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モロッコ国内のバス移動情報まとめ【モロッコ周遊ルート】

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モロッコでマラケシュから反時計回りにバスを使って周遊しました。

そこでこの記事では、モロッコの3種類あるバスの情報と、それぞれ街の移動について説明していきます。

モロッコで行った町は、

  1. マラケシュ
  2. ティネリール(トドラ渓谷)
  3. メルズーガ
  4. フェズ
  5. シャウエン
  6. ティトゥアン
  7. タンジェ

の7つの街です。

バスの本数や時間、所要時間、バス料金、荷物料金、バス乗り場などをまとめているので、モロッコをバスで移動する予定の人は参考になると思います。

目次

モロッコ国内のバスは3種類ある

まず、モロッコのバスの種類の種類について紹介しますね。

覚えておきたいことは、モロッコ国内のバス移動には3種類あるということです。

具体的には以下の3つです。

モロッコのバスの種類
  1. スプラトゥール
  2. CTM
  3. 民営バス

それでは、それぞれのバスの特徴について説明していきます。

スプラトゥール

スプラトゥールはモロッコの国営バス会社です。

そのためモロッコの3種類あるバスの中でも一番設備が綺麗だとされています。

基本的にスプラトゥールのバスは乗車する街以外では予約することができません。

ホームページはありますが、ネット予約はできず、電話だけで予約することが可能です。

リンク スプラトゥールの公式ホームページ

CTM

CTMは以前は国営でしたが、現在は民営のバス会社です。

スプラトゥールと違って、どこの街の窓口でも、事前に他の路線でも予約することができます

公式ホームページからネット予約も可能で便利です

ただし、予約した後に予約票をプリントアウトする必要があります。

リンク CTMの公式ホームページ

民営バス

料金はスプラトゥールやCTMと比べて安いことが多いですが、エアコンが付いていないのが基本です。

僕がモロッコに行ったのは真夏の8月だったので、エアコンなしはキツいと思い、一度も利用しませんでした。

外国人旅行客のほとんどはスプラトゥールやCTMをを利用するので、民営のバスには現地の人がほとんどです。

民営の長所としては、スプラトゥールやCTMと比べて本数が多いということが挙げられます

マラケシュ空港からマラケシュ市内へのバス移動

バス会社民営バス
時間30分に1本
所要時間30分
バス料金30Dh
荷物料金なし

マラケシュ空港の駐車場近くからマラケシュの中心地となるフナ広場までバス一本で行くことができます。

バス番号は19番です。

マラケシュからティネリールへのバス移動

バス会社CTM
時間7:30~15:40
所要時間8時間10分
バス料金135Dh
荷物料金5Dh
※荷物を載せるおじさんに地元の人もみんな払っていたので僕もプラス5Dh払ったけど、本来は払う必要がない

マラケシュのCTMのバスターミナルでチケットを事前購入しました。

前半の道は山道でかなり揺れるので、結構な人が吐いていました。

車に酔いやすい人は酔い止め必須です

ティネリールからメルズーガへのバス移動

バス会社スプラトゥール
(CTMは走ってない)
時間16:00~21:00
(1日1本)
所要時間5時間
バス料金90Dh
荷物料金5Dh

トドラ渓谷にある日本人宿「Maison D’hote la Fleur」に宿泊したので、オーナーであるのりこさんに頼んで電話でチケットを頼んでもらいました。

乗車当日にティネリールのスプラトゥールのオフィスで発券してもらって、支払います。

バス乗り場はオフィスから2分くらい離れたところにありますが、オフィスの人が連れていってくれました。

途中休憩があると聞いていましたが、バスが遅れていたのが原因なのか、休憩は一切ありませんでした。

メルズーガのバス降り場からは宿泊予約をしていた宿泊していた「Riad Mamouche」のスタッフの人が迎えにきてくれ、宿まで移動しました。

ティネリールのスプラトゥールのオフィスの場所

メルズーガからフェズへのバス移動

バス会社スプラトゥール
(CTMは走ってない)
時間19:00~4:00
所要時間9時間
バス料金200Dh
※ティネリールのオフィスで購入。メルズーガで購入したら安くなるかもしれない
荷物料金5Dh

