アルゼンチンのブエノスアイレスからウルグアイにはフェリーを使って行くことができます。
僕自身もブエノスアイレスからウルグアイのコロニア・デル・サクラメントへ実際に行ってみました。
フェリーをネットで購入するところからウルグアイ入国までの流れについて書いていきます。
アルゼンチンからウルグアイへのフェリー移動について
アルゼンチンのブエノスアイレスからウルグアイの「コロニア・デル・サクラメント」や首都の「モンテビデオ」までフェリーで行くことができます。
コロニア・デル・サクラメントまでは約1時間、モンテビデオまでは約3時間という短時間で行くことができます。
ちなみにバスでも行くことができますが、所要時間が全然違ってきます。
現在ブエノスアイレスからウルグアイに向けての国際フェリーを運航しているフェリー会社は3社あります。
ネットで料金を見ることができるので、それぞれ値段が違うので比べてみましょう。
クラスも多いところは4種類もあります。
フェリーターミナルは「BUQUEBUS」と「Seacat」が一緒で、「Colonia Express」だけは違う場所にあるので注意してください。
ウルグアイ行きのフェリーの予約方法
フェリーの予約はオフィスまたはネットですることができます。
オフィスで予約をする
3つのフェリー会社のオフィスは「Av. Córdoba」という通りに集まっています。
僕は土曜日の夕方にオフィスに行ったのですが、3社とも営業していませんでした。
どうやら土曜日は13時ぐらいまで、日曜日は営業していないようです。
ネットで予約をする(Buque Bus)
「BUQUEBUS」で予約するためには、アカウントを作成してログインした状態でしか予約することができません。
メールアドレスを使ってアカウントを作成できるほか、Facebookやグーグルプラスのアカウントを使っても作成することができます。
自分が行きたい場所や日時を設定し、個人情報を入力します。
特に変わった情報は必要ありません。
名前やパスポート番号、連絡先など基本的なものだけです。
すべての個人情報が入力し終わると、決済に移ります。
注意したいのは、ネットでフェリーを予約する時はクレジットカードでしか決済することができないということ。
クレジットカードでの支払いができない場合はオフィスに直接行くしかありません。
無事クレジットカードでの決済が終わると、PDFファイルを印刷するためのリンクが表示されます。
そしてすぐに登録したアドレスにも同じリンクが張られたメールが届きます。
リンク先にアクセスし、PDFファイルを印刷しましょう。
そして、乗船日に忘れずに持って行きます。
基本的に宿に頼めば無料でプリントアウトしてくれるはずです。
ブエノスアイレスのフェリーターミナルの場所
ウルグアイ行きのフェリー乗り場まではメトロで行きましょう。
メトロはB線の「Leandro N. Alem」駅が最寄り駅です。
そこから750mなので、歩いて約10分間ぐらいです。
フェリーターミナルは空港のように綺麗です。
水が流れている壁なんかもあってオシャレでした。
フェリーターミナルの場所
ブエノスアイレスからウルグアイへのフェリー移動の流れ
ブエノスアイレスからウルグアイへのフェリー移動の具体的な流れは以下のとおりです。
フェリーの乗船手続き(チェックイン)
フェリーターミナルに着いたらチェックインカウンターに行きます。
チェックインに必要なものはパスポートとプリントアウトした予約票です。
列に並び、自分の順番が来たら上の二つを渡します。
そして、預け荷物を空港のチェックインと同じように係員の横に置きます。
すぐにボーディングパスを発券もらえます。
アルゼンチン出国・ウルグアイ入国手続き
チェックインの後は、2階にあるイミグレーションに向かいます。
ここのフェリーターミナルでは出航前にアルゼンチン出国とウルグアイ入国を一か所で同時に行います。
入り口ではエックス線により手荷物検査があります。
僕の時は手荷物を通している時に誰もモニターを見ていませんでした。
かなり適当です。
荷物検査が終わった後は、出入国審査に向かいます。
僕が行ったときは誰も並んでいませんでしたが、長いレーンがあったので、休日などは混み合うかもしれません。
出入国審査員にパスポートとボーディングを渡します。
質問は何もされずに、顔写真と親指の指紋をとられました。
そして、アルゼンチンの出国スタンプとウルグアイの入国スタンプがパスポートに押されて終了です。
出入国手続きが終わった後は、ソファーがたくさんある待合スペースでフェリーに乗り込めるまで待つことができます。
フリーWi-Fiがあるので、ネットをしながら待つことができます。
僕はフェリーターミナルに着いて出入国手続きが終わるまで30分間もかかりませんでした。
ただ、僕が行ったのは平日の18時出発の便だったので少なったのかもしれません。
午前の便は日帰り旅行者が乗船したり、土日は多くのアルゼンチン人がウルグアイに遊びに行くみたいなので、
- 午前の便
- 休日の便
に乗船する場合は、時間に余裕を持ってフェリーターミナルに行くようにしましょう。
実際に予約票には「出港の2時間前にはフェリーターミナルに来てください」と注意書きが書かれています。
ウルグアイに到着
フェリーの出発は17時57分となぜか予定時刻より早く出港し、ウルグアイには1時間5分後に到着しました。
到着した後は、空港と同じようにターンテーブルに流れてくる自分の預け荷物を受け取り、エックス線検査を受けます。
そして、手荷物検査を軽くされて終わりです。
ウルグアイ側のフェリーターミナルの場所
18時出発のフェリーだと着くのが19時過ぎなので、だいぶ暗くなっています。
ウルグアイの治安は比較的安全と言われていますが、この時間に大きな荷物を持って歩き回るのは避けた方がいいです。
なので、タクシーなどの利用するか、できるだけフェリーターミナルに近い場所の宿を見つけるようにしましょう。
僕はフェリーターミナルから500m離れたところにある宿「Hostel El Español」に宿泊しました。
ターミナルから歩いて約5分ぐらいなのですぐに着くことができました。
が、僕が宿泊した一日目にベッドで南京虫を見つけました。他の部屋に変えてほしいとお願いしたものの、隣のベッドに・・・
結局その晩は共有スペースのソファーの上で寝て過ごすことになりました。
次の日移動した「Celestino Hostel」という宿はベッドも施設もスタッフも朝食もよかったのでオススメです。
アルゼンチンからウルグアイ行きのフェリーの内部
フェリーの中は、2階に分かれています。
1階はレギュラークラスの席があり、2階にはビジネスクラスの席があります。
1階にはフードコートのようなものがあり、軽食を食べることができます。
また、両替所もあります。
僕はここで両替してないですが、かなりレートが悪いみたいなので、船内で両替することはオススメできません。
また、免税店もあります。
空港と同じように香水、服、チョコレート、ワインなどのアルコールを販売しています。
店内の価格は全てUSドル表示になっているので注意してください。
ブエノスアイレスからウルグアイへのフェリー移動まとめ
ブエノスアイレスからウルグアイへのフェリー移動について解説しました。
フェリーを使って国を移動するのは珍しいので、ぜひ体験してみてください。