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エルサレムからベン・グリオン国際空港へのアクセス方法(鉄道やバスがおすすめ)

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この記事では、エルサレムからベン・グリオン国際空港へのアクセス方法を紹介します。

バスや鉄道はもちろん、シェルート(乗合いタクシー)や個人のタクシーを使った移動方法も紹介します。

ベン・グリオン国際空港から他の国に移動する場合は、世界一厳しいイスラエル出国審査をパスしないと行けないため、出発の3時間前の到着が必須。
そのため、しっかりと空港までの行き方を知っておかなくてはいけません。

また、金曜日にイスラエル国内を移動する場合は、安息日「シャバット」に影響を受ける可能性もある点に注意が必要です。

目次

エルサレムからベン・グリオン国際空港へのアクセス

ベン・グリオン国際空港は、イスラエルの首都テルアビブにあります。

エルサレムからベン・グリオン国際空港までは約55km離れています。

ベン・グリオン国際空港の場所

エルサレムからベン・グリオン国際空港へのアクセス方法としては以下の4つがあります。

  1. 鉄道
  2. バス
  3. シェルート(乗合いタクシー)
  4. タクシー

この中でおすすめの移動方法は鉄道を使った移動。

以前はバスが1番おすすめの移動手段でしたが、2018年から段階的に開通した鉄道により状況が変わりました。

バスよりも1シュケルだけ高いですが、鉄道を利用した方がバスを利用するよりも早く空港に到着できます。

また、バスは道路の混雑状況によって、到着時間が遅れることがありますが、鉄道であれば、所要時間が変わることはありません。

したがって、エルサレムからベン・グリオン国際空港へまで安く移動したい人は鉄道でのアクセスがおすすめです。

日本のSuicaのような公共交通機関で使える「ラブカブカード(Rav-Kav Card)」の支払いで現金よりもお得になります。

鉄道

エルサレムから鉄道でベン・グリオン国際空港に移動する場合、「エルサレム・イツハク・ナボン駅(Yerushalayim/Yits’hak Navon)」駅から「ベン・グリオン空港駅(Ben Gurion Airport)」に乗車すればOKです。

ほぼ直線距離で結ばれた鉄道での所要時間は約30分。
乗り換えはありません。

料金は17シュケルです。

イツハク・ナボン駅は、セントラルバスターミナルの前にあります。

シェルターの役割もあるため、駅はかなり地下深くにあるので、エスカレーターを使って下に向かいましょう。

エルサレム・イツハク・ナボン駅の場所

安宿が集まっている旧市街からは離れているので、トラム「LRT」を利用して行きましょう。

トラムを使えば一律5.9シュケルで、楽に移動することができます。
トラムを利用した場合は「Central Station」駅で降りてください。

トラムは日中であれば約6分おきに乗車できます。

このブログで紹介している「Hebron Youth Hostel」に宿泊している場合は「Damascus Gate」駅、「The Post Hostel」に宿泊している場合は「City Hall」駅が最寄り駅です。どちらから乗っても所要時間は約15分ぐらい。

鉄道車両は2階建て。
シートは、真ん中が通路で両側に2列ずつある4列シートです。

エルサレムを出発してしばらくは地下を走りますが、途中から地上を走ります。

バス

バスを使った移動は、エルサレムからベン・グリオン国際空港まで一番安く行ける方法です。

エルサレムの街からベン・グリオン国際空港まで直通のバスが出ており、乗り換えなしで空港まで簡単に行くことができます。

ベン・グリオン国際空港までのバスの乗車場所はエルサレムのセントラルバスターミナルの近く。

死海の「エンボケックビーチ」などへのバスが発着するセントラルバスターミナルからではなく、セントラルバスターミナルの近くのバス停からということに注意してください。

「Central Station」駅で降りた後、バスターミナルの目の前にある道路沿いを東に170m歩くと空港行きのバス乗り場があります。
上の写真に写っている道を奥に進んでください。

ベン・グリオン国際空港までのバスは485番のバスです。

バスの時間はGooge Mapsを利用して調べることができますが、僕が乗った時は予定より20分遅れでバスが来たので時間に余裕を持ってバス停に行くようにしてください。

