ウユニ塩湖に行く前に知っておきたい基礎知識まとめ



世界中には絶景と呼ばれる景色がたくさんありますが、その中でも圧倒的に知名度も人気もある「ウユニ塩湖」。

鏡張りになっているウユニ塩湖の写真はとても幻想的で、毎年たくさんの日本人が実際に訪れます。

でも実際、写真を何回も見ている人であっても、実際にウユニ塩湖についてちゃんと知っている日本人は少ないです。

そこで今回は「将来いつかウユニ塩湖に行きたい」と思っている人に向けて、ウユニに行く前に知っておきたい情報をまとめてみました。

ウユニ塩湖の基礎情報

日本で上の写真を見せて、名前をを尋ねるとほとんどの人が「ウユニ」と答えると思います。

しかし正確には「ウユニ」という名前は地名の名前であって、正しく答えるとするならば「ウユニ塩湖」になります

スペイン語でもウユニ塩湖を「Salar de Uyuni」と表記します。
Salarはスペイン語で塩という意味です。
その名の通り、ウユニという地方にある塩でできた湖なのです。

ウユニ塩湖は南北に100km、東西に250kmの幅があり、その面積は約1,200㎢ともなる広大な湖です。
日本で一番大きい湖である琵琶湖の面積が670.4 km²なので、ウユニ塩湖の面積は琵琶湖の約18個分になります

ウユニ塩湖の場所

まずウユニ塩湖がどこにあるか知っていますか?
ウユニ塩湖のことは知っていても、どこにあるのか知らない人は多いと思います。

ウユニ塩湖は南米のボリビアという国にあります
ボリビアは南米の真ん中あたりに位置している国です。

ウユニ塩湖の場所

ボリビアは南米の中でも貧しい国で、インフラが整っていない場所が多いです。

南米を旅しているバックパッカーは適応できるかもしれませんが、日本から来た人は不便に感じることが多いかもしれません。

ウユニ塩湖を観光するためには、ウユニという街を拠点にして、ツアーに参加して観光するのが一般的です

ウユニ塩湖とウユニの街は離れているので、車やバイクもしくは自転車を持っている人以外はツアーに参加する必要があるということを覚えておいてください。

ウユニ塩湖観光には「穂高ツアー」を利用しよう

2018.01.13

ウユニ塩湖の歴史と成り立ち

ウユニ塩湖はもともと塩湖ではありませんでした。
塩湖になったのは現在ボリビアの西側にあるアンデス山脈が原因とされています。

そのアンデス山脈はかつて海の中にありました。
しかし、隆起した際に、塩分を大量に含んだ土地が持ち上げられました。

そして雨や雪が降ることで、その含まれていた塩分が流れ、今のウユニ塩湖の場所に貯まったとされています。

塩分がその場所に貯まったのは、「世界一平らな場所」と呼ばれるほどウユニが平らだったからです。
ウユニ塩湖は広大な面積を持ちながら、高低差がたった50cmしかありません。

そのような要因が重なって今のウユニ塩湖ができました。

かつて海底にあった塩分が、今では標高3,700mもの高さに移動した上に、ちょうど平らな土地があったことにより、幻想的な景色を作り出すようになった、ということです

ウユニ塩湖への行き方

ボリビアの首都ラパスからウユニに行く

夜行バスでウユニに行く

ボリビアの主都ラパスからはバス1本で行くことができます。

バックパッカーが一番利用する交通手段になります。

ただし、移動時間は約10時間で、道路の舗装状態も良くありません。
また、ラパスからウユニの夜行バスは盗難被害が少なくないので、貴重品の管理には気を付けてください

バスのグレードを上げることで安全度は上がります。

そもそもラパスは治安が良くない都市です。
人通りが少ない早朝や夜間にはバスターミナル付近で首絞め強盗などが起こる可能性があるので、バスに乗る前も気を付けてください。

