バンコクには、アイスが食べ放題、コーヒー・紅茶が飲み放題の宿があります。
居心地もよく、ついつい長居してしまいます。
それが今回紹介する「De Talak Hostel」です。
バンコクで人気上昇中の宿「De Talak Hostel」
今回紹介するのは、安宿街として有名なカオサン通りとは全然違い、ものすごく静かな場所にあり、落ち着いて滞在できる宿「デタラクホステル」。
カオサン通りは市内から離れていますが、このデタラクからは市内の中心地に近く、宿のすぐ近くから出ている電車やバスに乗ってどこへでも行くことができます。
僕が自信を持ってオススメできる宿の一つです。
どこがいいのか、それぞれポイントを説明していきます。
アイス食べ放題
アイス食べ放題という珍しいサービスがあるこの宿。
冷凍庫にあるアイスを自由に食べることができます。
小さなビスケットも食べ放題で、アイスクリームにトッピングして食べると、お腹も膨れます。
しかし、このアイスサービスは平日のみなので注意してください。
コーヒーはインスタントコーヒーをお湯を注いで作り、紅茶はすでに作られてポットに入っています。
砂糖や粉末ミルクもあるので、自分の好きな味に調整できます。
追記:アイスに味のバリエーションができました
2017年11月に再び訪れた時には、抹茶味やバニラ味のアイスが置かれていました。
2年ぶりのタイ🇹🇭
そして、いつも泊まってた宿に来た。無料で付いてる食べ放題のアイス、前はココナッツ味しかなかったのに、今日は抹茶味だった。 pic.twitter.com/hKKL3DUxWx
— 佐々木昭彦@タイ🇹🇭世界一周 (@akihikouki1213) 2017年11月21日
ドミトリー部屋
ドミトリー部屋は、1部屋に2段ベッドが3つまたは、4つずつあります。
ベッド一つずつにカーテンが付けられており、それを使うことで、半個室のような状態にすることができます。
それぞれのベッドには、コンセントと電気が付いています。
部屋にはエアコンがついており、涼しくて快適です。
ロッカーも一人一つ使えるようになっています。
それぞれの部屋に小さなベランダも付いていて、洗濯物を干すことができます。
晴れていれば、洗濯物はすぐに乾きます。
洗濯機も2台あり、1回40バーツで使うことができます。
バンコクにあるランドリーサービスは「1kgにつき40バーツ」などと重さによって料金が変わるのが一般的です。
しかし、ここの洗濯機は大きく、余裕で洗濯物を1kg以上入れれるので、1回40バーツというのは経済的だと思います。
乾燥機は別にあります。
食事面
近くにクロントゥーイ市場という市場があり、夕方から屋台がいくつか出ています。
そこで買ったカオマンガイ(写真左)は30バーツ、豚肉とソーセージの乗ったご飯(写真右)は35バーツでした。
そこの屋台でも食べることができますし、持ち帰りもすることができます。
キッチンを自由に使うこともできます。
調理器具やお皿なども一通り揃っている上に、ガスコンロも自由に使っても大丈夫なので、食材を買ってきて、料理することもできます。
他にも、電子レンジやトースターやポットもあるので、簡単な調理もできます。
共同スペース
共同スペースは3箇所あります。
1箇所目がクッションがたくさんあるゆったりできるスペース。
2箇所目がアイスやコーヒーの飲める部屋。3箇所目が受付前の1階スペースです。
受付前の共同スペースは、お菓子やヨーグルト、カップヌードルなどの食べ物や飲み物をコンビニとさほど変わらない値段で売っています。
ネット環境
Wi-Fiがゲストハウス内に3つの電波が飛んでいます。
共同スペースでは速度は早いですが、4階のドミトリー部屋に行くと速度は遅くなります。
また、共同スペースにある4台のパソコンも自由に使用することができます。
荷物預かりサービス
ここのホステルはチェックアウト後でも荷物を預けることができます。
ほとんどの宿泊施設ではチェックアウトした日だけの荷物預かりサービスはありますが、チェックアウトした日以降まで荷物を預かってくれる場所は珍しいです。
しかも、3日間以内なら無料です!
