インドビザのレギュラービザを日本で取得する人で、東京のインド大使館または大阪のインド領事館に郵送による申請を行う人のための記事です。
面倒くさいオンライン申請を頑張って作った申請用紙を、インドビザ申請センターに送りましょう。
申請用紙とその他必要なものを郵送した後は、ビザが郵送されるのを待つだけです。
この記事ではインドビザの郵送申請について
- 料金
- 日数
- 必要書類
- 郵送方法
を解説していきます。
インドビザの郵送申請料金
インドビザの郵送での申請料金は東京のインド大使館に送るか、大阪のインド領事館に送るかで違います。
2019年8月26日にビザ申請料が「1,200円」から「900円」に改定されました。
東京のインド大使館に郵送する場合
東京インド大使館に郵送する場合は、郵送申請にかかる料金は2,250円となります。
- ビザ申請料:900円(トランジットビザのみ110円)
- 申請手数料:350円
- 返送料:1,000円
大阪のインド領事館に郵送する場合
大阪インド領事館に送る場合は、1,250円(ビザ料金900円+手数料350円)です。
大阪の場合は、東京のインド大使館に送る場合と違い「返送料」を同封する必要がありません。
その代わり、ゆうパックでの着払いとなっています。
インドビザの申請書類の郵送にかかる日数
郵送による申請で、インドビザ取得にかかる日数は約1週間です。
ただし、公式ページには、およそ15営業日程度かかると書かれています。
早めに申請するに越したことはないので、余裕を持って申請するようにしましょう。
インドビザの郵送申請に必要なものを準備する
インドビザの郵送申請に必要なものを準備します。
郵便局以外でそろえられるもの
事前に準備するべきものは
- パスポート
- インドビザ用の写真1枚
- インドビザ申請書(オンライン申請で作成したものを印刷したもの)
- インドビザ申請手数料
- インドを入出国する航空券(e-チケット)のコピー
- 前のインドビザのページのコピー(過去にインドに行ったことがある人のみ)
- 免許証のコピーまたは住民票(大阪のインド領事館に送る人のみ)
です。
パスポート
自分のパスポートを同封する必要があります。
このときにチェックすべきは「パスポートの残存有効期限」。
インドビザを取得するためには、パスポートの残存有効期間が「ビザ申請時から6カ月以上」必要です。
有効期限が6カ月以下の人は、パスポートの切り替え申請をしましょう。
インドビザを貼り付けるために、査証ページの空欄ページが2ページ以上必要です。
インドビザ用の写真1枚
インドビザ用の写真を1枚用意しましょう。
インドビザ用の写真は、50mm×50mmサイズの顔写真です。
写真はビザ申請書にのりで貼り付けておきます。
写真はしっかりと規定があり、規定通りの写真でないと、申請が通りません。
スピード写真でも規定通りだと申請は通りますが、少しでも規定に反している写真があれば申請が通らず、書類が返ってきます。
スピード写真よりお金はかかりますが、カメラ屋で証明写真を撮ると確実です。
ブログ内の「インドビザの写真のサイズや規定の解説記事」でインドビザ用の写真の規定について詳しく解説しているので、参考にしてください。
インドビザ申請書(オンライン申請で作成したものを印刷したもの)
オンライン申請をして作成した申請書を印刷したものです。
2枚つづりになっていますが、裏表印刷で1枚にまとめてはいけません。
2箇所にパスポートと同じサインをしておきましょう。
一枚目は写真の下で、2枚目は右下です。
インクが薄かったり、途中で切れていたりすると受け入れてもらえないので、注意してください。
インドビザ申請手数料
上記で説明したように、インドビザの郵送での申請料金は東京のインド大使館に送るか、大阪のインド領事館に送るかで違います。
東京インド大使館に送る場合は、2,250円。
大阪インド領事館に送る場合は、1,250円(ビザ料金900円+手数料350円)です。
インドを入出国する航空券(e-チケット)のコピー
インドに入国する航空券とインドから出国する校区件のコピーも同封して郵送する必要があります。
