世界一周行くけど、どのようなルートにしようかな?
そもそも、どうやって決めればいいんだろう?
世界一周をスムーズに行うためには、大まかなルートを決めておくことはとても重要です。
でもどうやって決めるのか分からない人も多いでしょう。
そこで、この記事ではどのようにルートを決めればいいのか、5つのステップに分けて紹介します。
世界一周のルートを決める時は、まず以下の5つを決めることが大切です。
- 行きたい場場所
- 優先順位
- 順番
- 滞在期間
- 予算
記事内では、ルート作成に役立つツールなども合わせて紹介します。
世界一周のルートについて悩んでいる人は読んでみてください。
世界一周ルートの作成にはマイマップを活用しよう
世界一周ルートを作成するにあたって、マイマップを使うことをオススメします。
マイマップを使えば、自由にGoogleマップ上にマーカーを設置したり、ルートを作成できるからです。
使い方は「マイマップの解説記事」にまとめているので、ぜひ使ってみてください。
世界一周中に行きたい場所を決める
世界一周ルートを作成するにあたって、まずは自分が世界一周の中で行きたい街や世界遺産などをピックアップしましょう。
いろんな人のブログや、世界遺産を紹介している本などを読んだりして決めていきます。
頭の中だけで終わらさずに、とりあえず「行きたい」と思ったところを全て書き出すことが大事です。
個人的には「WONDER SPOT 世界の絶景・秘境100」という本がオススメです。
世界中の観光地が写真付きでたくさん紹介されており、「どこの国にあるのか」やベストシーズンなども説明されているので計画が立てやすいです。
このブログでもいくつかの観光地についての記事を書いているので、参考にしてください。
行きたい場所の優先順位をつける
行きたい場所をすべて書き出した後は、それぞれに優先順位をつけていきます。
世界一周の期間があらかじめ決まっている人は、書き出した場所に全部行くことは時間的に無理な場合があるからです。
また、計画していた以上にどこかの国での滞在が延びたり、帰国する日が早まったりして世界一周する時間が減った時に、この優先順位を決めておくと、どこを削ればいいかを簡単に決めることができます。
したがって、以下のように行きたい度合いをそれぞれランク付けしましょう。
- 絶対に行きたい場所
- 行きたい場所
- 行けたらいい場所
優先順位を付けておくことで、余計な時間をかけずにルートを修正することができます。
この優先順位はあなただけしか決めることができません。
優先順位を決めるのは難しいけど、そこに行った自分を想像して「どれだけワクワクするか」という目に見えない基準で決めていきましょう!
どれだけ有名な街や観光地であっても自分がそれほど惹かれないのなら、優先順位を下げてOK。
日本から近いアジア圏などは、世界一周が終わっても、日本からすぐに行くことができるので、優先順位を下げてもいいかもしれません。
反対に南米などは日本から遠いので、なるべく行きたい場所は行くようにしましょう。
世界一周のルート(周る順番)を決める
行きたい場所と優先順位が決まれば、それぞれの場所を線でつなぎ、ある程度の道筋を決めてルートにしていきます。
この時、「街単位」で決めると疲れるので、「国単位」で計画を立てます。
空路で移動するところは航空券サイトの「スカイスキャナー」を使うことをおすすめします。
検索時に目的地を国に指定して検索すれば、どの街の空港を使えば安く行けるのかが分かるからです。
出発日時を「月全体」にして検索することで、一ヵ月間の中で「いつが安いか」も分かって便利だよ!
ヨーロッパに旅行する人は「Omio(元Go Euro)
出発地と目的地を入力するだけで、様々な移動手段の一覧を表示してくれるので比較も簡単。
お得な移動手段を見つけることができますよ。
ちなみに僕の世界一周ルートは別のページにまとめています。
世界一周は西回りか東回りか
世界一周を西回りでするか、それとも東回りでするかによって、状況がいろいろ変わってきます。
それぞれ長所と短所があるため、一言で「こっちがいい」とは言えません。
このことに関しては、ルートを決める時のポイントとともに別の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてください。
ビザが必要かを事前に調べておこう
日本人はビザなし滞在ができる国が多いのは確かですが、入国の際にビザが絶対に必要な国もあります。
ビザに関しては前もって調べておきましょう。
ビザが必要な国に行く場合は「アライバルビザを取得できるかどうか」を確認しましょう。
そしてアライバルビザが取得できない国のビザについては
- どこの国で取得できるか
- ビザを取得するのにどのぐらいの期間が必要か
も前もって調べておきましょう。
パスポートランキングのページでは、どの国はビザが必要で、どの国はビザが必要でないかを簡単にチェックすることができます。
下のリンクにアクセスし、「My passwort is」という項目で「Japan」を選ぶか、マップで日本の場所をクリックしてみてください(PC推奨)。
リンク パスポートランキング(2018)
国や地域ごとに滞在期間を決める
世界一周のルートが決まれば、大まかに滞在期間を決めます。
この時、1つ1つの国の滞在期間を決めることより、地域ごとに滞在期間を決めるようにしましょう。
つまり
- タイに1ヶ月
- スペインに2週間
というのよりも
- 東南アジアに2ヶ月
- ヨーロッパに3ヶ月
という大きいくくりの滞在期間で計画を立てます。
世界一周していると、「気に入ったから」「休みたいから」という理由で、1つの国の滞在期間はよく変わるからです。
地域ごとに期間を決めた後は、それぞれ国ごとに一応滞在期間を決めます。
国によってはビザの関係で滞在期間が制限されていることもあるので、そこだけ事前にチェックしておきましょう。
国や地域ごとの予算を決める
お金に余裕がある人はいいですが、資金が限られている人は、「どれぐらいの予算をどこで、いくらぐらい使えるか」ということをある程度決めておいた方がいいです。
何も決めていないと、旅の途中に資金がなくなってしまうことが起きてしまう可能性があるからです。
行ったことない国だと一日にどれぐらいのお金が必要か分からないので、予算を決めることは難しいです。
ヨーロッパは物価が高いと言われていますが、ヨーロッパの中でも物価の安い国、高い国があるからです。
予算は、そこの国に行った人のブログや現地に住んでいる人の情報が1番信頼できるので、ネット上で情報を探してみましょう。
円の価値の変動や国の情勢などによっても使うお金は変わってきます。
いろんなことが原因で為替は変わるため
- アジアで◯万
- 中東で◯万円
- ヨーロッパで◯万円
といったように、大まかに予算を決めておきましょう。
予算を決める前に、世界一周の資金はできるだけ日本にいるうちに貯めておくことが大切です。
世界一周中に使えるお金があればあるほど、海外にいる時に我慢することが少なくなります。
短期間で効率よく稼ぐ方法として、個人的にはリゾートバイトがおすすめです。
資金に全然余裕がない人は、旅の前や途中にワーキングホリデー制度を利用することも考えていいと思います。
ワーキングホリデー制度とは、30歳以下の日本人なら一定の条件を満たせば、協定を結んでいる国で就学・労働を許可されるビザのことです。
僕自身も世界一周の途中に、オーストラリアでワーキングホリデー制度を使って半年間滞在しました。
他にも世界一周中にネットを上手く使って稼ぐという方法もあります。
僕も少額ですが、ブログと投資信託で稼いでいました。
まとめ:世界一周ルートは出発前に決めて、効率的に旅をしよう
世界一周のルートは日本出国前にある程度決めておきましょう。
何も決めていないと、あとあとしんどいです。
ただ細かく立てる必要はありません。
あくまでルートには余白を持って作成するようにしましょう。
今回紹介した方法で、計画を立て、あなたの旅が充実したものになることに繋がれば幸いです。