インドビザの写真は規定が厳しいと聞いたことがあるけど、どんな決まりがあるんだろう?
あと、どこで写真を撮ればいいのかな?
インドに入国する場合、
- レギュラービザ
- e-VISA
のどちらかのインドビザを取得する場合は、インドビザ用の写真が必要になります。
またレギュラービザの場合は「プリントされた写真」が必要。
e-VISAの場合は、ネット上で申請するので、写真の画像データが必要になります。
写真の枚数は何枚も必要なく、インドビザの規定を守った写真が1枚あれば大丈夫です。
そこで、この記事では、インドの「レギュラービザ」と「e-VISA」を取得したい人に向けて
- インドビザの写真のサイズや規定
- インドビザの写真の取得方法
を解説していきます。
インドビザの写真のサイズと規定
インドビザの写真はきちんとした規定が決まっており、かなり厳しく検査されます。
提出する写真は、そのままビザに反映されるので、条件を満たしていない写真は受付されないので注意してください。
規定がたくさんあって分かりにくいので、この記事でまとめました。
まず、インドビザ用の写真の基本的な条件は
- 6カ月以内に撮影したカラー写真
- 写真用紙にプリントされたもの
- 影がない写真
- 適切な明るさで撮影している写真
- 肌の色が自然
です。
それでは、細かい規定である以下の項目についてそれぞれ解説していきます。
- 写真のサイズ
- 被写体に関して
- 背景は白(青は不可)
- 写真を撮る時の服装
- メガネに関して
インドビザの写真のサイズ
ちょっと変わっているのが、写真のサイズです。
インドビザ用の写真のサイズは「50mm × 50mm(5cm × 5cm)」のみです。
日本の証明写真ではほぼ使われない写真サイズとなっています。
また、写真全体のサイズだけでなく
- 顔の縦長が2.5cm~3.5cm
- 目の位置から写真の底辺が2.9cm~3.5cm間
という規定もあるので注意してください。
被写体に関して
次に、写真に写る被写体(本人)についての規定を紹介します。
一般的な証明写真と同じように
- 正面を向いた顔全体を撮影している写真
- 目を閉じていない、反対に口は締めている
- 顔が写真の中央で、頭の上から顎の先まで完全に写真内に入っている
ということが大事です。
髪の毛先まで入っている必要がありますが、髪が目にかからないようにしてください。
また当たり前ですが、帽子などをかぶっての撮影はダメです。
背景は白(青は不可)
インドビザの写真の背景ですが、公式ページには「背景は無地で明るい光色、または白」となっっています。
つまり、よくある背景である「青色」の背景は不可。
白系統の背景でなくてはいけないということです。
写真を撮る時の服装
インドビザ用の写真の服装は何でもいいのですが、背景が白系統になるため、白系統の服装は避けるようにしましょう。
派手な色である必要はないですが、色が濃い服装がおすすめです。
メガネに関して
メガネをかけている人は、メガネを掛けていても目が鮮明に見えている写真のみOKとなります。
そのため、フラッシュなどの光で、レンズが反射しているのはダメです。
メガネはフレームが太すぎず、透明のレンズである必要があります。
フレームで目が一部でも隠れてしまっている写真はダメなので気をつけてください。
面倒くさい人は、撮影する時だけメガネを外しましょう!