宿泊していた「Riad Mamouche」のスタッフの人がバス乗り場であるスプラトゥールのオフィスまで送ってくれました。

荷物代を払い、バスが来るまでオフィスの中にあるベンチで座って待てます。

僕が乗っていたバスの調子が悪かったらしく、ティネリールからメルズーガへ行くバスと交換しました。

晩ごはん休憩も兼ねてたけど、1時間以上エルフード(Erfoud)という街で停車していました。

あと、運転が荒かったです。
追い越しを繰り返すのは仕方ないかもしれませんが、時々かなり危なかったのでヒヤヒヤしました。

安眠するためには、あまり前を見ない方がいいです。

午前4時過ぎにフェズに到着しました。

スプラトゥールのバス降り場

日が出るまでは鉄道駅で待機しよう

タクシーを降りた場所にはタクシーが停まっていて客引きをしてきます。

タクシーを使って宿まで移動するのは安全ですが、タクシーを降りてから宿に向かうまで危ない気がします
フェズは治安が良くないとされているからです。

無理に移動しても、早朝から宿の受付が開いているとも限りません。

僕の場合、タクシーの客引きが去った後に、スプラトゥールのバス会社の人と名乗る人がやたらWi-Fiが使えるカフェを勧めてきました(バスを降りた場所の目の前に「La Gare」という24時間営業のカフェがあります)。

ずっと話しかけてきて怪しいと思った上に、カフェについていったらチップ要求される可能性がありそうだと思ったから、僕はバス降り場の目の前にある鉄道駅で7時までいたよ!

駅までは歩いてすぐで、駅の中は明るい上に電車待ちの旅行者がいるので安全です。

短い距離ですが、怪しい人と野良犬はいました。

何もしてこなかったですが、できるだけ道の真ん中を歩いて駅まで向かいましょう。

上で書いたカフェを勧めてきた人には「今は掃除中で入れない」って言われましたが、問題なく入れました。

本当に掃除していましたが、ベンチもありますし、人も少ないので床に座ってても大丈夫だと思います。

フェズからシャウエン(シャフシャウエン)へのバス移動

バス会社CTM
(スプラトゥールのバスはない)
時間10:00~14:00
所要時間4時間
バス料金75Dh
荷物料金5Dh
※重さにより変動。前にいた人は18kgで8Dh払ってました

フェズからシャウエン(シャフシャウエン)は人気路線です。

11時発のに乗るつもりで前日にチケット購入に行ったら、満席ということで10時のチケットを購入することに(この10時発というのはハイシーズンのみの可能性があります)。

僕が乗った10時発も外国人観光客でほぼ満席だったので、フェズからシャウエンへのバスは早めに予約することをオススメします

フェズには新市街と旧市街にそれぞれバスターミナルがあります。

新市街発のバスの本数の方が多いですが、メディナは旧市街にあり、安宿もそちらの方が多いので、旧市街バスターミナルから出るバスがオススメです。

その場合、公式ホームページの出発地を「Fes」ではなく、「FES BOUJLOUD」にして検索しましょう

ただし、旧市街のバスターミナルではチケットが購入できないそうです。

また、チケット購入時には日本人が使う「シャウエン」ではなく、「シャフシャウエン」と伝えましょう。

新市街のCTMバスターミナルの場所

旧市街のCTMバスターミナルの場所

シャウエンからテトゥアンへのバス移動

バス会社CTM
時間15:15→16:40
所要時間1時間25分
バス料金25Dh
荷物料金5Dh

基本的に山道です。

現在は片道1車線の計2車線ですが、4車線に拡張する工事をしていました。

今後はもっと移動時間が短くなるかもしれません。

シャウエンのCTM・民営のバスターミナルの場所

テトゥアンからタンジェへのバス移動

バス会社CTM
時間17:00~18:30
所要時間1時間30分
バス料金25Dh
荷物料金5Dh

CTMのバスが早朝の「5:15~6:15」と夕方の「17:00~18:30」と夜の「21:30~22:45」しかありません。

朝は早すぎで、夜は治安的にオススメできません

民営バスはたくさんあるので、うまく利用すれば時間を有効に使うことができます。

テトゥアンのCTMバスターミナルの場所

テトゥアンの民営バスターミナルの場所

タンジェのCTMバスターミナルの場所

タンジェからタンジェ新港へのバス移動

時間8:20~9:20
所要時間1時間
バス料金7Dh
荷物料金なし

タンジェの鉄道駅前から「I3」のバスに乗って、タンジェ新港前まで行くことができます。

タンジェ新港からスペインのアルヘシラスへの移動は下の記事に詳しく書いています。

モロッコのバス移動まとめ

モロッコのバス移動はとくに難しいことはありません。

予定が決まっている人はCTMの予約を早めにとっておくことをオススメします。

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