このブログでは、アルゼンチン側とブラジル側についてそれぞれ書いていますが、イグアスの滝についての情報をまとめました。
- イグアスの滝への行き方
- イグアスの滝のベストシーズン
- アルゼンチン側とブラジル側の違い
などを解説しているので、イグアスの滝に行く人は参考にしてください。
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルにまたがる世界遺産の滝
イグアスの滝は
- カナダのナイアガラの滝
- ジンバブエのヴィクトリアの滝
と並んで、世界三大瀑布の瀑布の1つでもあります。
イグアスの滝は、アルゼンチンとブラジルにまたがってある滝で、世界遺産に登録されています。
正確には、滝が登録されているのではなく
- アルゼンチンのイグアス国立公園
- ブラジルのイグアス国立公園
という滝を含んだ公園が登録されています。
イグアスの滝は、アルゼンチン側とブラジル側のどちらからも見ることができ、それぞれ違った角度から見ることになるので、楽しみ方も全然違う!
イグアスの滝の約8割がアルゼンチン側になるので、アルゼンチン側の方が施設が広く、それだけ所要時間が必要です。
イグアスの滝の場所と行き方
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルにまたがってあると言いましたが、この2つはすぐに行ける距離にはありません。
イグアスの滝がある場所と行き方を紹介します。
イグアスの滝の場所
イグアスの滝(アルゼンチン側)の場所と行き方
イグアスの滝のアルゼンチン側があるのは、アルゼンチンの「プエルト・イグアス」という街です。
プエルト・イグアスは、アルゼンチンの北側にあり、パラグアイとブラジルと国境を接しています。
アルゼンチン側のイグアスの滝へはバスに乗って行くことができます。
プエルト・イグアスのバスターミナルからイグアスの滝行きのバスが出ています。
アルゼンチン側のイグアスの滝の場所
イグアスの滝(ブラジル側)の場所と行き方
イグアスの滝のブラジル側があるのは、ブラジルの「フォス・ド・イグアス」という街です。
ブラジルと聞くと、サンパウロやリオデジャネイロのように治安が悪いイメージがあるかも知れませんが、フォス・ド・イグアスは、のんびりとした街となっています。
ブラジル側もアルゼンチン側と同じようにイグアスの滝まではバスで行くことができます。
フォス・ド・イグアスのバスターミナルからイグアスの滝まで直通のバスが出ています。
ブラジル川のイグアスの滝の場所
イグアスの滝の最寄りの空港
イグアスの滝の最寄りの空港ですが、アルゼンチン側とブラジル側それぞれあります。
飛行機で行く場合は、間違えないように気をつけましょう。
アルゼンチン側の空港は「イグアスの滝国際空港」
アルゼンチン側にある空港は「イグアスの滝国際空港」です。
アルゼンチン側の空港は、イグアスの滝とは離れた場所にあります。
そのため、空港からまずプエルト・イグアスのバスターミナルまで移動し、またバスを乗り換える必要があります。
イグアスの滝国際空港は、ブエノスアイレスから2時間の距離にあります。
日本語表記 | イグアスの滝国際空港 |
---|---|
スペイン語表記 | Aeropuerto Internacional Cataratas del Iguazu |
空港コード | IGU |
イグアスの滝国際空港の場所
ブラジル側の空港は「フォス・ド・イグアス国際空港」
ブラジル側の空港は「フォス・ド・イグアス国際空港」となります。
フォス・ド・イグアス国際空港は
- フォス・ド・イグアス
- イグアスの滝
を結ぶ路線バスの中間地点にあるので、空港から直接イグアスの滝に行くことができます。
イグアスの滝の施設に大きなロッカーがあるので、直接行っても問題ありません。
フォス・ド・イグアス国際空港までは、リオデジャネイロから2時間、サンパウロから1時間45分ほどです。
日本語表記 | フォス・ド・イグアス国際空港 または フォス・ド・イグアス – カタラタス国際空港 |
---|---|
ポルトガル語表記 | Aeroporto Internacional de Foz do Iguaçu – Cataratas |
空港コード | IGR |
フォズ・ド・イグアス – カタラタス国際空港の場所
イグアスの滝のベストシーズンは4月から6月
イグアスの滝のベストシーズンは、滝を流れる水の量が多いシーズンとされています。
水の量が多いほど、迫力がある滝を楽しむことができますからね。
そのため、雨季の影響で、水量が1番多くなる12月から2月ごろがベストシーズンとされています。
ただ、個人的には水の量だけでベストシーズンを判断して、行くのはちょっと危ないと思うよ。
雨季ということは、それだけ観光するときの天候が雨である確率が高いということ。
雨の中、撮影したイグアスの滝は写真映えしませんし、傘をさしながらの観光自体も大変です。
そこで、重視したいのが「天気」です。
イグアスの滝をより魅力的に見せる「虹」は当然ですが、天気がいい日にしか見ることができません。
そのため、イグアスの滝のベストシーズンは
- 雨季終わり
- 雨季明けすぐ
だと思います。
雨季終わりや雨季明けすぐだと水の量も多く、天気がいい日に恵まれる確率が高いからです。
したがって、イグアスの滝のベストシーズンは4月から6月だと言えます。
僕は4月にイグアスの滝をに見に行った時に1週間ほど滞在しましたが、毎日晴れて、イグアスの滝を綺麗に見れたよ。
当然、虹もばっちり見ることができた!
