チチカカ湖に面している「コパカバーナ」からボリビアの事実上の首都「ラパス」へのバス移動について説明していきます。
バスだけでなく、一部ボートを使った移動になります。
コパカバーナからラパスへのバスチケット購入
コパカバーナの街のバスチケットを取り扱っている店は同じ通りに集まっています。
僕はその通りの角にある「TITICACA BUS」を選びました。
大手バス会社で安心だと思ったからです。
チケットを購入した場所
このバス会社は、ペルーのプーノからボリビアのコパカバーナまで来た時にも利用しました。
チケットの価格は40ボリビアーノ。
ラパス行きのバスの中では高い方だと思います。
ラパス行きのローカルバスもある
もし、価格を抑えたい場合は、ローカルバスを使うのが一つの手です。
小さなバンでの移動になりますが、観光バスと違ってかなりの頻度でバスがあります。
また、地元の人が使うバスなので、価格も低いです。
僕がチケットを購入したオフィスの前にある広場近くで呼びかけをしていたので行けばわかります。
ラパス行きのバスに乗車する
出発当日、バスの発車時間の30分前にオフィスに来るように言われていました。
オフィスに着くと、すでにバスが停車しており、乗車する人を名簿で確認して乗せていました。
バスは時間通り出発し、ラパスへと向かいました。
バスの乗車場所
バスごと川を渡る
バスがコパカバーナを出発して、約一時間後、バスは川の前で停車します。
乗客は全員降りなければいけません。
バスが川を渡るためです。
この川には橋がないので、バスの乗客を全員降ろし、船でバスと人を別々に向こう岸に送ります。
貴重品以外の荷物はそのままバスに置いてても大丈夫です。
ボート乗り場の場所
ボートのチケットを購入する
乗客は川を往復するボートに乗る必要があります。
このボートの料金は2ボリビアーノです。
ボート料金を支払うと、小さなカードがもらえます。
そして、ボートの乗船場所に行くと、この小さなカードは回収されます。
川岸でバスに再び乗車
ボートに乗って向こう岸に渡った後は、自分が乗ってきたバスに再び乗り込みます。
道に沿って歩いて行けばバスは停車しているはずです。
自分が乗ってきたバスを間違えないようにしましょう。
ボート降り場の近くにはトイレと小さな商店がいくつか並んでいます。
ここを出発すると一度も停車せずにラパスのバスターミナルに向かうので、お腹が減っている人は何か買ったりしときましょう。
ラパスの長距離バスターミナルに到着
コパカバーナを出発して4時間半後にバスはラパスの長距離バスターミナル「Terminal De Buses Lapaz」に到着しました。
ラパスの長距離バスターミナルの場所
ラパスの長距離バスターミナル、または周辺地域は治安が悪いです。
僕自身は宿までかなり周囲を警戒しながら、できるだけ大通りを歩いていき、無事宿にたどり着きました。
早朝に着いた場合は、バスターミナルで時間をつぶして日が出て、人が活動するような時間になった後にバスターミナルを出るようにしましょう。
日が暮れた後に到着した人は、タクシーの利用をオススメします。
ラパスでは「Hostal Austria」という宿に泊まりました。
日本人には他に「Hotel Milton」という宿が人気です。
コパカバーナからラパスへのバス移動まとめ
コパカバーナからラパスへのバス移動は時間も短く簡単です。
バス一台がボートに乗せられて川を渡るという珍しい光景もこのバス移動では見ることができます。
さらに、見どころなのが、バスの右端の席に座った場合に見れるラパスの景色です。
ラパスは標高の高いところには貧しい人が住み、裕福な人は標高の低いところに住んでいます。
それを表すかのように、すり鉢状になった町の下にビルがたくさん建っており、不思議な景色を見ることができます。