ウユニ塩湖への行き方をまとめました。
この記事の中では大きく
- ボリビアの首都「ラパス」からウユニ塩湖への行き方
- ボリビアのラパス以外の街からウユニ塩湖への行き方
- ボリビアの隣国からウユニ塩湖への行き方
- 日本からウユニ塩湖への行き方
に分けてそれぞれ解説していきます。
「ウユニ塩湖までどうやって行けばいいんだろう」という人は、この記事を読めばイメージが掴めるはずです。
ボリビアの首都ラパスからウユニ塩湖への行き方
ウユニに行く人の中で1番多いのは、首都ラパスを経由してウユニまで行くルートです。
日本から来た人も飛行機でラパスまで来て、そこから陸路でウユニに向かう人も多いです。
ラパスからは
- 夜行バス
- バス+電車
- 飛行機
という3つの手段でウユニに行くことができます。
夜行バスでのウユニ塩湖への行き方
ボリビアの主都ラパスからウユニへはバス1本で行くことができます。
バスは日中走るものはなく、全て夜行バスになります。
移動時間は約10時間で、道路の舗装状態も良くない悪路を走ります(だんだん改善はされています)。
南米を旅しているバックパッカーではなく、日本からの短期旅行者にとっては移動も少し大変かも知れません。
また、ラパスからウユニの夜行バスの中では盗難被害が少なくないので、貴重品の管理には気を付けてください。
バスのグレードを上げることで安全度は上がります。
数百円上乗せするだけで、安全性は上がるので、あまりケチらないようにしましょう。
ラパスは治安が良くない都市です。
人通りが少ない早朝や夜間にはバスターミナル付近で首絞め強盗などが起こる可能性があるので、バスに乗る前も気を付けてください。
ラパスからウユニ塩湖へのルート
電車でのウユニ塩湖への行き方
ウユニには鉄道駅があるので、バス以外にも電車を使って行くこともできます。
ただし、首都のラパスとは直接線路が繋がっていないので、一度オルーロという街までバスで移動してから電車に乗る必要があります。
オルーロからウユニの電車から見える景色は綺麗と有名。
そのため、直前の予約だと満席になっていることが多いです。
また、電車は毎日走っているわけではなく、曜日によって電車の種類が変わります。
電車の予約は下のリンクからすることができます。
飛行機でのウユニ塩湖への行き方
ウユニにはインテルナシオナル・ラ・ホヤ・アンディナ空港(Aeropuerto Internacional La Joya Andina)という空港があり、ラパスからウユニへは飛行機が就航しています。
バスや鉄道よりは料金が高くなりますが、短い時間で楽に移動することができます。
ボリビアのラパス以外の町からウユニ塩湖への行き方
ラパス以外の地方都市からもウユニに行くことができます。
ボリビア国内の地方都市であれば
- コチャバンバ
- オルロ
- ポトシ
- スクレ
- サンタクルス
から行く人が多いと思います。
これらの街からは、鉄道は走っている場所が限られているので、バスを使ってウユニに行く人がほとんどです。
僕は鉱山で有名な「ポトシ」という街からウユニの街へバスで行きました。
ボリビアの隣国からウユニ塩湖への行き方
続いて、ボリビアと国境を接している隣国からのウユニ塩湖への行き方を説明していきます。
ここで言う隣国とは以下の5カ国です。
- チリ
- ペルー
- アルゼンチン
- パラグアイ
- ブラジル
どの国からも陸路でウユニに行くことができます。
この中では、チリとペルーからウユニに行く人が多いです。
チリからウユニ塩湖への行き方
チリからだと、サンペドロ・デ・アタカマからウユニへの3泊4日のツアーを利用して行くのが一般的です。
僕自身はウユニからサンペドロ・デ・アタカマに行ったのですが、大自然の中を観光しながら走るので楽しかったです。
チリの他の場所から向かう場合は、「カラマ」という大きめの街を中継して行くこともできます。
ペルーからウユニ塩湖への行き方
ペルーからはウユニへの直行のバスはないので、ペルーのクスコやプーノからコパカバーナを経由するバスに乗って、ラパスに向かいましょう。
そして、ラパスからはバスや電車を使ってウユニに向かいます。
首都のリマからだと、上記のようにコパカバーナに行ってラパスからボリビアに入るルート以外に、チリに入り、西側からウユニに向かうというルートもあります。
アルゼンチンからウユニ塩湖への行き方
アルゼンチンからは、「サルタ」などの街からボリビアと接している町「ラ・キアカ」に行きます。
そこからボリビア側の「ビジャソン」に行き、そこから列車またはバスに乗ってウユニに行きます。
パラグアイからウユニ塩湖への行き方
パラグアイからウユニに向かう場合、パラグアイの首都「アスンシオン」からボリビアの「サンタクルス」という街に移動するバスがあります。
ただし、この2つの街を結ぶ道は南米一の悪路と呼ばれるぐらい、道の状態が悪いです。
バスに問題なければ24時間、よくあるエンジントラブルに見舞われた場合は40時間ほどかかることもあります。
サンタクルスに入ってもウユニまではバスを乗り継ぐ必要があるので、体力を使う移動になることは間違いでしょう。
ブラジルからウユニ塩湖への行き方
ブラジルもボリビアと国境を接していますが、ブラジルから直接ボリビアに行くのは一般的ではありません。
一度パラグアイに入り、ウユニへ行くルートが一般的です。
日本からウユニ塩湖への行き方
日本から行く場合、日本からウユニへの飛行機の直行便はありません。
そのため、どこかで乗り継ぎをする必要があります。
近隣の国に到着した後に陸路で行くこともできますが、一番早く行く方法はラパスまで飛行機で行き、再度ラパスからウユニまで飛行機を利用して移動する方法です。
多いのは
- 日本→アメリカ
- アメリカ→ペルー
- ペルー→ボリビア(ラパス)
- ボリビア(ラパス)→ボリビア(ウユニ)
というルートです。
どこを経由するにしても、飛行機だけでウユニに行こうとすると3回ぐらいの乗り換えが必要です。
標高が低い場所からウユニ塩湖に行く際は高山病に注意
日本などの標高が低い場所からウユニに行く人は高山病に気をつけてください。
ウユニ塩湖の観光の拠点となるウユニの街は標高3,700mという高地にあります。
日本で一番高い富士山の標高は3,776mなので、ほぼ富士山の頂上と同じ高さということです。
標高が高いため、ウユニの酸素濃度は平地よりも低く、ウユニに陸路で向かう途中やウユニに飛行機で到着してから高山病になる人がたくさんいます。
特に日本からの短期旅行者は高山病になる人が多いです。
僕もウユニにいるときに日本から直接来た人が何人も高山病になっているのを見ました。
高山病になる確率を少しでも減らすために
- 水分をこまめに取る
- 移動日前日はしっかり睡眠をとっておく
- 高山病予防の薬を飲んでおく
などのできる予防法はしておきましょう。
高山病になった場合は無理をせず、しっかり休みましょう。
ウユニ塩湖への行き方まとめ
各地からウユニへの行き方をまとめてみました。
ウユニに行く人は参考にしてください。