マチュピチュに観光する際に必要な情報をまとめました。
具体的には、
- マチュピチュの場所と行き方
- マチュピチュのベストシーズン
- マチュピチュ入場チケットと入場制限について
- マチュピチュ観光の持ち物・服装
- マチュピチュ観光の注意点
- マチュピチュ観光をより良く楽しむためにすること
について解説しています。
マチュピチュの観光前に読んでみてください。
マチュピチュの場所と行き方
マチュピチュはペルーの山の中にあります。
「クスコ」という街を拠点にしてマチュピチュに向かうのが一般的です。
クスコには空港もありますし、各地からバスで行くこともできます。
クスコからはまずマチュピチュの麓にあるマチュピチュ村に行きます。
マチュピチュ村までの移動手段は以下の3つです。
- 鉄道
- 車+徒歩
- トレッキング
詳しい情報は以下の記事にまとめています。
マチュピチュは標高が高いので高山病になりやすい
マチュピチュの標高は2,400mと高地です。
そのため、高山病になる人がいます。
特に気をつけてほしいのが、マチュピチュよりも標高が高いクスコです。
クスコはマチュピチュよりも標高が高く、標高3400m地点にあります。
だいたい富士山の山頂ぐらいの標高です。
マチュピチュの標高はクスコよりも低いですが、クスコを避けれずにマチュピチュは行くことができません。
そのため、マチュピチュで高山病になるというより、クスコで高山病になる人が多いです。
高山病対策をしっかりしましょう。
マチュピチュのベストシーズン
マチュピチュのベストシーズンは乾季です。
ペルーの乾季は5月から10月で、雨季は11月から4月となっています。
南米で人気が高いウユニ塩湖は雨が多いため、雨季がベストシーズンですが、マチュピチュに限っては乾季がベストシーズンになります。
雨季にもマチュピチュに行くことはできますが、土砂崩れなどで列車が運行されない場合やバスのルートが閉ざされることがあるので、日程には余裕をもつことをおすすめします。
ちなみに歌手の「ナオト・インティライミ」の名前の元となっているクスコの大きな祭り「インティ・ライミ」はクスコで毎年6月に開催されます。
インティ・ライミは、南米三大祭りの1つだよ!
6月近くにマチュピチュに行く予定がある人は、一緒にインティ・ライミの時期に合わせるのもオススメです。
ただ、6月はインティ・ライミ目的の観光客が毎年たくさんクスコに押し寄せます。
宿が埋まりやすいので、「Booking.com」や「Agoda」を使って、早めに予約しておきましょう。
マチュピチュ入場チケットと入場制限について
マチュピチュを観光するためには、事前に入場チケットを購入する必要があります。
また、数年前まではなかったのですが、マチュピチュには入場制限が設けられました。
現地でここまで厳格に行われているかは、100%言い切れませんが、参考にしてください。
2019年1月01日より「マチュピチュ遺跡」入場制限は以下のようになっています。
- 入場 6:00~7:00( 退出 10~11時 )
- 入場 7:00~8:00( 退出 11~12時 )
- 入場 8:00~9:00( 退出 12~13時 )
- 入場 9:00~10:00( 退出 13~14時 )
- 入場 10:00~11:00( 退出 14~15時 )
- 入場 11:00~12:00( 退出 15~16時 )
- 入場 12:00~13:00( 退出 16~17時 )
- 入場 13:00~14:00( 退出 17時~閉園時間まで )
- 入場 14:00~15:00( 退出 閉園時間の17:30まで )
- 入場 15:00~16:00( 退出 閉園時間の17:30まで )
最大滞在は4時間以内となっています。
マチュピチュ入場にはガイド必須?
