トルコからジョージアまでのバスを使った陸路移動について紹介します。
出発地はトルコの「トラブゾン」。
そして、目的地はジョージアの首都「トビリシ」です。
バスは乗り継ぎ無しの夜行バスで行くことができます。
この記事では
- トルコからジョージアまでのバスチケットの購入方法
- トルコ(トラブゾン)からジョージア(トビリシ)までのバス移動の流れ
- トルコ出国審査・ジョージア入国審査
について解説していきます。
トルコからジョージアまで移動する予定の人は参考にしてください。
トルコからジョージアのトビリシ行きのバスの予約
トルコからジョージアまでのバスチケットは、トラブゾンの街中にあるメトロ社のオフィスでにチケットを予約・購入しました。
オフィスでチケットを購入するときは、「トビリシ」でも伝わりますが、トルコでは「ティフィリス(Tifilis)」と呼ばれているので、そちらの方がすぐ伝わります。
当日のバスだったのですが、問題なくチケットを買うことができました。
チケットの料金は65リラでした。
トラブゾンにあるメトロ社のオフィスの場所
バスの出発時間までトラブゾン観光できる
荷物は乗車時間までオフィスで無料で預かってくれます。
トラブゾン市内に目立った観光地はないので、バスの時間まで日帰りで行ける「スメラ修道院」に行くのもいいかもしれません。
ただし、ツアーで行くのが一般的なので、ジョージアに移動する日にトラブゾンに来た人はすぐにツアーを見つける必要があります。
時間がある人は、トラブゾンに一泊するのもいいかもしれません。
日本人に人気の安宿「Hotel Benli」はメトロ社のオフィスから徒歩2分ぐらいのところにありました。
トラブゾンの長距離バスターミナルと市内中心部との移動について
僕はトビリシに移動する当日に、メトロ社のバスを使ってギョレメからトラブゾンに移動してきました。
トラブゾンの長距離バスターミナルは市内中心部から離れていますが、メトロ社のオフィスまでは無料のシャトルバスで移動することができます。
トラブゾンの長距離バスターミナルでも、ジョージア行きのチケットを購入することはできます。
しかし、市内から離れている上に、周りに何もないので、午前中にトラブゾンに到着した人は、中心部のオフィスでチケットを購入することをオススメします。
メトロ社のバスチケットを購入すれば、トラブゾンのオフィスから長距離バスターミナルまでも無料で送迎してくれるので、余計な移動費もかかりません。
トラブゾンの長距離バスターミナルの場所
トルコからジョージアまでのバスを使った陸路の流れ
トルコのトラブゾンからジョージアのトビリシまでは約570kmの移動になります。
以下の流れで移動しました。
- トラブゾンでジョージア行きのバスに乗車する
- トルコ出国審査
- ジョージア入国審査
- トビリシのバスターミナルに到着
- メトロでトビリシ市内へ向かう
トルコのトラブゾンからジョージアのトビリシまでの経路
トラブゾンでジョージア行きのバスに乗車する
18:15にオフィスにピックアップのバンが来るということだったのですが、20分ほど遅れてきました。
オフィスからオトガル(バスターミナル)までは10分ほどで到着します。
予定時刻の19:00を過ぎて、19:20ごろにバスターミナルを出発しました。
出発直後、チケットとパスポートのチェックが入ります。
飲み物の提供がありました。
トルコ出国審査
22:30ごろ、バスはトルコとジョージアの国境に到着。
バスから降りて、バスの下に入れている自分の荷物を持って出国審査に向かいます。
トルコとジョージアの国境の場所
バスの進行方向には青く光る塔がありましたが、出国審査はその塔とは逆の方向にあります。
入口にはトルコの国旗が書かれた看板があります。
たくさんの人が並んでいます。
かなり割り込みが発生するので、体をうまく使いながら自分の場所をキープしましょう。
途中からは列ごとに鉄の区切りがあるので安心して並ぶことができます。
入口は3つ分かれており、左の2つはトルコ国籍の入口なので、日本人は一番右の入口から入ります。
自分の番が来たら、パスポートを提出します。