電車でウユニに行く

その他にもウユニには鉄道駅があるので、電車で向かうこともできます。

ただし、首都のラパスとは直接線路が繋がっていないので、一度オルーロという街までバスで移動して電車に乗る必要があります

オルーロからウユニの電車から見える景色は綺麗と有名です。
そのため、直前の予約だと満席になっていることが多いです。

電車は毎日走っているわけではなく、曜日によって電車の種類が変わります。

電車の予約は下のリンクからすることができます。

リンクウユニへの電車予約はこちらから

飛行機でウユニに行く

ラパスからウユニへは飛行機が就航しています。

バスや鉄道よりは料金が高くなりますが、短い時間で楽に移動することができます。

ボリビアの他の町からウユニに行く

ラパス以外の地方都市からもウユニに行くことができます。
鉄道は走っている場所が限られているので、バスを使ってウユニに行く人が多いです。

僕は鉱山で有名な「ポトシ」という街からウユニの街へバスで行きました。

ポトシからウユニへのバス移動情報

2017.01.26

隣国からウユニに行く

ボリビアと国境を接しているのはペルー、チリ、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルの5か国です。
どの国からも陸路でウユニに行くことができます。

この中ではチリとペルーから行く人が多いです。
チリからだと、アタカマからウユニへの3泊4日のツアーを利用して行くのが一般的です。

ペルーからはウユニへの直行のバスはないので、ペルーのクスコやプーノからコパカバーナを経由するバスに乗って、ラパスに向かいましょう。

コパカバーナからラパスへのバス移動

2017.01.20
アルゼンチンからは、ボリビアと接している町「ラ・キアカ」に行きます。そこからボリビア側の「ビジャソン」に行き、列車またはバスに乗ってウユニに行きます。

パラグアイからウユニに向かう場合、パラグアイの首都アスンシオンからボリビアのサンタクルスという街に移動するバスがあります。

ただし、この2つの街を結ぶ道は南米一の悪路と呼ばれるぐらい、道の状態が悪いです。

バスに問題なければ24時間、よくあるエンジントラブルに見舞われた場合は40時間ほどかかることもあります。

サンタクルスに入ってもウユニまではバスを乗り継ぐ必要があるので、体力を使う移動になることは間違いでしょう。

ブラジルもボリビアと国境を接していますが、パラグアイを通っていくルートが一般的です。

日本からウユニに行く

日本から行く場合、日本からウユニへの飛行機の直行便はありません。

近隣の国に到着した後に陸路で行くこともできますが、一番早く行く方法はラパスまで飛行機で行き、再度ラパスからウユニまで飛行機を利用して移動する方法です。

ウユニに行く際は高山病に注意

ウユニ塩湖の観光の拠点となるウユニの街は標高3,700mという高地にあります。
日本で一番高い富士山の標高は3,776mなので、ほぼ富士山の頂上と同じ高さにあります。

そのため、ウユニの酸素濃度は平地よりも低く、ウユニに陸路で向かう途中やウユニに飛行機で到着してから高山病になる人がたくさんいます。

水分をこまめに取る、移動日前日はしっかり睡眠をとっておく、高山病予防の薬を飲んでおくなどのことはしておきましょう。

高山病になった場合は無理をせず、しっかり休みましょう。

ウユニ塩湖のベストシーズンは雨期の12月~3月

ウユニは雨の降る雨季と雨がほとんど降らない乾季に分かれています。
この雨季と乾季で楽しむことのできる景色が変わってきます。

ウユニ塩湖で有名な鏡張り。
これは地面に雨がたまることで見ることができる景色です。

つまり、ウユニ塩湖の鏡張りの景色を見たいのならボリビアの雨季に行かなければいけません

雨季は年によって、多少の前後がありますが、ボリビアの雨季は12月から3月ごろになります。
逆に乾季は雨が貯まることがないので、ウユニ塩湖は白い台地になります。

水が貯まると言っても深く貯まることはないので、車はもちろん、自転車なんかでもウユニ塩湖を走ることができます。

雨季と言っても毎日雨が降るわけではありません。
雨が降らない日が続くこともあり、その場合は雨が降るまで待つ必要があります。

よく言われるのは12月と1月は雨期に入っていないことがあるので、鏡張りが見れないかもしれない。
2月は本格的な雨季のため、大雨の日が多い。
3月が比較的安定して、ウユニの鏡張りが見えるようです。

