ポーランドからウクライナまでどうやって陸路移動できるんだろう?
ポーランドの「クラクフ」からウクライナの「リヴィウ」までバスを使って移動しました。
この記事では、
- ポーランドからウクライナまでのチケットの購入方法
- ポーランド出国審査
- ウクライナ入国審査
のことについて説明していきます。
また、分かりにくいリヴィウのバスターミナルから市内への移動方法についても書いていくので、ポーランドからウクライナへ移動する予定の人は参考にしてください。
ポーランドからウクライナまでの3つの移動手段
ポーランドからウクライナまでの移動方法は、安い順に
- バス
- 鉄道
- 飛行機
の3つの方法があります。
今回はクラクフから1番安いバスを使って、ポーランドのクラクフからウクライナのリヴィウまでのの移動方法についてに説明していきます。
リヴィウ行きのバスのほとんどが夜行バスですが、日中のバスもあります。
今回は日中に走るバスに乗って移動しました。
バスチケットを探す場合は「Omio(元Go Euro)
飛行機の場合も、ライアンエアーなどの格安航空会社を利用するとかなり安く行けます。
時間を節約したいなら飛行機一択ですね。
ポーランドからウクライナまでのバスのチケット予約・購入
バスチケットはinfo busというバス会社を利用しました。
クラクフを10:55発、リヴィウに19:00着のチケットを購入し、バス料金は13.18ユーロ(400UAH)でした。
リンク info bus公式ホームページ
チケットを決済した後に、チケットがPDF形式でメールに添付されて送られてきます。
ほとんどの宿でプリントは無料でしてくれるので、乗車前にプリントアウトしておきましょう。
僕がクラクフで宿泊した「Greg & Tom Hostel」でも無料でしてくれました。
ポーランドからウクライナまでのバス移動の流れ
ポーランドのクラクフの中央バスターミナルでバスに乗車する
ポーランドからウクライナまでのバスはクラクフの中央バスターミナルから出発します。
クラクフのバスターミナルは、国際線のバスは2階から出るので2階部分へ。
バスターミナルの待合室には電光掲示板がありますが、分かりにくいです。
インフォメーションの人にどこにバスが停まっているか聞き、「G14~G18の間のどこかに」と言われました。
チケットにはプラットホーム18と表記されていましたが、実際はG14に停車していました。
クラクフのバスターミナルの場所
ポーランドからウクライナの国境までの移動
ポーランドからウクライナ行きのバスは4列シートです。
チケットには座席番号が書かれていましたが、誰かが座っていたので他の席に座りました。
バスは空席ばかりだったので、全然問題ありませんでした。
このバスにはWi-Fiが飛んでいます。
フリーWi-Fiで、選択するだけで繋がります。
ネット速度もサクサクでYouTubeも普通に見れました!
10:55出発予定でしたが、5分遅れの11時に出発、バスは12:15にサービスエリアみたいな場所で休憩しました。
ここのトイレは無料でした。
15分ぐらい休憩した後に、バスは再び走り出し13:45にジェシュフという街のバスターミナルで停車しました。
数人の乗客が降り、新しく乗ってくる人もいて、14時になり、また走り出しました。
ポーランド出国審査
バスは15:30にポーランドとウクライナの国境近くに到着しました。
バスは順番待ちのため、エンジンを止めたり、かけたりして、少しずつ進みます。
ここの国境のポーランド側には無料のトイレがあるので、必要な人は行っておきましょう。
16:00になり、ポーランド側の国境管理官がバスに乗り込んできて、1人ずつパスポートを回収します。
パスポートの顔写真と見比べられるので、そっちを向きましょう。
パスポートは20分後ぐらいにまた一人ずつ返却されました。
パスポートには車マークがついた出国スタンプが押されているはずなので確認しておきましょう。
ウクライナ入国審査
パスポートが返却された後は、ポーランドから国境を越えてウクライナ側に進みます。
ウクライナはポーランドよりも1時間進んでいるので、時計を一時間早めましょう。
ウクライナ時間の17:30にウクライナの国境管理官によりまた一人ずつパスポートが回収されます。
この時、パスポートの顔写真と何回も見比べられました。
以下の質問を英語で質問されました。
- ウクライナは初めてか?
- ウクライナではどこの街に行くのか?
- 1人旅か?
- 旅行かビジネスか?
これはバスの乗客の中で僕のみ行われました。
僕以外の乗客はポーランド人あるいはウクライナ人だったと思われます。
質問後にパスポートは回収されました。
17:45にパスポートが返却され、無事入国審査終了。
5分後にバスはリヴィウに向けて走り出しました。
ウクライナに入国してすぐにWi-Fiが切れました。
繋がりにくいとかではなく、電波ごとありませんでした。
調べるものがある人はポーランド側で終わらしておこう!
リヴィウのバスターミナルに到着
バスは予定時刻より10分遅れて19:10にリヴィウのバスターミナルである「Stryiskyi Bus Station」に到着しました。
バスターミナルと言っても、バスターミナルの中には入らず、バスターミナル沿いの道路に停車します。
リヴィウは終点ではないので、GPSを確認しておくか、運転手か他の人に尋ねておきましょう。
トランクから荷物を取ります。
リヴィウのバスターミナルの場所
ウクライナ到着後にリヴィウのバスターミナルから市内へ移動
到着したバスターミナルからリヴィウの旧市街までは約7km離れています。
歩いていくと1時間以上は確実にかかるので、安く移動したい人はバスを利用しましょう。
バス乗り場はバスを降りた場所と同じです(上の写真の場所)。
たくさんの人がこの道沿いでバスを待っています。
バスターミナルにはフリーWi-Fiがあるので、グーグルマップで経路検索することで最適なバスの路線を知ることができます。
バス料金は4UAHです。
グーグルマップ調べたとき乗車時間は45分と表示されていたのですが、実際には30分ほどで到着。
GPSで確認しながら乗った方が良さそうです。
オフラインでも使える「MAPS.ME」や「Googleマップ」のアプリを利用しましょう。
気づくのが遅れて一駅分乗ってしまい、10分ほど余計に歩くことになりました。
9月時点だと20時になると暗いので、宿泊する宿の場所はきちんと調べておきましょう。
また、リヴィウにはスリも多いので気を付けてください。
僕自身、リヴィウで長期滞在したので、リヴィウで宿泊した安宿をまとめているので、宿選びの参考にしてみてください。
ポーランドからウクライナまでのバス移動まとめ
クラクフからリヴィウまでのバス移動は、出国審査も入国審査も楽な陸路移動でした。
夜行バスの場合は、出入国審査で混んでいて何時間も待たされることも多いらしいので、日中の移動は夜行バスを利用するよりも快適な気がします。