トルコの入国スタンプを確認されるだけです。
何も無かったら、出国スタンプが押されて終了です。
スタンプが押された後は、ジョージアの入国審査に向かって歩きます。
スタンプが押された後は、ジョージアの入国審査に向かって歩きます。
道は一本道になっており、その道をただ進むだけです。
途中に免税店があるので、何か買いたい人はこちらで購入することができます。
ジョージア入国審査
目の前が車のゲートが見える場所に出ます。
そしたら、歩行者は緑色に光るサインのある建物の中に入りましょう。
ジョージアのイミグレーションの場所
少し歩くと、緑色のサインと赤色のサインで入口が分かれているところに来ます。
このサインは税関の申告が必要か必要でないかで分かれます。
- 緑色のサインは税関に関係ない人用
- 赤色のサインは何か申告する人用
になっています。
ほとんどの人は緑色のレーンに並ぶことになると思います。
そちらに進むとすぐに入国審査の列があるので順番に並びます。
この入国審査もパスポートを渡して、スタンプをもらうだけの簡単なものです。
ただ、僕はスタンプが多く、一ページずつチェックされてかなり時間がかかりました。
無事スタンプが押されたら、そのまま出口に向かって歩きます。
途中にスタンプを確認する係の人がいました。
すごく愛想が良くて「ウェルカム」と言われました。
入国審査の建物を出ると、目の前に乗ってきたバスが停車していました。
乗客もほぼ集まっており、大きい荷物を預け、乗り込みます。
トルコとジョージアには1時間の時差があります。
したがって、腕時計を持っている人は、1時間早めましょう。
パスポートを見ると、トルコの出国スタンプは11月4日になっていたのに、ジョージアの入国スタンプは11月5日になっていました。
バスは0:50に出発しました。
すぐに「バトゥミ」に到着。
その後「タクイシ」などの街に停車しながら最終目的地のトビリシに向かい進んでいきました。
トビリシのバスターミナルに到着
バスは7:30にトビリシのセントラルバスターミナルに到着しました。
セントラルバスターミナルは、トビリシの中心地から南東方向に3〜4km離れた場所にあります。
タクシーの客引きが寄ってきますが、僕は最寄りのメトロの駅へ歩いて行きました。
トビリシのバスターミナルの場所
メトロでトビリシ市内へ向かう
トビリシのセントラルバスターミナルにから約1.5km歩き、イサニ駅(Isani metro station)に到着しました。
メトロの駅の建物の中にはATMもあり、そこでお金を降ろしました。
トビリシのイサニ駅の場所
メトロはICカードの購入が必要です。
カード自体の金額は2ラリで、乗車1回につき0.5ラリ。
0.5ラリは約20円で、どこまで乗っても同じ料金です。
僕が1泊目に宿泊したのは「Fabrika Hostel & Suites」だったので5駅目で下車。
朝早かったのですが、すぐにチェックインすることができました。
時間がない人は飛行機でトルコからジョージアまで移動するのもあり
上記でトルコからジョージアのトリビシへのバス移動について解説しましたが、飛行機移動も選択肢の1つです。
トラブゾンからトビリシは近すぎるため、余計な乗り継ぎが発生するのでおすすめしませんが、イスタンブールからだと直行便があり、飛行時間は2時間20分のみ。
航空券の価格も、通常時だと1万円以下なので高くはありません。
車酔いしやすい人や、できるだけ早く移動したい人は飛行機移動がおすすめです。
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トルコからジョージアまでのバスを使った陸路移動まとめ
トルコからジョージアまでのバスを使った陸路移動について解説しました。
トラブゾンからジョージアへの移動は長いですが、難しいことはありません。
出国の時の混雑だけ大変ですが、それだけです。
通貨に関しても、トルコの通貨がリラで、ジョージアの通貨がラリなので国が変わっても簡単に覚えることができます。
記事を参考にトルコからジョージアまで移動してみてください。