世界一周に出発するんだけど、どういうバックパックがいいんだろう?
種類がたくさんあって、選べない…
この記事は世界一周のバックパックを選ぶときにどうことを重視すべきかのポイントを解説していきます。
世界一周中ずっと自分の荷物を運ぶものなので、バックパック選びはとても重要です。
ただ、世の中にはたくさんのバックパックがあり、どれを選べばいいのか迷う人も多いと思います。
僕が思う「世界一周のバックパック」を選ぶポイントは以下の通りです。
- 容量(サイズ):小さめのものを。50リットル以下がオススメ。
- 費用:値段は目安にして、フィット感を大切に(安すぎるのはダメ)
- デザイン:自分のテンションが上がるものを。
- スイッチバック(コロコロ)はオススメしない
それでは、それぞれの項目について記事の中で詳しく解説していきます。
また、メインバックだけでなく、サブバックについても書いていきます。
バックパック選びの参考にしてください。
世界一周のバックパックの容量(サイズ)は小さめのもの
まずは、世界一周のバックパックの容量について解説します。
結論としては、世界一周のバックパックの容量はできるだけ小さいものを選びましょう。
具体的には容量が50リットル以下のバックパックがおすすめです。
「バックパックは大きければ大きいほど、たくさん入るからいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、容量が大きいほどいいというわけではありません。
容量が大きければ、確かにそれだけたくさんの荷物が持ち運ぶことができますが、たくさん入ることで余計なものを入れてしまうからです。
僕がメインのバックパックとして持っているのは45リットルの容量のモノで、常に10kgぐらいの重さをキープしています。
これぐらいだと、必要なものは十分入りますし、長く歩いても負担になりません。
世界一周に持っていく荷物は少なければ少ないほどいいのは絶対です。
荷物が少ないほど、持ち運ぶ際の負担が少ないですし、パッキングをする時間が短くて済みます。
実際、旅のベテランの人ほど荷物が少ないです。
旅に必要じゃないものが分かり、本当に必要なものしか持っていないからですね。
中には小さなリュック1つで世界中を旅している人もいます。
バックパックの容量をあえて制限することで、必要なものだけを持つようになるよ!
だから、できるだけ小さいものを持っていこう。
女性のバックパックの容量は小さめにしよう
特に女性の方はできるだけ容量が小さいものを選ぶことをおすすめします。
ほとんどの女性は男性よりも筋力がないからです。
5分くらい歩くのなら、それほど負担になりませんが、世界一周にもなると長時間背負って移動しないといけない時もあります。
重いものをずっと背負って歩くことは、相当体力を削ります。
その上、体に深刻なダメージを与える場合もあります。
僕が世界一周中に出会った人の中に「世界一周旅行中にぎっくり腰になって入院した」という女性がいたよ。
筋力が弱い人が重いものを持とうとすると、足りない筋力を他の筋肉を使って無理やり支えようとするので、変なところに負荷がかかります。
そういった状態が続き、負荷が蓄積することで、腰などを悪くする原因になります。
ヘルニアなどになると、一生付きまとうことになる可能性もあるので、必要じゃないものは持たないように。
女性の方が男性よりも荷物が多くなりがちですが、女性の人ほどできるだけ容量の小さめのバックパックを選ぶようにしましょう。
世界一周のバックパックの費用
誰しも気になる世界一周のバックパックの費用ですが、「バックパックの費用はいくらぐらいがいいか」という質問には答えることができません。
なぜならバックパックを選ぶうえで、値段はそれほど重要ではないからです。
値段よりも
- 機能性
- 自分の身体へのフィット感
が大事です。
と言っても、値段は簡単な目安になります。
あまり安すぎるものだと造りが甘い場合があるので避けましょう。
値段が高ければ高いほど良いといわけではありませんが、値段が高いものはやはり背負う人の負担を軽減するために、構造やクッションがちゃんと作られています。
