アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの宿は充実しているところが多いです。
ブエノスアイレスの宿についてのこと、ブエノスアイレスにある日本人宿のこと、そして僕が実際に宿泊した5つの宿を紹介します。
ブエノスアイレスに行く際に宿の選択肢として参考にしてください。
ブエノスアイレスの安宿は選択肢が多い
ブエノスアイレスの安宿はかなり選択肢が多いです。
アルゼンチンの首都なのもあり、観光客が多いのでそれだけ需要があるのでしょう。
朝食付きのところが多く、設備も整っているところがたくさんあります。
南米の中でも物価の高い国なので、宿泊料金が高いんじゃないかと思われるかもしれませんが、それほど高くないところもたくさんあります。
宿泊料金はカード払いをしよう
注意してほしいのは、アルゼンチンに住んでいる人向けの法律です。
この法律は、「アルゼンチン人は宿泊料金に追加して、21%の付加価値税を払わなくてはいけない」というものなのです。
外国人である日本人は本来払う必要がないのですが、宿泊料金を現金払いしてしまうと、この法律が適用されてしまいます。
アルゼンチンで宿の料金を払うときはクレジットカードまたはデイビッドカードで支払うようにしましょう。

ブエノスアイレスでは日本人宿に行く必要はない
ブエノスアイレスには日本人宿があり、日本人旅行者は「日本語が通じるから」「日本人旅行者と出会うため」にそちらに宿泊する人が多いです。
ブエノスアイレスには
- 北野旅館(旧日本旅館)
- 上野山荘
- ブエノス@ホーム
という3つの日本人宿が存在していますが、現在どの宿にも泊まることはできません。
「北野旅館」は廃業。
「上野山荘」は休業中(廃業の可能性大。サイトなどがないので確認できない)。
「ブエノス@ホーム」は2019年4月21日から一時休業中で「再開は3ヶ月~1年後を予定」となっていますが2020年3月現在まだ再開されていません。
日本旅館は廃業した
ブエノスアイレスにある日本人宿で一番人気のあった「日本旅館」は 2017年1月23日をもって廃業しました。
事情を知っている人に聞くと、日本人の変なおっさんバックパッカーと日本旅館がもめ、脅されたことにより閉館に至ったそうです。
全容を聞くとかなりひどい話でした。
治安もいいサンテルモ地区にあり、旅人の評価も高かったので、もったいないなと思います。
上野山荘がある場所は評判と治安が悪い
日本旅館と並んで、ブエノスアイレスの日本人宿が「上野山荘」です。
こちらは現在も営業していますが、いい噂を聞きません。
さらにこの宿があるのが、治安の悪いレティーロ地区です。
スラム街もあるので、オススメできません。
「長距離バスターミナルから歩いて行ける日本人宿」ということで宿泊する人が多いみたいです。
実際に近いのですが、バスターミナルと上野山荘を移動中に、ケチャップ強盗のみならず普通の強盗の被害にあう人もいます。
ブエノスのバスターミナルのすぐ裏だったりするから歩く方向間違えたら即死。最近は前より治安よくなったって在住の友人は言ってたけど、普通にバスターミナルからメトロの駅まで歩く間に襲われるイメージしかない。 https://t.co/StsfgsXnKh
— noir@🐑¡Iä! ¡Shub-Niggurath! (@Mahaa_kaal) February 20, 2020
被害にあった人がブログにまとめてくれています。
リンク世界一周 盗難にて終了「ブエノスアイレス上野山荘玄関前でケチャップ強盗に襲われる」
上記のブログはこの記事しかありません。
かなり悔しかったのだと思います。
たくさん安宿のあるブエノスアイレスで、わざわざ治安の悪い地区にある上野山荘に宿泊することはオススメしません。

ブエノスアイレスで宿泊した安宿
僕がブエノスアイレスで宿泊した安宿は5つです。
それぞれの宿については、宿ごとに記事にしているので、気になった宿があれば参考にしてみてください。
Puerto Limon Hostel
一泊料金 :165ペソ(ドミトリー)
朝食 :あり(無料)
Wi-Fi :あり
清潔さ :★★★☆☆
スタッフ :★★★☆☆
アクセス :★★★★☆
Wi-Fiが早い宿。

Hotel Parada
一泊料金 :328ペソ(ダブルルーム)
朝食 :あり(無料)
Wi-Fi :あり
清潔さ :★★★☆☆
スタッフ :★★★☆☆
アクセス :★★★☆☆

70 30 Hostel
一泊料金 :158ペソ(ドミトリー)
朝食 :あり(無料)
Wi-Fi :あり
清潔さ :★★★☆☆
スタッフ :★★★☆☆
アクセス :★★☆☆☆
Gilper Hostel
一泊料金 :190ペソ(ドミトリー)
朝食 :あり(無料)
Wi-Fi :あり
清潔さ :★★★★★
スタッフ :★★★★☆
アクセス :★★★★★

Hostel Estoril
一泊料金 :195ペソ(ドミトリー)
朝食 :あり(無料)
Wi-Fi :あり
清潔さ :★★★☆☆
スタッフ :★★★☆☆
アクセス :★★★★★

ブエノスアイレス内の移動はメトロが便利
ブエノスアイレスではメトロ(SUBUTE)が通っているので、移動がかなり楽です。
乗車料金を払うためには日本でいうSuicaのような電子カードを25ペソで購入する必要がありますが、一回の乗車料金は一律7.5ペソと安いです。
そして、乗車回数が増え、一定の回数を超えると、乗車料金が安くなります。
僕がブエノスアイレスを去るころには一回の乗車料金が6ペソになっていました。
一人一枚カードを購入する必要はなく、一緒に行動している人とカードを共有して使うことも可能です。
ブエノスアイレスででしか使うことができないので、ブエノスアイレスを去った人を探してもらうのもありだと思います。
日本人宿だけでいうとチリのビーニャデルマールにある「汐見荘」やパラグアイにある「らぱちょ」や「民宿小林」などで見つかる可能性が高いと思います。

日本人以外にもカードをいらない人はたくさんいるので、ワインで有名な「メンドーサ」の宿や、フェリーで行けるウルグアイの宿で探してみましょう。
まとめ:ブエノスアイレスの安宿は選択肢がたくさん
ブエノスアイレスは本当に宿が充実しています。
僕は5つも宿を変えましたが、他にも泊まってみたかった宿はたくさんありました。
ただ、人気の宿はかなり早めに予約で満室になるので、できるだけ早めに予約するようにしましょう。
ただし、最初に紹介したレティーロ地区を始め治安が悪いところに宿泊しないように気をつけてください。
値段が安い宿は治安が悪い場所にあることが多いため、予約する前にしっかりと宿の場所を確認するようにしましょう。


