用もかなり抑えることができます。

具体的に言うと、僕が受けた時のレートで計算するとバンコクのスネークファームで予防接種を受けたことによって5種類7回の接種で約15,372円で済みました。

日本で予防接種を受けたと仮定して、金額を計算すると約56,080円になりました。

つまり、海外で予防接種を打つことによって約40,708円も安くすることができたのです

どの予防接種にいくらかかり、日本で打つのとどれぐらい金額が違ってくるかという具体的な情報は下の記事にまとめています。

バンコクで受けた予防接種の種類とかかった費用のまとめ

2015.07.18
そもそも「海外で予防接種を受ける」と聞くと、「いくら安く予防接種を打つことができると言っても、海外で注射を打つって怖いなぁ」「衛生的に大丈夫なのかなぁ」などと不安になる人も多いかもしれませんが、その心配はする必要はありません。

変な病院もありますが、どの国でも大きな病院に行けばそれなりの設備は整っています。

僕が実際に予防接種を打ったスネークファームも赤十字病院だったので、衛生環境もちゃんと管理されていました。

まとめ

予防接種を打つ場所によって得られるメリットが違うことは分かってもらえましたか?

まとめると、日本で予防接種を受けた方がいい人は「英語を話せない、話したくない人」「時間が限られている人」で「お金にある程度余裕がある人」で、海外で受けた人がいいのは「時間がたっぷりある人」で「お金を少しでも節約したい人」だということです。

それぞれのメリットを考慮して、日本国内と海外で組み合わせて予防接種を打つことで時間を有効使うこともできます。

どちらかで打つか、世界一周する出発前にきちんと予定を立てておきましょう。

世界一周の準備で出発前にやっておくべき13のこと

2015.07.16

世界一周には海外旅行保険の加入は絶対必要!無保険で旅した人気ブロガーが辿った最悪の末路!

2017.10.12