チリの首都サンティアゴからアルゼンチンでワインの有名なメンドーサまでのバス移動について解説します。
チリからアルゼンチンまでバスを使って、陸路で行く方法になるので、入出国手続きもあります。
この記事では
- サンティアゴでのバスチケットの購入
- バス移動の流れ
- チリ出国手続き・アルゼンチン入国手続き
- メンドーサに到着後
について書いていきます。
チリからアルゼンチンまでバス移動する人は参考にしてください。
サンティアゴからメンドーサ行きのバスチケット購入
メンドーサ行きのバスチケットの購入場所
サンティアゴからメンドーサ行きのバスチケットは当日でも購入することができますが、前日までに購入しておく方がいいです。
当日だとバスによっては満席の場合もあるからです。
バスチケットを安く購入するためには、サンティアゴの長距離バスターミナルに行って購入しましょう。
バスターミナルはいくつかありますが、メンドーサやペルーやボリビアなどの他の国の都市、サルタなど北に行く長距離バスチケットを販売しているのは「Terminal de buses Santiago」です。
サンティアゴのバスターミナル
いろんなバス会社と比べて購入しよう
バスターミナル内にはたくさんのバス会社が並んでいます。
値段や時間帯がバス会社によって違うので、いくつかのバス会社を回りましょう。
僕が聞いたところによると、時間帯は
- 7:30
- 7:45
- 8:30
- 8:40
- 10:00
- 10:30
- 13:00
- 13:40
- 21:00
- 21:45
がありました。
ただ夜発だとメンドーサに着くのが深夜になるのでオススメしません。
値段は一番安いのが20,000ペソ(セミカマ)で、ほとんどのバス会社は22,000ペソでした。
カマクラスにすると値段が上がりますが、僕が聞いた中にはプロモーション価格で23,000ペソでカマのものもありました。
いろいろ考えた結果、大手バス会社である「turbus」に決めました。
出発時間は朝8:40、バス料金は22,000ペソでした。
サンティアゴからアルゼンチンの国境へバスで移動
出発当日メトロに乗って「Universidad de Santiago」駅で降り、バスチケットを購入した「Terminal de buses Santiago」ではなく、隣にある「Terminal de Buses Alameda」というバスターミナルに行きます。
Maps.meのアプリだと別々に表示されていますが、グーグルマップだと同じところとして表示されます
バスのプラットホームはたくさんあるので、電子掲示板を見て、自分が乗るバスが何番から出発するかを確認します。
バスは予定時刻通りに出発しました。
出発するとお菓子とコーヒーを配ってくれました。
サンティアゴからメンドーサに向かう道は基本的に山道です。
とても雄大な山を見ながらの移動になります。
チリ・アルゼンチン出入国手続きは一緒の場所で行われる
サンティアゴのバスターミナルを出発して3時間後、バスはチリとアルゼンチン国境に到着しました。
出入国審査はバス一台ごとに行われるので、バスの中でしばらく待機します。
この国境には無料のトイレが男性用と女性用どちらもあるので、その待ち時間に行っておきましょう。
自分の車で出入国手続きをする人はこちらに進みます。
バスの乗客はトイレを過ぎて、壁沿いに進みます。
上の写真の奥側に行くと出入国審査のブースがあります。
チリ出国手続きとアルゼンチン入国手続きは同じ場所で行われます。
基本的にバス一台ごとに審査に向かうので、何時間も並んで待つということがないので楽です。
チリの出国には必ずPDIという入国時にもらうレシートみたいなものが必要です。
ブースに行くと、パスポートとチリ入国の時にもらった「PDI」を渡します。
僕の出入国審査では特に何も質問されませんでした。
その代わり、担当した係員の人は「オージャパン」「スーシー」「デリシオソ(美味しい)」と言ってきてきました。
何も問題なければ「アルゼンチン入国スタンプ」がパスポートに押されます。
この時点で90日間のアルゼンチン滞在が許可されたことになります。
ただ「チリ出国スタンプ」をもらえなかったので不安だったので、バスの人に聞いてみました。
「一つのスタンプだけで問題ない」と言われたので大丈夫みたいです。
乗客全員の入出国手続きが終わり、バスに集まると荷物検査に向かいます。
預け荷物はバス会社の人と国境の係員がエックス線検査機を使って荷物検査を行います。
乗客は手荷物を持ち、一列に並び手荷物検査されます。
この手荷物検査はかなり適当で、ろくに見られずすぐに終わりました。
チリ・アルゼンチン国境からメンドーサへバス移動
出入国審査に約1時間費やしました。
そして、国境を出発した後はまたバスは山の中を走り出します。
景色がいいので、窓の外を眺めていても飽きません。
メンドーサに到着
サンティアゴを出発して7時間後、バスはメンドーサのバスターミナルに到着しました。
メンドーサのバスターミナルはUの字になっていて、大きいバスターミナルです。
メンドーサのバスターミナル
僕はそこから歩いてすぐのところにある「Savigliano International Hostel」に行きました。
その後、「Hostel Estacion Mendoza」という宿に移動しました。
どちらの宿も良かったです。

サンティアゴからメンドーサまでのバス移動まとめ
サンティアゴからメンドーサまでのバス移動について紹介しました。
特に難しいことはない陸路移動です。
バス移動の際には「PDI」を持っていくことだけ注意していればOKです。
メンドーサはワインで有名な街です。
バスで行ける「マイプー」という街では自転車でワイナリーを巡るという体験ができるので、ワインが好きな人はぜひしてみてください。