インドビザ用の写真をスマホで撮影するのはおすすめしない
インドビザの写真の規定やサイズを理解したところで、ではどうやって撮影すればいいということですが、インドビザ用の写真を手に入れる方法は
- スマホで写真を撮る
- カメラ屋で写真を撮る
の2つが一般的です。
他のビザ用の写真だと証明写真機を使う人が多いですが、「50mm × 50mm」という珍しいサイズのため、撮影できるのはごく一部の証明写真機のみ。
そのため、証明写真機でインドビザ用の写真を入手するのは現実的ではありません。
まず最初に紹介するのがスマホのカメラで撮影する方法。
スマホのカメラで撮影した写真をコンビニでプリントするサービスがあります。
そのサービスの中の「ピクチャン」というサービスを使えば、インドビザ用のサイズの写真があるので、自分のスマホで撮影してプリントすることは可能です。
ですが、インドビザ用の写真を撮るのにはあまりおすすめしません。
なぜなら、インドビザの写真の規定を厳密に守っていないと申請が通らないから。
厳しい写真の規定を条件をスマホのカメラで満たすのは難しいのです。
また、スマホ以外のデジカメや一眼レフなど自分で撮影した場合も同様で、フラッシュなどを使えばスマホより影が入ったりしませんが、自分で「50mm × 50mm」サイズに修正し、フォトショップなどで切り取る技術がある人以外は難しいと思います。
他の国のビザだと、スマホ撮影の写真でも問題ない場合でも、インドビザの写真は厳しいということを覚えておいてください。
といっても、スマホで撮影したものではダメということにはなっていないので、
- どうしても安く済ませたい
- インドビザを急いで取得する必要がない
ような人は挑戦してもいいと思います。
インドビザの写真を撮影できるカメラ屋情報
おすすめなのが、カメラ屋で写真を撮影する方法です。
失敗したくなかったので、最初からカメラ屋で撮るようにしました。
僕が利用したのは、「カメラのキタムラ」です。
カメラのキタムラ以外でも、インド大使館とインド領事館の近くにもビザ用の写真を撮影できるカメラ屋があります。
直接申請に行く人は、申請当日に行ってもいいかもしれません。
今回は、
- 東京のインド大使館近くのカメラ屋
- 大阪のインド領事館近くのカメラ屋
- 全国チェーンのカメラ屋
を1件ずつ紹介します。
東京のインド大使館近くのカメラ屋「ヒライ商会」
東京のインド大使館に申請に行く人は「ヒライ商会」というカメラ屋さんがあります。
地下鉄「九段下駅」から歩いてすぐです。
6番出口から出るようにしましょう。
九段下駅は「半蔵門線」、「新宿線」、「東西線」で行けるので便利ですね。
ここでは、インドビザ用の写真を「4枚1,080円」で撮影できます。
- 営業時間:8:00〜18:00
- 定休日:土曜日、日曜日、祝日
- 住所:東京都千代田区九段南1-5-9
(Googleマップで見る)
大阪のインド領事館近くのカメラ屋「キネヤカメラ」
大阪のインド領事館の近くに「キネヤカメラ」というカメラ屋があります。
地下鉄「堺筋本町駅」の6番出口から300mという近さです。
こちらは2枚1,000円となっています。
- 営業時間:9:30〜18:00
- 定休日:土曜日、日曜日
- 住所:大阪府大阪市中央区北久宝寺町1-7-4
(Googleマップで見る)
全国チェーンのカメラ屋「カメラのキタムラ」
東京でも大阪でもない場所に住んでいる人は、「カメラのキタムラ」がおすすめです。
全国展開しているので、日本国内だと気軽に行けると思います。
僕自身が撮影したときも、カメラのキタムラにの受付で「インドビザ用の写真を撮りたい」と伝えれると、すぐに分かってくれました。
撮影はすぐに終わり、撮影した写真が規定サイズの50mm × 50mmサイズで受け取ることができました。
また、写真のデータが入ったCD-ROMもくれました。
カメラのキタムラに土日や祝日に行く場合は、混んでいる場合もあるので、予約がおすすめです。
僕はとある日曜に行きましたが、混雑していて1時間ぐらい待ちました。
予約は公式サイトから簡単にできます。
インドビザの写真のサイズや規定まとめまとめ
インドビザ用の写真に関する規定やサイズ、撮影場所を紹介しました。
かなり厳しいので、規定をしっかり守った写真を撮影するようにしましょう。
きちんと規定通りの写真を手に入れるために、スマホよりも、カメラ屋で撮ることをおすすめします。
安くはないですが、確実です。