タイでの買い物する人は購入額の7%が返金されるVAT還付制度を利用しよう



タイで買い物をした場合、いくつかの条件を満たすことで、出国時に購入額の7%がVATという税金が還付される制度があります。

知っていると得をするので、今回はVATの制度について、利用条件や手続きの流れについて説明します。

僕自身も実際に手続きを行ったので、経験を交えて書いていきます。

タイのVATの還付制度とは

20150715vatVATの還付制度とは、旅行者がタイ国内で買い物をした場合、一定の条件を満たした場合、購入金額の7%が出国時に還付(返金)される制度のことです。

VATという名前は、(Value-Added Tax)の頭文字を取ったもので、日本語では「付加価値税」と訳されます。

日本でいう「消費税」と同じように、タイ国内で販売されているモノに課税され、商品を購入した人が間接税として払うことになります。

しかし、このVATという税金は、「タイ国内で使用されるものに対して課税される」という前提があるので、商品を自国で使用する外国人旅行者にとってはその前提に当てはまってないことになります。

そのため、外国人旅行客は「買い物の時」と「タイ出国」の時に、所定の手続きをすることで、その課税されていた金額分を還付してもらうことができます

タイの免税制度「VAT」が利用できる条件

VATを利用することのできる条件がいくつかあります。

その条件とは以下の通りです。

人に関しての条件

  • 本人がVATの手続きをすること
  • タイ国籍を持っていない人
  • 航空会社の乗務員(パイロットやCA)ではない人

商品に関しての条件

  • 「VAT REFUND FOR TOURIST」という表示がある店で購入した商品であること
  • 同じ日に、同じ店で2,000バーツを超える買い物をした場合

日数に関して

  • 出国する日(VATの払い戻し手続きをする日)が、商品購入日から60日以内であること
  • タイ国内の滞在期間が年間180日未満の人

出国条件

  • 空路出国のみ
  • バンコク、チェンマイ、プーケット、ハジャイの国際空港から出国する場合のみ

上記の条件を満たした人はVATの還付制度の対象になります。

ただし、VATは自動的に戻ってくるものではありません。

VATの制度を利用するためには、所定の手続きが必要になります。

それも、「買い物をするとき」と「空港で出国するとき」でそれぞれ手続きをしなければいけません

タイのVAT還付制度の手続き(買い物をするとき)

VATの制度を利用するためには、「VAT REFUND FOR TOURIST」の表示をしている店で購入した場合に限られます

小さな個人商店のような店ではほとんどありませんが、大きなショッピングセンターではほとんどがVATの制度を利用できるようになっています。

買い物をし終わったあとにレジでVATの手続きをお願いすることで、手続きをしてくれます。

VATを還付する手続きには必ずパスポートがいるので、買い物をするときは忘れないように持参しましょう

VAT還付書類は必要事項を記入した後、大事に保管

image手続き後にVATの手続きに必要な書類を渡されるので、出国時まで大切に保管しましょう。

僕はサイアム・パラゴンというショッピングセンターでVATの手続きをしたのですが、封筒に入っていたものは上の写真の通りです。

僕の場合は、商品のデータなどが入ったカードを渡されましたが、店によっては、カード形式ではなく紙でもらうこともあるようです。

買い物をした時にもらった封筒に、名前や住所を記入しておきます。

バンコクでMacBookの充電器を購入したので購入場所と注意点を解説

2016.03.02

還付手段を選択しよう

また、還付手段に関しても選択肢が、「タイバーツの現金」、「銀行小切手」、「クレジットカード口座への振り込み」と3つあるので選択しておきましょう

「タイバーツの現金」での返金は手数料が100バーツだけですが、「銀行小切手」と「クレジットカード口座の振り込み」での返金を選択した場合は、さらに手数料がかかります。

30,000バーツを超える場合は、「銀行小切手」と「クレジットカード口座の振り込み」での返金のみになります。

タイのVAT還付手続き(空港で出国するとき)

image今回は僕が利用したドンムアン空港でのVATの払い戻し手続きを順に説明します。

空港内でするべき手続きは「チェックイン前」と「チェックイン後」と2回あります

どちらかの手続きを忘れてしまうとVATは利用できないので注意しましょう。

空港でVATの手続きをするのに必要なものは「買い物時にもらった書類一式」と「パスポート」です。

VATの手続きは人が少なければ数分で終わりますが、観光客の集団と手続きがかぶると大幅に時間がかかることが予想されます。

普通に出国するよりも時間に余裕を持って空港に到着することをオススメします

バンコク市内からドンムアン空港までの行き方について

2016.02.23

チェックイン前のVAT還付手続き

imageチェックイン前にVATの手続きをするカウンターは、国際線のチェックインカウンターがある階にあります(A1バスに乗ってきた場合は、降りた階)。

場所は、出国手続きをするイミグレーションのある通りではなく、反対にある道路側の北の方にあります。

緑色の看板に白地の文字が目印です。

imageエアアジアのオフィスの隣にありました(2016年2月時点)。

中に入り、購入時にもらった書類とパスポートを提出し、手続きをします。

他に手続きをしている人が誰もいなかったので、数分で終わりました。

チェックイン後のVAT還付手続き

チェックイン前にVATの手続きが終わった後は、通常通りに、チェックインを済まし、出国手続きをしてください。

この時に、VAT制度を利用する商品は預け荷物ではなく、手荷物に入れておきます

出国手続きを済まし、手荷物検査が終わってすぐ前にVATの払い戻しカウンターがあります。
image

そこのカウンターでも、買い物時にもらった書類一式とパスポートを渡せば手続きをしてくれます。
この時に、購入商品が高額ならば、商品の提示を求められることがあります
そして、なんの問題もなければ、ここで払い戻ししてくれます。

購入金額の7%から手数料の100バーツが引かれた金額を手渡しされます。

100バーツのVATが還付された

image僕の場合は、2900バーツを商品を購入しました。

そして、VATの手続きをしたことで、100バーツが返金されました。

  • 還付金額の計算
    2,900B(購入金額)×7%=203B
  • 受け取れる金額の計算
    203B−103B(手数料)=100B(返金額)

手数料は100バーツらしいのですが、なぜか103バーツ取られていました。

端数は取れるのかもしれません。

おわりに

僕の場合は、100バーツだけの返金でしたが、7%という金額が返金されるのはかなり大きいと思います。

また将来的にはVATの課税が商品の10%になる可能性があるようです。

手続きも難しくはないので、賢く利用して、払い戻ししてもらいましょう。

タイでの買い物する人は購入額の7%が返金されるVAT還付制度を利用しよう

2016.03.01

世界一周(長期海外旅行)におすすめなクレジットカード3選

2017.12.29