まだまだ日本人旅行客が少ないバングラデシュ。
そのため、バングラデシュに関する情報も少ないのが現状です。
そこでこの記事では、僕が実際にバングラデシュを訪れて、気をつけないといけないと思うことを説明していきます。
バングラデシュに行く予定の人は事前に読んで、頭に入れておいてください。
バングラデシュでは服装に注意
バングラデシュはイスラム教の人が多いです。
イスラム教の人たちにとって肌は隠すのが常識となっているので、たとえ外国人旅行客であっても、肌を露出した服装はよく思われません。
特に女性は、「肌は旦那以外の男性に見せてはいけない」とされているので、男性よりも肌を出さないように気をつけてください。
バングラデシュは暑いですが、薄い長袖を羽織ったり、長ズボンをはくようにしましょう。
バングラデシュでは交通事故に気をつけよう
バングラデシュの交通事情は非常に悪いです。
その証拠に、ほぼ全てのバスの側面にはひっかき傷があります。
特にダッカでの交通量はすさまじく、とても危ないです。
バスや乗用車、CNGやリキシャまで様々なものが行き交っています。
信号はあまり整備されておらず、運転手たちの運転マナーも最悪です。
とにかく自分が目的地に早く着くことばかり考えている人が多いです。
バングラデシュでは乗り物が大きい程権力があるので、バスが一番優先され、歩行者はかなり下に見られています。
道路を渡るときは、車の動きに気をつけてください。
ゆっくり動けば、車側もスピードを落としたり、当たらないようにしてくれます。
バングラデシュではぼったくりに気をつけよう
バングラデシュでは、外国人観光客が珍しいので、ここぞとばかりにぼったくってくることが多いです。
移動手段である「リキシャやCNGを利用時」やレストランでのぼったくりに気をつけてください。
リキシャやCNGを利用時のぼったくり
バングラデシュでは、公共交通機関が全然発達していません。
そのため、観光客が遠い場所へ行くときには、移動に便利なリキシャやCNG(オートリキシャ)を使うことになります。
しかし、これらの移動手段を使う時、ほぼ間違いなくぼったくってきます。
まれに現地人と同じ価格を提示する人もいますが、ぼったくりの金額は5タカ上乗せぐらいの軽いものから、適正価格の何倍もの値段を提示する人までいます。
バングラデシュ人の話によれば、リキシャやCNGを職業としている人は、基本的に教育水準が低く、所得も低いそうです。
所得を増やすには、移動料金を高くのが1番ですが、現地の人は騙せないので、数少ない外国人観光客が来ると、「チャンスだ」と思い、ぼったくってくるそうです。
また、乗車時には安い金額を提示してきたのに、目的地に着いたら、乗る時に言っていた時に言っていた価格以上を提示してくる悪質な人もいます。
その場合でも、無視して、最初の金額だけ払えば大丈夫です。
レストランでのぼったくり
僕自身もバングラデシュで初めてレストランに行った時に被害にあいました。
油断していました。
バングラデシュのレストランにはメニューを置いてない店が結構あります。
値段を聞いても、現地の人の何倍もの値段をふっかけてくる店もあるので気をつけてください。
普通の現地の人が行くようなレストランで一品を頼めば、だいたい100〜200タカです。
バングラデシュでぼったくりに騙されないための対策
CNGやリキシャなどの移動手段を使う時、レストランで食事する時にぼったくられないための対策として
- 事前に値段を聞いておく
- バングラデシュ人に話しかけて、地元価格を知る
- バングラデシュ人を味方につける
の3つがあります。
事前に値段を聞いておく
リキシャを移動する前や料理を食べる前には、料金をいくらか聞いておきましょう。
リキシャやCNGだと、目的地を言うと「分かった、とりあえず乗りな」みたいな人が多く、料金をちゃんと提示されないうちに、そのまま乗ってしまいがちです。
移動した後や、料理を食べた後に値段をふっかけられても、こちらはすでに利用していたり、もう食べ終わっているので、かなり不利な立場になります。
したがって、交通手段を利用する前、料理を食べる前にきちんと値段を聞いておきましょう。
もし、値段をふっかけられても、値下げ交渉をしたり、他のリキシャや店を利用することができます。
現地の人に適正価格を聞く
バングラデシュ人は基本的に外国人観光客に優しいです。
そのため、観光客の味方と思えばいいと思います。
「ここから◯◯までリキシャで行こうと思うんだけど、どれぐらいの値段かな?」と近くにいる人に聞けば、たいてい適正価格を教えてくれます。
年齢が上の人は英語が話せない人もいますが、若い人は流暢に話せる人が多かったです。
さらに時々、自分の代わりに値下げ交渉をしてくれます。
バングラデシュ人を味方につける
リキシャなどに値段をふっかけられたら、少し大きな声を出したり、もめているような様子をしましょう。
これは、バングラデシュ人を一気に味方につける方法です。
大声を絶対だす必要はないのですが、値段をふっかけられた時に、なにやらもめている雰囲気を出してください。
一気に人だかりができます。
基本的にバングラデシュ人は、観光客に優しいので、「この人がこんな金額を提示してくるんだ」と伝えれば、「それは高すぎだと」と交渉してくれます。
バングラデシュで気をつけることまとめ
以上が僕の思うバングラデシュで気をつけることです。
ぼったくりや交通事故に気をつけてバングラデシュを楽しんでください。