イスラエルのエルサレムにある安宿「Hebron Youth Hostel」の紹介です。
建物は古いのですが、エルサレムの中でも格安に宿泊することのできる宿です。
物価の高いエルサレムの中では、バックパッカーにとっては経済的な宿となっています。
立地とアクセス
Hebron Youth Hostelはエルサレムの旧市街の中にあります。
旧市街の主要な入口の一つであるダマスカス門から入って、そのまま南に歩いて約5分です。
ずっと歩いていると上に「Hebron Youth Hostel & Tea Room」と書かれた看板があるので、そこを左(東)に曲がります(上の写真)。
すると入口を示す看板があるので、そこの階段を上がれば宿になります(下の写真)。旧市街の中はGPSが乱れることがあるので、あまりGPSばかりに頼らないようにしましょう。
また、旧市街の通路は広くはなく、日中は人通りが多いので大きい荷物を持っている人はかなり歩きにくいと思います。
僕はアンマンからイスラエルに入国したときは旧市街のダマスカス門の近くが最終地だったので、すぐに宿に行くことができました。
空港から来た場合はトラムで「Damascus Gate」まで行き、そこからダマスカス門から旧市街に入ってください。
Hebron Youth Hostelの場所
部屋
個室とドミトリー部屋があります。
ドミトリーは男女共用のドミトリーと女性専用のドミトリーに分かれています。
僕が宿泊した「ドミトリールーム 男女共用 二段ベッドのベッド1台(booking.com)」という部屋はベッドの数が明記されていないこともあって、ドミトリーは2段ベッドがいくつも置いてありました。
その部屋に予約せずに来て、2段ベッドがいっぱいだった時は、追加で簡易ベッドを出してました。
空室があるのなら、「ベッド10台」、「ベッド8台」などのベッド数が明記されている部屋を選ぶことをオススメします。
無料で使える貴重品ロッカーはありません。
受付の前に貴重品ロッカーはあるのですが、有料です。
また個数が決まっているので、宿泊客が多いと使うことができません。
設備
キッチン
簡単なキッチン設備が屋上にあります。
夕食が出るので、宿泊者で利用している人は見ませんでした。
トイレ・シャワー
共用のトイレ・シャワーは同じスペースにあり、男女共用です。
右側がトイレ、左側がシャワーです。
シャワーはホットシャワーなのですが、たまに水がでます。
その場合は、スタッフに「お湯を出ない」と言えばすぐにお湯が出るようにしてくれます。
共用スペース
共有スペースは受付の1階にソファーや椅子がいくつか並んでいます。
また、屋上にも机とテーブルがあり、くつろぐことができます。
フリー飲み物としてキッチンにコーヒーと紅茶が置いてあります。
夕食(現在は中止されています)
宿には朝食が付いていませんが、夕食無料で付いています。
提供時間は18:00からです。
屋上でもらうことができます。
僕が宿泊していた3日間はいつも味付けされたご飯と肉のおかずと野菜のおかずが1種類ずつありました。
宿泊客が多かった日はご飯の後にインスタントヌードルも大量に作っていました。
あと、変わった味のジュースもあります。
ご飯の提供が始まってしばらくは、宿のスタッフの人が盛り付けてくれます。
注意してほしいのは、普通盛りがかなり多いということです。
何も言わなければ大量に盛られます。
僕はある程度盛られた後にスタッフに一度「more?」と聞かれたので「Yes!」と答えたら、尋常じゃないぐらい盛られました。
男性はともかく、ほとんどの女性からすれば普通盛りでも食べきれないかもしれません。
ご飯の量が少なくていい場合は、スタッフに盛り付ける前に少しだけでいいということを伝えた方がいいでしょう。
それか夕食開始30分後ぐらいにはスタッフがいなくなるので、好きな量を自分で盛り付けましょう
ネット環境
宿の中にフリーWi-Fiがあります。
建物の中にルーターが3つ、屋上にも1つあります。
基本的に宿のどこでもWi-Fiに繋ぐことができます。
ただネット速度は早いとは言えません。
そして、たくさんの人がWi-Fiを利用する時間はかなり不安定になります。
まとめ
物価の高いイスラエルでこの宿は最安値の部類の宿です。
さらに夕食付きなので、お金を節約することができ、他の観光費に回すことができます。
経済的な宿に宿泊したい人にはぴったりの宿になっています。
⇒「Hebron Youth Hostel」の詳細と空室確認はこちらから(Agoda)
綺麗な宿に泊まりたいという人は、僕が宿泊したもう一つの宿「The Post Hostel」もおすすめです。