2017年だと、12月末に雨が降り始め、僕が行った1月末にはたまに雨が降るような状況でした。

2月には土砂降りの日が多かったらしく、ウユニでは長期滞在する人がたくさんいたそうです。

雨期でも白いウユニ塩湖は見れる
上記で鏡張りを楽しむには雨季、白い台地を楽しむには乾季と説明しましたが、雨季であっても白い大地を見ることはできます。

また、乾季であっても限られたスペースに水がたまっているので、一応鏡張りの写真も撮ることができます。

ウユニ塩湖の鏡張りが好きなのは日本人と韓国人

ウユニ塩湖と聞いて、ほとんどの人がイメージする鏡張りの景色。

この鏡張りの景色は現像的なので、全世界の人が雨季に来ると思いきや、そうではありません。

ウユニの鏡張りの景色が好きで雨季のウユニに来る人は日本人と韓国人が多いです
もちろん他の南米の国や欧米から雨季に行く人もいますが、それほど多くありません。

そのため、雨季のウユニは日本人と韓国人であふれるかえります。
ウユニのベストシーズンである12月から3月にはウユニの街に日本人と韓国人がたくさんきます。

世界一周などをしている長期旅行者も鏡張りに合わせてボリビアに来ますし、働いている社会人の短期旅行者の鏡張りのウユニを目指して集まってきます。

さらに、1月後半または2月初旬から3月末にかけては日本の大学生の春休みでもあるので、同様にウユニに学生が集まります。

綺麗なウユニ塩湖の写真を撮ることは運が大きく左右する

僕自身は昼に1回、夜間に1回の計2回でどちらも綺麗なウユニ塩湖を見ることができ、写真も綺麗に撮ることができました。

しかし、人によっては数日から1週間以上待つ人もいます。
僕が行った時も「今日が1週間のうちで1番綺麗だよ。ラッキーだね。」と言われました。

はっきり言って、ウユニの写真を綺麗に撮影しようと思ったら「運」が必要です。

青空の写真を撮るには「雨」と「風」

ウユニの代表的な写真である、青空が鏡張りに移っている写真。

あのような写真を撮ろうと思ったら、いろんな条件が整わなくてはいけません。

まず、青空に反射するウユニ塩湖の写真。
これには大前提として、水が貯まっている状態でなければいけません

雨季だと雨が降る日は多いですが、年によっては一定期間降らないこともあります。

また逆に雨の日が続くこともあり、こうなると青空ではなく曇り空しか撮れない上に、かなり寒くなるので、ウユニ塩湖を楽しめないという状況になります。

雨が降っていても、重要なのが「風」です。
ウユニ塩湖は風が強い日がたくさんあり、風を遮るものが周りに何もないです。

そのため、風が吹いていると水面が揺れ、綺麗な写真を撮ることは難しくなります
そして、ものすごく寒くなります。

そのほかにも雨が貯まっていて、風が吹いていなかったとしても雲が多すぎても綺麗な写真を撮ることができません。

ウユニの星空を撮影したいなら、新月が狙い目

青空の鏡張り写真と同じくウユニのもう一つの絶景として有名なのが、星空が水面に反射している景色。

星空に包まれていて幻想的な写真になります。

この景色はいつでも見ることができることはできません。
なぜなら、星を綺麗に撮影するためには、月の明かりの影響が大きいからです。

月が大きく、空が月明りで照らされると、星の光が見えにくくなります。
そのため、星空を綺麗に撮影したい人は月が小さくなる新月を狙いましょう

新月は約1カ月に1回です。
ウユニの月の満ち欠けを表示しているカレンダーがあるウェブサイトなどを参考にしてウユニに行く日程を決めましょう。

もちろん星空の写真であっても、雨が降っておらず、風も吹いていない状況が必要になります。

また、雨が降っていなかったとしても雲がかかっていると星空が反射する光景を見ることができません。

まとめ

ウユニ塩湖のことについて分かってもらえましたか?

ウユニ塩湖は日本から遠く離れ、アクセスもいいとは言えませんが、一生のうちに一回は見ておくべき景色の一つです。