バックパックを購入するときは値段は単なる目安として、機能性やフィット感を大切にして選ぶようにしてください。
そして、いいものが見つかったら、ケチらずに購入しましょう。
世界一周のバックパックのデザイン
世界一周のバックパックを選ぶうえで意外と大切なのが、バックパックのデザインです。
防犯上の理由から、「あまり目立たないものの方がいい」と言われることがありますが、僕自身は「自分のテンションが上がるもの」を選んだ方がいいと思います。
バックパックが目立つものを持っていても強盗に遭わない人もいますし、その逆で真っ黒なバックパックを持っていても強盗に遭うこともあります。
「バックパックの色が目立たないからといって安全」ということはないんですね。
バックパックは盗まれない限りずっと持ち歩くものなので、自分が好きなデザインのバックパックを選ぶようにしましょう。
世界一周のバックパックにコロコロが付いたスイッチバックはオススメしない
最近は世界一周旅行者の中でもバックパックにコロコロが付いていているものを持っている人が出てきました。
バックパックとスーツケース(キャリーケース)のどちらも使えるので通称「スイッチバック」と呼ばれます。
下のようなやつです↓
「重たい荷物も転がせて運べる」と理由から選ぶ人が多いですが、僕の意見としては世界一周には「スイッチバック」ではなく、普通のバックパックの方がオススメです。
その理由は一見便利な「コロコロ」にあります。
コロコロは転がせる場所が限られている
まず、スイッチバックのコロコロは使える場所が限られています。
具体的には
- 階段
- 舗装されていない道
- ぬかるんだ道
などは転がすことができないので、そのような場所では必然的に背負わなくてはいけません。
スイッチバックは普通のバックパックよりも重いので、結果としてその分余計に疲れてしまいます。
コロコロはよく壊れる
また、コロコロはよく壊れます。
普通の道でも転がして運べば、コロコロは消耗しますし、ヨーロッパで多い石畳など歩けばなおさらです。
何度も乗る長距離バスでは、荷物の扱いは良くないところもあります
短期間の旅行であれば問題ないのですが、長期間に渡り使い続けると高確率でコロコロは壊れます。
そしてコロコロが壊れたら、スイッチバックはただの重いバックパックになってしまいます。
したがって、スイッチバックよりも普通のバックパックの方がおすすめです。
世界一周のサブバッグを選ぶ時のポイント
街歩きなどをするときに便利なサブバック。
他にも、パソコンやカメラを飛行機などに持ち込むために絶対に必要です。
僕はパソコンや一眼レフを入れるために25リットルの容量のサブバックを用意しました。
持ち物が少ない人はショルダーバッグでも大丈夫だと思います。
世界一周のサブバックを購入するときは、バッグの開き口が金属のチャックになっており、南京錠で止めれるようになっているものを選びましょう。
開き口を南京錠で開けられないようにすることでスリ対策になります。
コンパクトな折りたたみバッグがオススメ
荷物が少ない人は、サブバッグとして「折りたたみのバッグ」がオススメです。
普段はコンパクトなのに、広げるとちゃんとしたバッグになるというものです。
これだと、普段はメインのバックパックの中に入れておき、必要な時だけ広げればいいだけです。
いろんな種類が販売されているので、チェックしてみてください。
世界一周のバックパックまとめ
世界一周のバックパックを選ぶ時のポイントは、容量はできるだけ小さめのものを、値段より機能性やフィット感を大切にする。
そして、デザインは「自分がテンションが上がるものを選ぶことが大事ということをお伝えしました。
上に書いたことを参考にして、自分に合うバックパックを選んでみてください。
また、バックパックを購入する時は、ネットで購入するとしても、事前にできるだけ直接店に行って、実際に背負った後に購入するようにしてください。
バックパックは移動中ずっと背負うもの。
なので、自分の身体にフィットするかとても大切です。
実際に背負って見ないと分からないこともあるので、「直接店に行って、背負ってみる」ということが大事になってきます。
ネットの情報だけで決めずに、実際に背負ってみてバックパックを購入するようにしましょう。