ベン・グリオン国際空港までのバス乗り場の場所

バスが来たら大きい荷物をバスの下に入れて、バスに乗り込みます。
バス料金は16シュケルで、運転手に直接支払いチケットをもらいます。

エルサレムを出発したバスは高速道路を走り空港に向かいます。
所要時間は交通状況によって変わってきますが、僕が乗ったときは空港まで45分かかりました。

一応1時間ぐらいかかるとみておいた方がいいでしょう。

バスの中ではWi-Fiを無料で利用することができます。

バスはまずターミナル1の前を通り、最終目的地のターミナル3に到着します。
国際便の人はターミナル3の人がほとんどだと思うので、最後まで乗車していればOKです。

自分の乗る飛行機がどのターミナルから出発するか事前に確認しておきましょう。

ターミナル1とターミナル3の間は無料シャトルバスが運航されているので、万が一間違っても焦る必要はありません。

シェルート(乗合いタクシー)

イスラエルには、「シェルート」と呼ばれる乗合いタクシーが走っています。

料金は約60シュケル。

公共交通機関より高いですが、タクシーよりは安く移動できます。

人数が集まらないと出発しないので、時間に余裕のない場合の利用はおすすめしません。

タクシー

宿から直接移動したい人、重たい荷物を持っている人はタクシーでの移動が便利です。

ただし、300〜400シュケルと、移動だけで一万円以上するので、お金に余裕がある人の移動手段となります。

複数人で移動する場合は割り勘することもできますね。

ベン・グリオン国際空港には出発の3時間前には到着しよう

イスラエルを空路出国する人は、出発の3時間前にはベン・グリオン国際空港に到着するようにしましょう。

一般的に空路出国をする場合、離陸時間の2時間前に空港に到着するぐらいでいいとされています。

しかし、イスラエルを空路出国する場合、空港には離陸時間の3時間前に到着することが推奨されています。

なぜなら、イスラエルの出国審査は他の国より厳しく、時間がかかるため、2時間前に空港に到着すると乗り遅れる可能性が高いからです。

特に渡航歴が多い人やイスラエルと仲が悪い国への渡航歴がある人は厳しくチェックされます。

人によっては別室に連れて行かれ、荷物を隅々まで見られるので注意してください。

前に並んでいる人が出国審査に時間がかかる場合も、自分にも影響するから、できるだけ早く到着するようにしよう!心配な人は4時間前の到着でもいいぐらい。

金曜日と土曜日にイスラエル国内を移動する人は安息日「シャバット」に注意

イスラエルでは、金曜日の日没後から土曜日の日没後まで公共交通機関である「鉄道」や「路線バス」が止まります。

これは、ユダヤ教の安息日「シャバット」だからです。

シェルートやタクシーに関しては、動いているものもあります・
タクシーは普段よりも割高になることも多いので気をつけてください。

エルサレムの新市街を中心に移動することができる路面電車「LRT」も金曜日の夕方から運行されません。

エルサレムは厳格なユダヤ教の人が多い街なので、しっかりと計画を立てて移動するようにしましょう。

交通機関だけじゃなく、金曜日の午後はお店なども閉まってしまうから、食料などの買い物は金曜日の午前中までに済ませておくようにしよう!

深夜便に搭乗する場合など、金曜日の早い時間に移動したくないは、一泊だけイスラエルの首都であるテルアビブに宿泊することも選択肢の一つ。

公共交通機関が動いてないのは一緒ですが、テルアビブの中心地からベン・グリオン国際空港までタクシーを利用すれば、エルサレムから乗車するよりもかなり安く移動することができます。

テルアビブ中心地からベン・グリオン国際空港までは約10kmだけなのに対し、エルサレムからだと約55kmも離れていますからね。

また、テルアビブはエルサレムよりも宗教色が薄いので、金曜日の夜でも営業しているお店があります。

エルサレムからベン・グリオン国際空港へのアクセス方法まとめ

エルサレムからベン・グリオン国際空港へのアクセス方法について紹介しました。

安く移動したいのであれば、鉄道またはバスを利用することをおすすめします。

イスラエルの出国審査に時間がかかるため、空港には余裕を持って3時間前には到着するようにしましょう。

金曜日や土曜日に移動を考えている人は、イスラエルの安息日「シャバット」に影響される点を忘れないようにしてください。

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