イグアスの滝を見るオススメの時間帯
イグアスの滝は、基本的に午前中は虹がよく見られるとされとおり、観光客も多いです。
といっても、午後であっても問題なく虹は見ることができました。
なので、それほど時間帯は気にしなくても大丈夫です。
ただし、アルゼンチン側に限っては敷地が広く、見る場所がたくさんあるので、あまり遅い時間に行くと見終わることができないので注意してください。
また、土日などの祝日は地元の人たちも来るので混みやすいです。
人混みを避けたいのであれば、できるだけ平日に行くようにしましょう。
アルゼンチン側はサマータイムがないけど、ブラジル側はサマータイム制度があるよ。
サマータイムの時期は営業時間が7:00〜17:00となるから気をつけてね。
イグアスの滝の敷地内の移動
イグアスの滝がある公園に敷地内はとても広いので、乗り物を使って移動します。
具体的には
- アルゼンチン側はトロッコ電車で移動
- ブラジル側はバスで移動
となっています。
アルゼンチン側はトロッコ電車
アルゼンチン側のイグアスの滝は敷地地内に観光客用のトロッコ電車が走っています。
敷地内には3つの駅があり、無料で利用することができます。
ゲートをくぐって、少し歩くと1つ目の駅があります。
ブラジル側はバス
ブラジル側はゲートをくぐった後にバスに乗ることになります。
チケットを購入した後に乗るもので、イグアスの滝の近くまで移動することができます。
そして、見終わった先にもバスが待っており、また入口まで帰ることができます。
バス料金は入場料金に含まれています。
イグアスの滝の楽しみ方の違い
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジル側でどのように違うのかを紹介します。
アルゼンチン側は迫力のある滝を間近で見て楽しむ
アルゼンチン側のイグアスの滝の特徴は、迫力がある滝が見れるということです。
アルゼンチン側の1番見どころとなる「悪魔の喉笛」は、見ないと分からない迫力があります。
悪魔の喉笛は、アルゼンチン側からでも、ブラジル側からでも見ることができますが、近くまで行けるのはアルゼンチン側のみです。
また、有料になりますが、滝に突っ込むボートツアーもあります。
ブラジル側は滝の全体像を見て楽しむ
ブラジル側のイグアスの滝は、「滝を遠目に楽しむ」のに適しています。
ブラジル側からはアルゼンチン側の滝も見ることができます。
滝の上を遊歩道で歩けるようになっており、迫力があります。
イグアスの滝はアルゼンチン側とブラジル側のどっちがいいの?
イグアスの滝はアルゼンチン側とブラジル側があるけど、どっちがいいの?と聞かれることが多いです。
多くの人は「アルゼンチン側の方が良かった」と言うと思います。
どちらか一方しか行く時間がないという人はアルゼンチン側に行くことをオススメします。
アルゼンチン側は悪魔の喉笛を近くから見れる、ボートツアーのアクティビティも豊富だからです。
ただ、それぞれいいところがあるので、どちらも見ることをオススメします。
そして、できるなら最初にブラジル側、次にアルゼンチン側に行くとより楽しめると思います。
イグアスの滝まとめ
イグアスの滝の情報を紹介しました。
説明したことをまとめると以下のようになります。
イグアスの滝は大自然を感じられる、とても価値のある観光地だと思います。
それぞれの記事に詳しく書いているので読んでみてください。