南米で多い犯罪の一つが「ケチャップ強盗」です。
知名度があるのに、毎年多くの人が被害にあっています。
今回はケチャップ強盗はどうゆう犯罪なのか、また被害にあわないようにどうした方がいいのかを説明していきます。
南米を旅行する人は、ケチャップ強盗のことをちゃんと知って、犯罪に巻き込まれないようにしてください。
南米で多いケチャップ強盗の手口
ケチャップ強盗の犯行が多いのは南米の中でもチリのサンティアゴとアルゼンチンのブエノスアイレスです。
ケチャップ強盗とは、南米で旅行客をターゲットした「汚い液体」を使った犯罪です。
手口を説明していきます。
まず、ケチャップ強盗の犯人は旅行者のカバンや服にケチャップのようなものを気づかれないようにかけます。
犯罪名は「ケチャップ強盗」なのですが、犯罪に使われる液体はケチャップ以外の液体の方が多く、マスタードやペンキ、鳥の糞みたいなものなどとにかく汚い液体をかけてきます。
その後優しそうな見た目の人(カップル、老夫婦、子供ずれの母親、観光客)が近づいてきて「あなたのバッグに何かついていますよ。私が拭いてあげますよ」などと言ってきて、ティッシュや水を出して拭こうとしてきます。
そうして汚れを拭いている間に財布に入っている財布などをスッたり、犯人の仲間が近づいてきてもう一つのバッグを持っていったりします。
汚れを拭き取られ、ホッとした後に、自分の持ち物がないことに気づくという、何とも後味の悪い犯罪になります。
汚い液体をかけられたら
上に書いたのが通常のケチャップ強盗ですですが、この方法は広まっており、拭き取りにくる人が近づいた時点で逃げる旅行者もいます。
しかし、犯人側も考え、犯行場所の周辺に仲間を配置している場合が多いです。
真っ先にその現場から逃げようとする心理につけ込んで、汚い液体をかけた場所の近くに犯人の仲間のタクシーが待っている場合もあります。
また、拭き取ろうとした場所から離れて後にベンチなどに座っていると、気づかれないようにつけてきた大勢の犯人の仲間に囲まれて、手荒く全部盗まれるということが起こります。
したがって、汚い液体をかけられた後に、安易に周りの人を頼るのは危険なのでやめましょう。
もしかしたら、犯人の仲間の可能性があります。
なにか汚い液体がかけられたと分かった時点で、どこでもいいので近くにある店や宿などに入りましょう。
そこでしばらく過ごし、警戒しながらまた移動しましょう。
南米でのケチャップ強盗対策
ケチャップ強盗の手口はわかってもらえたと思います。
ただ、ケチャップ強盗はどんなに気をつけていても、ターゲットになる可能性は誰でもあります。
そこで、その可能性を少しでも減らすためにすればいいいことをまとめてみました。
貴重品を街中で出さない
まず、カメラやスマホなどの電化製品を街中で見せないようにしましょう。
お金持ちの旅行者と思われて、ターゲットになってしまいます。
貴重品は宿のロッカーなどに置いて、本当に必要なものだけを持ち歩きましょう。
理想は手ぶらです。
カバンを袋で覆う
カバンをスーパーの袋などで覆うことで「ケチャップ強盗対策をしている」ということを犯人に知らせます。
やはり犯人も成功確率をあげたいので、警戒している旅行客は狙われにくくなります。
バックパックを覆わなくても、サブバッグだけでも効果があるみたいです。
犯行の多い時に出歩かない
犯行が起きやすい時間は人が少なくなる土曜日と日曜日です。
特に日曜日は閉まっている店も多い上に、人が出歩いていないので、貴重品を持っての移動は控えるようにしましょう。
早朝や日が暮れた後はケチャップ強盗よりも普通の強盗の被害にある可能性がかなり高くなるので、日中に活動するようにしましょう。

犯行が多い場所に貴重品を持って歩かない
街によって犯行が多い場所があります。
ブエノスアイレスでケチャップ強盗が多い場所は5月広場やオベリスコ周辺、長距離バスターミナルのエリアであるレティーロ地区です。
といっても、犯行が多いだけで、基本的にブエノスアイレスやサンティアゴにいる以上、どこにいても被害にあう可能性はあると考えて行動してください。

周りに警戒して歩く
かなり疲れますが、周りに警戒して歩くようにしてください。
油断して歩いている人と警戒しながら歩いている人は犯人側から見ると違って見えるそうです。
複数で行動する
一人でいるよりも誰かと一緒に行動することで被害にある確率を低くすることができます。
といっても、僕の友達は男3人で歩いている時に被害にあったので、必ずしも複数でいるからといって油断してはいけません。
日本人宿に宿泊するなどして、できるだけ人と一緒に行動するようにしましょう。

おわりに:南米ではケチャップ強盗に気をつけて行動しよう
ケチャップ強盗は何年も前からありますが、毎年被害にある人がいます。
そして、警戒してる人であっても被害にあることもあります。
「土曜日や日曜日にあまり出歩かない」「貴重品を街中で出さない」など簡単なことをして、ケチャップ強盗にある確率を下げましょう。
被害にあった場合はすぐにポリスレポートを作成したりクレジットカードを停止したりしましょう。