2017年から「マチュピチュ観光にはガイドが必要」となっていますが、実際は今までと変わらず、個人でさらっと入れているようです。
ただ、いつきっちりなるか不明ですので、最新の情報を確認するようにしてください。
マチュピチュ観光の持ち物・服装
マチュピチュを観光する際に「身分証明書(パスポート)」は必ず携帯し、
- 長袖
- 帽子
- 靴
を身に着けて行くようにしましょう。
身分証明書(パスポート)
マチュピチュの遺跡に入場する際、マチュピチュの入口で、チケットの本人確認が行われます。
本人確認は、身分証明書の提示が必要なので、マチュピチュを訪れる日本人はパスポートを持っていくようにしましょう。
身分証明書はコピーのものは不可なので、ちゃんと本物を持っていくようにしてください。
長袖
マチュピチュには大量の虫がいます。
半袖、半ズボンで立ち止まると大量に虫が寄ってきて、そして、噛まれます。
噛まれた箇所は吸血された跡が残り、その箇所は赤く膨れ、ものすごく痒くなります。
その痒みは長く続きます。
長ズボンをはいていても、くるぶしを噛まれるるので靴下も長いものを履きましょう。
さらに、虫除けスプレーもあったほうがいいです。
帽子
マチュピチュ遺跡にはほぼ影がありません。
そのため、晴れているとずっと直射日光を浴びることになります。
マチュピチュは年間を通して比較的涼しいですが、熱中症にならないためにも、帽子は持っていきましょう。
また、直射日光をずっと浴びているということは、それだけ紫外線も浴びるということ。
日焼けが嫌な人は、しっかり日焼け止めを塗っておきましょう。
靴
マチュピチュは山の上にある遺跡です。
道は土のところが多いですし、階段もたくさんあります。
そのため、サンダルなどではなく、スニーカーなどの靴を履くようにしましょう。
特に、「ワイナピチュ」や「マチュピチュ」は登山です。
サンダルなどで行くと、疲労がたまるのはもちろん、危険です。
実際に毎年マチュピチュ山やワイナピチュから落下して死亡する事故は起こっています。
絶対にちゃんとした靴を履いていくようにしましょう。
マチュピチュ観光の注意点
マチュピチュに行く際に
- マチュピチュに食べ物の持込みは禁止
- トレキングポールなどの杖状のものの持ち込み禁止
- マチュピチュ遺跡内は一方通行
- マチュピチュ遺跡内にはトイレがない
ということに気をつけておきましょう。
マチュピチュに食べ物の持込みは禁止
ちゃんとルールとなっているので、外から食べ物を持ち込まないようにしましょう。
飲み物は、ペットボトルと缶の飲み物が禁止されています。
水筒などは規定されていないので、持っている人は移し替えて持っていくようにしましょう。
トレキングポールなどの杖状のものの持ち込み禁止
登山をする時に使う、トレッキングなどの持ち込みはマチュピチュを傷つける可能性があるということで持ち込みは禁止されています。
ただし、高齢の人や障害がある人の持ち込みは大丈夫です。
マチュピチュ遺跡内は一方通行
マチュピチュ遺跡の中は基本的に一方通行の場所が多いです。
至る所に一方通行を示す矢印を書いた看板が設置されています。
監視員もところどころにおり、逆走すると笛を鳴らされ注意されます。
マチュピチュ遺跡内にはトイレがない
マチュピチュ遺跡内にはトイレが一切ありません。
トイレがあるのは、マチュピチュ遺跡の入口付近のみです。
観光の前にトイレは済ませておきましょう。
マチュピチュ観光をより良く楽しむために
マチュピチュに行く前に、できるだけマチュピチュの歴史などの基礎知識を勉強しておきましょう。
また、できるだけ誰かと一緒に行くことで、より楽しむことができます。
マチュピチュの基礎知識を勉強しておく
マチュピチュに行く前にマチュピチュのことを本やネットで調べてから行くようにしましょう。
マチュピチュには面白い歴史がたくさんあります。
マチュピチュについて少し勉強してから行くのと、何も知らないで行くのとでは全然見方が変わってきます。
ぜひ、マチュピチュについての知識を少しでも頭にいれてから観光してみてください。
誰かと一緒に行く
マチュピチュに行く時はできるだけ、誰かと行くことをオススメします。
マチュピチュ遺跡だけなら1人でも楽しむことができます。
ただ、バスや途中まで電車に乗って、水力発電所からマチュピチュ村までの道を歩く場合、数時間歩くので一人で黙々と歩き続けるのはしんどいです。
誰かと一緒であれば、話しながら歩けるので、多少楽だと思います。
日本人と一緒に行きたい人は、クスコの日本人宿「Casa del Inca」や「El Puma Hostel(正確には韓国人宿だけど日本人も泊まっている)」などで一緒に行く人を探してみましょう。
僕自身はペルーの首都リマにある日本人宿「お宿桜子」で出会った人と一緒に行きました!
マチュピチュの観光情報まとめ
マチュピチュは山奥にあり、アクセスは悪いですが、とても素晴らしい世界遺産です。
今回の記事のことを頭に入れて、マチュピチュ観光を楽しんでください。