イスタンブールに行く人必読!「ぼったくりバー詐欺」の被害を避けよ!

イスタンブールはいろんな詐欺の被害にあう人が多い場所です。

絨毯詐欺、恋愛詐欺、クレジットカード詐欺などなどたくさんの種類の詐欺が横行しています。

今回はその中でも被害に遭う人の多い「ぼったくりバー詐欺」について、被害の状況、手口、注意点などを解説していきます。

毎年被害者が出るぼったくりバーの被害

イスタンブールでは毎年ぼったくりバーの被害に遭う人が多数います。
このぼったくりバー詐欺とは、旅行者が外国人旅行者を装う人にバーに誘われ、会計の時に高額な金額を請求される詐欺です

欧米人旅行者の被害も少なからずあるそうですが、日本人と韓国人の被害がダントツ多いです。
また、バーという名前ですが、実際はキャバクラのようなものなので、被害に遭う人は圧倒的に男性が多いのが特徴です。

毎年旅慣れていない短期旅行者から、旅慣れているであろう長期バックパッカーまでたくさんの人が被害にあっています。

その証拠にGoogleで「イスタンブール ぼったくりバー」と検索すると、被害に遭った人のブログがずらっと出てきます。

ブログを持っている人、そして被害をブログに書き込む人は被害に遭ったほんの一部でしょう。
つまり、どこにも情報発信していない被害者がそれよりも多数いることが想像できます

被害の多さを物語るツイートも見つけました。

ぼったくりバーは被害の手口さえ分かっていれば防げるものです。
それではどのような流れでお金を取られるのかを説明していきます。

ぼったくりバーの手口

偶然を装い近寄ってくる

「写真を撮ってくれないか」「火を貸してくれないか」と何かと理由を付けてコミュニケーションを取ろうとしてきます。
声をかけられる場所はイスタンブールの一番の観光名所「ブルーモスク」の近くが圧倒的に多いです
ただ、この時点ではそれが詐欺なのかは判断できません。

自分が歩きだして、ずっと横についてきたらアウト。
ほぼ100%、ぼったくりバーの詐欺師です。

詐欺師は軽くコミュニケーションを取った後に、「一緒にご飯を食べないか」「ベリーダンスを見にいかないか」「フェスティバルがあるから一緒に行かないか」などと言ってきて、ぼったくりバーに連れていこうとします。
人によっては、ぼったくりバーに行く前に軽食を食べる場合もあるみたいです。

ぼったくりバーで飲み食い

詐欺師に連れられてバーに行きます。
バーと言っても、隣に女の子がつく、いわばキャバクラのようなものです。
女の子はウクライナ人だとか。

この時は普通に楽しく飲んで終わります。

高額の会計

会計の時になると、トルコの物価からしたらあり得ないほどの高額の会計を提示してきます。
そして、同伴している人と折半することになりますが、かなりの確率で同伴している人のクレジットカードが使えなかったり、「後で返すから先に俺の分も払ってくれ」というように多めに出すように言われることが多いです。

基本的に普通の旅行者が持っている現金よりも高額なので、その場合は、ATMに連れていかれて現金を降ろされられます。
または、クレジットカードを使って会計させられます。

会計の時には、ヤクザのような怖くてガタイのいい人が出てくるので簡単には逃げられないそうです。
こうやって旅行者は大金を取られます。

お金を取り返す人もいる

後日お金を取られたことが「詐欺」だと分かった人たちの中には、お金を取り返しに再びぼったくりバーに行く人もいます。

被害者一人で行った場合は取り合ってもらえないことがほとんどなので、現地の警察についてきてもらうのが一般的です。

ただ、お金を全額取り返すことはほぼ不可能で、交渉も自分でする必要があります。
大使館に頼んで、通訳を雇うことも可能ですが、2万円ぐらいします。

実際に取返しにいた人もブログに書いています。

イスタンブールで日本人がターゲットになる理由

日本人がぼったくりバー詐欺のターゲットになっている理由はいくつかあります。

なんで毎年多くの日本人が海外で騙されるのか」でも書いていますが、日本人が狙われる理由の一つは「日本人は金持ち」と思われていることです。

日本人の旅行者は働いている人だけでなく学生もほぼ100%クレジットカードや国際キャッシュカードを持っているで、その場で現金を持っていなくてもお金を取れることを知っています。

他にも、「日本人は他人を疑うことなく信じやすい」ことが挙げられます。
詐欺師たちは簡単な日本語や、「昔働いていた」と言ってきて、日本の企業の名前などを言ってきます。
こうやって日本との関わりを示してきて警戒心を緩めようとしてきます。

そして、日本人は断ることも苦手です。
「Noと言えない日本人」と言われるように、日本人の「和」を大切にする文化から、相手を強く拒否することがダメだと思ってしまいます。
ぼったくりバーに行く前に、軽食に連れていきおごってくれるのも、「恩は返さなければいけない」という心理を利用しようとしているのでしょう。

「現地の人との交流」というキラキラとしたものを求めているという背景もあります。

今はテロのイメージのせいで日本人観光客は激減していますが、それまでトルコは人気の観光地でした。
その時に日本人を騙すノウハウが蓄積されたのでしょう。

ぼったくりバー詐欺に騙されないための対策

ぼったくりバーの被害にわないようにするためには、「知らない人を簡単に信じ、ついて行かない」が一番の対策になります
ついていかなければ騙されることはありません。

他には、詐欺師が最初に質問をたくさんしてくるので、その時に「日本人だと答えない」、「職業は警察だという」、「イスタンブールで長く働いている」など何でもいいので詐欺師が騙そうとしてこないように嘘をつく。
質問に答える必要もないので、そもそも無視すればいいのですが。

僕は話しかけられても、「No English No English」と言って歩くのを止めません。

おわりに

僕は他の国で、イスタンブールで実際にぼったくりバーの被害に遭った人に直接注意されていたので、話しかけられてもついていくことはありませんでしたが、「ぼったくりバー」という情報を知らなったら騙されていた可能性もあります。

この記事を読んだ人は、飲みに誘わても絶対についていかないようにしてください

僕が宿泊していた「Agora Gusethouse」には、イスタンブールに住んでいる日本人のボランティアの人がいて、かなり注意されました。
またその人が作った、イスタンブールで注意するべきことをまとめたファイルがあったので、Agora Guesthouseに宿泊する場合は目を通すようにしてください。

イスタンブールの安宿「Agora Guesthouse」

2017.11.19
ぼったくりバーは詐欺の一つの種類でしかありません。
外務省のホームページには他の詐欺にも書かれているので読んでみてください。

リンク外務省 海外安全ホームページ「トルコ|安全対策基礎データ」