国際線の飛行機に乗るけど、何が持ち込みOKで、何を持ち込んじゃいけないんだろう?
没収されるのは嫌だなぁ。
この記事では、国際線の飛行機の機内持ち込み手荷物について解説します。
飛行機によく乗る人以外は、飛行機に乗る前に「どんなものが持ち込みが良くて、どんなものが持ち込みがダメなのか」という疑問を持つことが多いと思います。
国際線は国内線より機内持ち込み手荷物の規定が厳しいので、国内線と同じ感覚で乗ってしまうと、没収されたり痛い目にあう可能性も。
そこでこの記事では、国際線の機内持ち込み荷物について
- 持ち込みできる荷物の個数とサイズ
- 持ち込みできる持ち物
- 持ち込みできない持ち物
- 条件によっては持ち込みできる持ち物
について情報をまとめて紹介します。
国際線の飛行機に乗る前に、この記事を読んでチェックするようにしてください。
国際線の機内持ち込みできるサイズと個数
まず、国際線の機内持ち込みできる手荷物は
- スーツケース(リュック):1個
- 身の回り品:1個
の合計2個のところがほとんどです。
では、詳しく解説していきます。
機内持ち込みできるサイズ
メインとなるスーツケース(リュック)ですが、重量は7kg以内の航空会社が多いです。
ただ、7kgと決まっていても、あまり重量を測られることはないですね。
持ち込みできるサイズは航空会社によって違います。
明らかに規定以上のサイズの場合は、機内持ち込み手荷物にはできず、預け荷物にしないといけないこともあります。
したがって、絶対に規定内のサイズのバッグを持ち込むようにしましょう。
機内持ち込みできる個数
国際線の機内持ち込みできる個数は、飛行機会社によって変わります。
一般的には「7kg+身の回り品1つまで」というところが多いです。
この身の回り品とは、
- ノートパソコン
- 本
- カメラバッグ
- お土産の袋
などを指します。
荷物の個数は、チェックイン時だけでなく、飛行機に乗る時点での個数です。
なので、チェックイン時にバッグ1つにノートパソコンを持っている状態でも、飛行機に乗る前の免税店でお土産をたくさん買ってお土産袋が1つ増えた場合などはアウト。
合計の手荷物が3個となるので、その場で荷物を捨てたり、追加料金を払わなくてはいけないこともあります。
なので、免税店での買い物に気をつけてください。
手荷物の中に収まる量の買い物に抑えたり、お土産を買うことを見越して、機内で必要じゃないものは預け荷物に入れておこう。
手荷物が規定内を越えたら高額
チェックイン時に、機内持ち込み手荷物として持ち込もうとしていたけど、空港で重さを測ったら、規定外の重量となった場合は
- 手荷物から預け荷物に入れ替えるか
- その場で荷物を捨てるか
をする必要があります。
捨てたり、預け荷物の方もいっぱいで無理な場合は、追加料金を払う必要が出てきます。
チェックインする時にカウンターで預け荷物の重量を増やすこともできますが、チケット予約時に追加するよりも割高になってしまいます。
そのため、できる限り、空港に行く前に機内持ち込み手荷物の重さを測っておくことをおすすめします。
どうしても規定内に収まらないようであれば、事前にオプションで重量を増やしておきましょう。
国際線の機内持ち込みが禁止されているもの
続いて、国際線の機内に持ち込んではいけないものを紹介します。
具体的には以下のものになります。
- 100ml以上の液体
- クリーム(保湿クリーム、日焼け止め)
- 水分量が多い食べ物
100ml以上の液体
国際線の機内持ち込みできる液体物の規定は厳しく決まっています。
国内線だと機内に飲み物を持ち込んでも大丈夫です。
ただし、国際線の場合は、厳しく規定が決まっています。
100ml以下の液体物であれば、容器に入れた上で、ジップロックなどの袋に入れておけば機内に持ち込むことができます。
ですが、手荷物検査の段階で、100ml以上の液体だったり、ジップロックにいれていないなどの規定を守っていない場合は、その場で飲むか、没収されるので注意してください。
国際線の機内での飲む用に飲み物を準備したい場合は、手荷物検査後の免税店で購入しましょう。
それか、機内販売で買うしかないですね。
また、普通の生活の中では「液体物」だと思われない
- 日焼け止めクリーム
- 保湿クリーム
- 歯磨き粉
なども、飛行機のルールでは、水分を多く含むことから「液体物」と分類されるので気をつけてください。
水分量が多い食べ物
国際線の機内に食べ物は、「機内に持ち込んでいいものっjと「機内への持ち込みが制限されているもの」があります。
それを分けるのは、食べ物の水分量です。
簡単に言えば、水分量が少なければ持ち込みOK。
多ければ持ち込みできません。
プリンやヨーグルトなどの食べ物でも水分量が多いということで、持ち込みは制限されています。
条件次第で国際線の持ち込み手荷物に入れていいもの
続いては、本来は持ち込みが禁止されているものの、条件次第では機内に持ち込める持ち物となります。
- ハサミなどの刃物類
- カミソリ(刃体の長さが4cm以上)
- スプレー
はさみなどの刃物類
刃物類の持ち込みは基本的に禁止です。
例えば、包丁とかですね。
理由は単純で危険だから。
ただし、ハサミに関しては
- 刃体が6cm以下
- 先が尖っておらず、刃が鋭利でないもの
に関しては、機内への持ち込みができます。
文房具として一般的なハサミは、6cm以上のものがほとんどで、先が尖っているので持ち込みはできません。
持ち込めるハサミは
- 化粧用のハサミ
- 爪切り用のハサミ
- 裁縫用のハサミ
などです。
ただし、検査する人によっては、持ち込み不可と判断される場合があるので、できるだけ預け荷物に入れておくことをおすすめします。
カミソリ
ヒゲや眉毛、ムダ毛を剃るためにカミソリ。
これは、カミソリは刃体の長さによって、機内持ち込みできるか分かれます。
本体の長さなどは関係なく、
- 刃体の長さが4cm以下であれば機内持ち込み可
- 刃体の長さが4cm以上であれば機内持ち込み不可
となります。
4cm以下のモノが多いですが、できるだけ事前に長さを計測しておきましょう。
スプレー
スプレーは基本的に持ち込みOKです。
ただ、スプレーの「引火性があるもの」は持ち込みが禁止されています。
機内持ち込みに絶対するべきもの(預け荷物不可)
逆に預け荷物に入れることは不可で、機内に持ち込まないといけない荷物を紹介します。
チェックインカウンターで確認されますが、そのまま預けてしまうと没収されることもあるので、気をつけてください。
- モバイルバッテリー
- リチウムイオン電池
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは預け荷物に入れることが禁止されているので、機内持ち込み荷物に入れないといけません。
預け荷物に入れないように注意してください。
リチウムイオン電池
リチウムイオン電池は、ワット時定格量(Wh)によって決まります。
また、航空会社によっても、違うので気をつけてください。
- 160Wh以上のもの→機内持ち込み、預け荷物不可
- 100Wh以上、160Wh以下→2個までOK、預け荷物不可
- 100Wh以下→機内持ち込みできる
Wi-Fiルーターは内部にリチウムイオン電池が入っているものが多いので、預け荷物ではなく機内持ち込み手荷物に入れましょう。
国際線の機内持ち込みまとめ
国際線における機内持ち込み手荷物の情報について紹介しました。
記事を参考にして、持ち込み不可のものを機内に持ち込まないようにしましょう。