事前に航空券を入手し、印刷しておきましょう。
前のインドビザのページのコピー
過去にインドに行ったことがある人で、郵送するパスポートではなく、以前のパスポートにビザがある人は、インドビザのページをコピーして同封しましょう。
免許証のコピーまたは住民票(大阪のインド領事館に送る人のみ)
大阪のインド領事館に送る人のみですが、「免許書のコピー」または「住民票」も同封する必要があります。
東京のインド大使館に郵送する人は必要ありません。
郵便局で用意できるもの
上記で説明したものをすべて揃えた上で、郵便局に行き、
- 現金書留用の封筒
- 返送用封筒
- 返送用切手
の3つを購入しましょう。
現金書留用の封筒
インドビザ申請手数料を現金で同封するため、現金書留で郵送する必要があります。
現金書留で郵送するために、現金書留用の封筒を購入しなければいけません。
購入した現金書留の封筒に
- 「ビザ申請書類在中」の文字
- 送り先住所(下記で説明)
- 自分の住所と氏名
を記入します。
返送用封筒
返送用の封筒として、「長型3号」を購入しました。
何の問題もありませんでした。
返送用の封筒にインドビザの受取先となる「自分の住所」を記入しておきます。
返信用切手
インドビザを貼り付けたパスポートを返送されるための「返送用の切手」を購入します。
返送用の切手については、公式ページを見ると以下のようになっています。
パスポートの重さが100g以下の時は560円分の切手を付けた(書留郵便用切手代金)のを用意してください。重さが100gを超える場合はその重さに適した切手、封筒を更に足してください。申請書類を送る際同封してください。
パスポートの増補をした僕のパスポートでも、62gだったので、100g以上の重さになることはほとんどないと思います。
確かめたい人は、郵便局の窓口でパスポートの重さをはかってくれるように頼むとはかってくれます。
インドビザの必要書類を郵送する
インドビザの申請に必要な
- パスポート(パスポートカバーは外しておく)
- 写真1枚(ビザ申請書に貼付けておく)
- ビザ申請書(オンライン申請をして作成した申請書を印刷したもの。)
- インドビザ申請手数料
- 往復の航空券(e-チケット)のコピー
- 前のインドビザのページのコピー(過去にインドに行ったことがある人のみ)
- 免許証のコピーまたは住民票(大阪のインド領事館に送る人のみ)
- 返送用封筒
- 返送用切手
を現金書留用の封筒に以下のものを入れて、郵送しましょう。
現金書留でないと受付されないので、必ず現金書留で送ってください。
インドビザの申請書類の郵送先ですが、自分が住んでいる場所によって違ってきます。
郵送先の住所(東京インド大使館)
東京のインド大使館の管轄区である
- 北海道
- 東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)
- 関東(茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、栃木、群馬)
- 信越(長野、新潟)
- 北陸(富山、石川、福井)
- 東海(岐阜、静岡、愛知)
- 沖縄
に住んでいる人は下記のインド大使館の住所宛に郵送します。
〒102-0074
東京都千代田区九段南2-2-11
郵送先の住所(大阪インド領事館)
大阪のインド領事館の管轄区である
- 近畿(大阪、滋賀、兵庫、京都、奈良、和歌山)
- 東海(三重)
- 四国(香川、愛媛、徳島、高知)
- 中国(岡山、鳥取、広島、山口、島根)
- 九州(福岡、熊本、佐賀、長崎、大分、宮崎、鹿児島)
に住んでいる人は下記のインド領事館の住所あてに郵送しましょう。
〒541-0056
大阪府大阪市中央区久太郎町1-9-26 船場ISビル10階
インドビザの郵送申請まとめ
インドビザの郵送申請にかかる料金、日数、必要なもの、そして郵送方法について解説しました。
オンライン申請は面倒くさいですが、郵送の手続きはそれほど面倒くさくはありません。
郵送してから、インドビザを貼り付けたパスポートが返信されるまで時間がかかるので、できるだけ早めに郵送するようにしましょう。