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世界一周の持ち物はミニマリストを目指そう

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世界一周をする中で、持ち物は少なければ少ないほどいいです。

そのため、世界一周の持ち物は「ミニマリスト」を意識しましょう。

なぜ持ち物が少ない方がいいのか理由を詳しく説明していきます。

目次

持ち物が少ない=本当に必要なものを知っている

持ち物が少ないということは、自分にとって何が必要か必要ないかということを知っていることとイコールです。

逆に持ち物が多い人は、「何が本当に必要なのかが分かっていない」ということです。

そういう人は基本的に「捨てる」ことができない人が多く、部屋が散らかっている人も多い傾向があります。

さらに、部屋だけでなく頭のなかも散らかっているので、行動が効率的でなかったりします。

何が必要で何が必要ないかという判断をし、できるだけ荷物を少なくするようにすると、海外にいる時だけでなく人生において生きるのが楽になります。

持ち物が多いと、本当に大切なものを失う

僕はもともと荷物が多い人でした。

その原因はただ一つ「これもいつか使うかも」や「捨てるのがもったいない」と思い、「捨てる」ことをしなかったからです。

荷物が多いと、それだけ注意が分散するので、どうでもいいものにも注意が向かい、本当に大切なものに対しての注意が疎かになります

その結果、大切なモノが失うことにもつながります。

僕自身は、

  • サンダル
  • 日記
  • iPhone

などをなくしたことがあります。
それは、荷物が多かったために、外のポケットなどに入れていたことが原因です。

荷物が少なくて、ちゃんとバックに入れていればなくなることはなかったでしょう。

また、南米では夜行バスの移動中にバッグごと盗まれました。

世界一周の持ち物が少ないことで得られるメリット

世界一周に持っていくものが少ないことはたくさんのメリットがあります。

ここでは以下の大きな4つのメリットを紹介します。

  1. 体の負担が少ない
  2. 好きなことをする時間が増える
  3. 旅を楽しめる頭になる
  4. 危険回避できる可能性が高い

体の負担が少ない

持ちものが少ないことは、そのまま荷物が軽くなることにつながります。

バックパッカーであれば荷物の重さが重ければ重いほどそれだけ体への負担が増えることになるのです。

たった1kg違うだけでも移動距離が長くなると全然違ってきます。

5分や10分の移動ならそれほど変わらないかもしれませんが、それ以上に歩く時は重い分だけ負担が増えることにつながります。

移動の多いバックパッカーなら、移動をする度にそれだけ疲れてしまいます。

荷物を軽くして、移動の際にかかる体の負荷が軽減しましょう。

好きなことをする時間が増える

荷物が少ないと、好きなことをする時間が増えます。

なぜなら、自分の荷物のものから必要なものが見つけやすくなるからです。
荷物が多い人は、バックパックの中身を取り出して見つける手間がかかります。

日本人はなんと1ヶ月間で76分も探しものをしているというデータがありますね。

バックパッカーであれば、宿から宿へ移る際に、荷物が少ないとパッキングの時間が少なくなります。

荷物がパンパンだと、パッキングに時間がかかります。
荷物をきちんと入れないとバックに入りきらない人も見たことがあります。

荷物が多い人は、移動の度に準備だけで疲れるし、かなりの時間を使ってしまうね。

世界一周などの長期旅行ならば、パッキング一回に5分ぐらいしか違わなかったとしても、移動を何回も繰り返す旅人にとっては致命的。

旅の期間がながければ長いほど、その時間の累積が違ってきます。
たった5分間だけの違いでも、12回繰り返すだけで1時間もの差が出るのです。

つまり、荷物を少なくするということは同時に時間の節約にもつながり、それだけ好きなことをする時間を増やすことができるということです。

旅を楽しめる頭になる

バックパックの中身は、頭の中身を表しています。
荷物が必要以上に持っている人は、頭の中もパンパンです。

実際に人間は一つのものに対して、脳のワーキングメモリーを使うため、持ち物をたくさん持っているだけで脳のリソースを使っています。

情報を仕入れ、常に判断をしなければいけないバックパッカーは常に頭の中をできるだけ空っぽの状態が望ましいです。

それでないと、間違った判断をしたり、その時その時を楽しむことができません。

頭が空っぽだと、素早く正しい行動を取れたり、一瞬一瞬の時間を楽しむことができます。

危険回避できる可能性が高い

荷物をたくさん持っている人は、荷物の少ない人と比べて動きが鈍くなります。

それは単純に荷物の重さだけ、一瞬の動作に負荷がかかるからです。

車が自分に向かってきている時など、とっさに体を動かさないといけない場合、やはり荷物をたくさん持っている人は、その分動作に遅れがでます。

また、強盗などの凶悪犯から狙われる可能性も高くなります。

犯人側からしても、荷物が1つの身軽なバックパッカーより、荷物をたくさん抱えたバックパッカーを狙います。

理由は、後者のほうが動きが鈍く逃げられにくいですし、盗れるモノの量が多いからです。

荷物を少なくし、動きやすくすることでそれらのリスクを回避することにつながります

僕が台湾で出会った荷物が少ない旅人

僕が世界一周の一カ国目の台湾で同じドミトリー部屋にいた社会人の人は小さなリュック一つしか持っていませんでした。

滞在は1週間ぐらいと言っていましたが、それにしてもその荷物の少なさは異常でした。

その人は、社会人でしたが、少し前までは長期間世界中を旅していたバックパッカーでした。

その人も荷物は少なければいいと言っていました。

さらに、「最初は何が必要か分からないと思う。でも、心配しなくても、必要なものとどうでもいいものがわかってくるから、自然に荷物は減っていくよ。」と言われました。

まとめ:世界一周の持ち物は少なくしよう

海外でも国内でも旅行に行くと、ストレスを発散することができます。

これはいろいろなものを見たり、感じたりすることだけが理由ではなく、日常にたくさんのモノに囲まれている生活から離れ、少しの荷物だけで生活をすることとも関係していると思います。

普通の生活において、意外と必要な物はそれほどありません。
バックパックの荷物だけで生活できるものです。

時代が変わり、昔と違って「モノ」に対する価値観が変わってきました。

昔は大量生産大量消費で、モノをたくさん持っていることで豊かさを表していました。

しかし、現代ではそのような考え方は古いものとされ、段々とモノをもたないことが価値になっています。

若者が車を買わなくなったり、モノを持たないミニマリストが増えているというのは、こういう価値観の変化も1つの原因だと思います。

「Less is more」という有名な言葉があるね。

持っていることが価値があるといった考え方があるのなら、逆に持っていないことが価値があるという考え方もありなんじゃないかと思います。

本当に必要なモノだけを持って旅に出ましょう。

そのためには、本当に大切なものを見極め、いらないものを捨てなくてはいけません。

バックパックの中の荷物を減らし、最後に残ったものが本当に必要なものです。

それらは、海外にいる時だけでなく、きっと人生の中でも大切なものです。

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