アユタヤなどの近くの街に短期間行く人たちにとって嬉しいサービスです。
このサービスを利用することで最低限の荷物だけを持って行くことができます。
3日間以降は料金がかかりますが、それでも1日あたり20バーツのみ。
数日間預けてもぜんぜん高くありません。
アクセス
デタラクホステルの近くにはMRT(地下鉄)の「Queen Sirikit National Convention Centre」駅が近くにあります。
その駅から歩いて5分くらいなので、市内バスを使う場合以外はすべてMRTの「Queen Sirikit National Convention Centre」駅を目指すようにしてくだい。
カオサン通りからのアクセス
バスで行く場合は、カオサン通りからは市内バスの「47番」に乗ることでデタラクの近くまで行くことができます。
降りる場所は、バスがルンピニ公園の前の道をずっと走った後、右に曲がる場所です(下の地図参照)。
降りた場所から約10分ほど歩けば着きます。
バスの乗り方や路線については別の記事に詳しく書いているので参考にしてください。
スワンナプーム空港からのアクセス
空港からエアポートレールリンクに乗り、「Makkasan」駅まで行きます。
エアポートレールリンクには電車の種類が2種類あります。どちらに乗ってもかまいません。
「City Line(各駅停車)」に乗ると料金は35バーツで所要時間25分間です。
「Express Line(特急電車)」に乗ると料金は90バーツで所要時間15分間です。
「Makkasan」駅に着いた後は、そこから少し歩きMRTの「Phetchaburi」駅に行ってください。
そこからMRTに乗って「Queen Sirikit National Convention Centre」に行き、そこから5分歩けば到着です。
ドンムアン空港からのアクセス
エアポートバスのA1バスに乗ります(30バーツ)。
道路がすいていれば30分、渋滞時は1時間半ぐらい。
MRT「Chatuchak Park」駅前で降り、大通りに面したExit2から地下に行きます。
そのままMRTに乗ってMRT「Queen Sirikit National Convention Center」まで行き、そこから歩いて約5分歩いてください。
逆にデタラクホステルからドンムアン空港までの行く場合の行き方については下のリンクを参照してください。
南バスターミナル(Sai Tai Mai)からのアクセス
南バスターミナルから路線バスの511番(エアコンバス)に乗ります。
所要時間は渋滞状況により時間は前後しますが、だいたい1時間〜2時間ぐらいです。
ターミナル21の前のバス停で降り、MRTの「Sukhumvit」駅からMRTに乗り、「Queen Sirikit National Convention Center」駅まで行きます。
そこから徒歩5分歩きます。
ここからのアクセス
デタラクの近くにあるMRTを使えば、市内まで簡単に行くことができます。
近くのバス停から市内までは「14番」バスに乗ることで、市内に中心部であるセントラルマーケットに行くことができます。
電車やバスに乗らなくても、30分ほど北に歩くとショッピングセンターの「Terminal 21」に行くことができます。
Terminal21は、BTSの「Asoke」駅も直結しています。
ここにあるフードコートもいろんな種類の料理を安く食べることができます。
MRTに乗って「Hua Lamphong」駅まで行くと、タイ国内を走る鉄道駅である「Hua Lamphong駅」から徒歩1分です。
この鉄道を利用することでアユタヤやチェンマイまで行くことができます。
まとめ
このデタラクホステルは本当にオススメできる宿の1つです。
場所も静かな場所にありますし、バス、電車1本で中心部に移動することもできます。
以前バンコクに訪れた時は存在を知らなかったのですが、インドやネパールで会った人に教えてもらいました。
それも1人だけではなく、数人の人に。
ここのゲストハウスはだんだんと有名になっているようです。
カオサンのように賑やかな場所ではなく、落ち着いてバンコクに滞在したい方にとっては最高の場所だと思います。
おまけ:美味しいカオソーイ屋
デタラクから約20分ほど歩いた場所に美味しいカオソーイを食べることができる「カオソーイ・チェンマイ」という店があります。
カオソーイはチェンマイなど北の地方でよく食べられる麺料理です。
カオソーイはチキン、ポーク、ビーフの3種類から選ぶことができます。
値段は普通サイズが60バーツ、大盛りが80バーツです。
チキンカオソーイ
僕が行ったのは、14:30ぐらいでしたが、18時頃行くとすでに閉店していました。
日曜日が定休日です。
少し歩かないといけませんが、よければ試してみてください。
カオソーイ屋の場所