スペインの首都マドリードにあるアップルストアでiPhone SEを購入しました。
その時分かったこと、注意点などを説明します。
iPhoneを「スペイン」または「ヨーロッパ圏」で購入しようと考えている人はぜひ読んでみてください。
スペインの首都マドリードのアップルストアでiPhoneを購入する流れ
スペインの首都マドリードにはいくつかのアップルストアがあります。
僕自身はマドリードの中心部、マドリードのシンボルとなっているクマの銅像の目の前にあるアップルストアでiPhoneを購入しました。
店内は2階に分かれています。
1階部分は本体を中心に展示、販売。
2階部分はアップル製品のアクセサリーが販売されています。
iPhoneを購入する場合は、アップルストアのスタッフに
- 欲しいiPhoneの型
- ストレージ
- 色
を伝えましょう。
スタッフが新品のiPhoneを持ってきてくれてるので、会計をすればOK。
初期設定はスタッフがやってくれます。
マドリード中心部にあるアップルストア
スペイン版iPhoneのモデルは一種類
僕がアメリカでiPhoneを購入した時は4つのキャリアとノーキャリアで5つのモデルがありました。
しかし、スペインでiPhoneを購入するときは選択肢が一つしかありません。
スペインでiPhoneを購入すると、箱の中にはiPhone本体、イヤホン、充電ケーブル(EU仕様)が入っています。
ドミトリーのコンセントでは、日本からの変換アダプタが大きすぎて入らないこともありますが、この充電ケーブルがあればiPhone以外にもUSB充電のものなら問題なく使うことができます。
スペインで購入したiPhoneは日本でも使用できる
日本でiPhoneを使用する場合、「技適マーク」というマークがないと電気通信事業法という法律を違反になる可能性があります。
日本で販売されているiPhoneを含むスマホにはこの技適マークがついていますが、海外のスマホにはないものが一部あります。
しかし、スペインのiPhoneは日本でも使用することのできる「技適マーク」がきちんと入っています。
技適マークが入っているかは簡単に知ることができます。
iPhoneの設定から入り、「一般」→「認証」と進むと、それぞれの国のマークを確認できます。
僕がアメリカのアップルストアに行った時は、展示していたiPhoneはすべてそのマークがありませんでした。
スペインで購入したiPhoneの初回アクティベイトにはSIMカードが必要
iPhoneを購入し、初めて電源をつけた後、アップルIDを入力して初期設定を行う必要があります。
日本やアメリカでiPhoneを購入した場合は、アップルIDとパスワードのみで初期設定を終わらすことができるのですが、スペイン版のiPhoneでの初期設定にはSIMカードが必要です。
SIMカードがないと途中から進むことができなくなります。
僕はすぐにアクティベイトしたかったので、店員に尋ねると、無料でアクティベイト用のSIMカードを貸してくれました。
これを使えばアップルストアでアクティベイトを完了することができます。
スペインでは簡単にSIMカードを購入することができるので、アップルストアの帰り道に購入してもいいと思います。
マドリードのアップルストアの斜め前にはボーダフォンのショップがあります。
僕は翌日にそこでSIMカードを購入しました。
おわりに:iPhoneなどの高額商品を購入した人はタックスリターンの申請をお忘れなく
スペインでiPhoneを購入する流れや注意点について説明しました。
さほど難しくはないので、必要な人はぜひ購入してみてください。
最後に、iPhoneなどの高額商品を購入した人についてタックスリターンをすることによって、お得になるということを伝えておきます。
スペインをはじめEU圏内で買い物をするときには、VATという税金が自動的にかかります。
このVATは本来外国人旅行者は払う必要のないものです。
なので、一定の額以上の買い物をした後、返還制度を利用することで支払った金額が戻ってきます。
iPhoneは高額商品なので、返還制度の対象になります。
今回購入したiPhoneのタックスリターンについての手続きは下の記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。