タイのVAT還付制度を徹底解説!購入額の7%が返金されるよ!

タイでたくさん買い物をしたなぁ。

外国人観光客は手続きをしたらお金が戻ってくるらしいけど、どういうものなんだろう?

タイで買い物をした場合、いくつかの条件を満たすことで、出国時に購入額の7%分の「VAT」という税金が還付される制度があります。

知っていると得をするので、今回はタイのVAT還付制度について

  • 利用条件や対象商品
  • 必要な手続きの流れ

について説明します。

僕自身も実際に手続きを行ったので、経験を交えて書いていきます。

高額なものを購入するほど、受け取れる金額が大きくなるので、タイでたくさんショッピングする予定の人は参考にしてください。

この記事は2年半世界一周、1年間の留学、半年のワーホリ経験を持つ、海外旅行好きのアッキーが書いています。1月〜9月までタイで過ごし、成田での自主隔離を終え、現在は香川に住んでいます。(詳しいプロフィールはこちら

タイのVATの還付制度とは

タイのVATの還付制度とは、外国人旅行者がタイ国内で買い物をした場合、一定の条件を満たした場合、購入金額の7%が出国時に還付(返金)される制度のことです。

VATという名前は、(Value-Added Tax)の頭文字を取ったもので、日本語では「付加価値税」と訳されます。

日本でいう「消費税」と同じように、タイ国内で販売されているモノに課税され、商品を購入した人が間接税として払うものです。

このVATという税金は「タイ国内で使用されるものに対して課税される」という前提があるので、商品を自国で使用する外国人旅行者にとってはその前提に当てはまってないことになります。

そのため、外国人旅行客は「買い物の時」と「タイ出国」の時に、所定の手続きをすることで、購入時に課税されていた金額分を還付してもらうことができます。

国際的には本来還付率は10%なのですが、タイは景気低迷の影響でずっと7%のままです。今後10%に上がる可能性もあります。

3種類の還付手段

VATの還付を受ける手段として以下の3つの選択肢があります。

  1. 現金(タイバーツ)での還付
  2. 銀行小切手での還付
  3. クレジットカード口座への振り込みでの還付

「現金での還付」は手数料が100バーツだけですが、「銀行小切手」と「クレジットカード口座の振り込み」での返金を選択した場合は、さらに手数料がかかります。

なので、金額的なことを考えると、現金での還付が1番お得です。
またタイに旅行に来た時に使えますしね。

「今後タイに来る可能性は低い」という人は銀行小切手またはクレジットカードでの還付方法を選んで、日本円で受け取ればいいと思います。

還付金額が30,000バーツを超える場合は、「銀行小切手」または「クレジットカード口座の振り込み」での還付のみになります。

タイのVAT還付制度を利用できる対象と条件

VATを利用することのできる条件がいくつかあります。

その条件とは以下の通りです。

VAT還付の対象となる買い物は

  • 「VAT REFUND FOR TOURIST」という表示がある店で購入した商品であること
  • 同じ日に、同じ店で2,000バーツを超える買い物をした場合

が条件になります。

また、VAT還付が受けられるのは

  • タイ国籍を持っていない人
  • 航空会社の乗務員(パイロットやCA)ではない人
  • タイ国内の滞在期間が年間180日未満の人

である本人がVATの手続きをする必要があります。

「出国する日(VATの払い戻し手続きをする日)が、商品購入日から60日以内であること」も条件です。

観光ビザで入国し、タイのビザを延長して60日以上タイに滞在する人は、購入が早すぎるとVAT還付適応外になるので気をつけてください。

最後に出国条件として

  • タイを空路出国のみ
  • バンコク、チェンマイ、プーケット、ハジャイの国際空港から出国する場合のみ

があります。

上記の条件を全て満たした人はVATの還付制度の対象になります。

ただし、VATは自動的に戻ってくるものではありません。

VATの制度を利用するためには、買い物をするとき」と「空港で出国するとき」でそれぞれ手続きをしなければいけません。

以下で、手続きについて解説していきます。

タイに来た短期旅行者で、高い買い物をした人は忘れずに使いたい制度だね。

タイのVAT還付制度の手続き(買い物をするとき)

VATの制度を利用するためには、「VAT REFUND FOR TOURIST」の表示をしている店で購入した場合に限られます

小さな個人商店のような店ではほとんどありませんが、大きなショッピングセンターではほとんどがVATの制度を利用できるようになっています。

買い物をし終わった後に、レジでVATの手続きをお願いすることで、手続きをしてくれます。

  • VAT払い戻し申請書(P.P.10)
  • 税金請求書(TAX Invoice)

の2つを受け取りましょう。
VATを還付する手続きには必ずパスポートがいるので、買い物をするときは忘れないように持参しましょう

VAT還付書類は必要事項を記入した後、大事に保管

手続き後にVATの手続きに必要な書類を渡されるので、出国時まで大切に保管しましょう。

僕はサイアム・パラゴンというショッピングセンターでVATの手続きをしたのですが、封筒に入っていたものは上の写真の通りです。

僕の場合は、商品のデータなどが入ったカードを渡されましたが、店によっては、カード形式ではなく紙でもらうこともあるようです。

買い物をした時にもらった封筒に、名前や住所を記入しておきます。

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2016年3月2日

タイのVAT還付手続き(空港で出国するとき)

今回は僕が利用したドンムアン空港でのVATの払い戻し手続きを順に説明します。

空港内でするべき手続きは

  1. チェックイン前
  2. チェックイン後

と2回あります。

どちらかの手続きを忘れてしまうとVATは利用できないので注意しましょう。

2019年10月から、VAT還付対象の買い物の総額が5,000バーツ未満の場合は、チェックイン前のカウンターでの手続きが必要なくなりました。

空港でVATの手続きをするのに必要なものは

  1. 買い物時にもらった書類一式
  2. パスポート
  3. VAT還付制度を利用する購入品

の3つです。

VATの手続きは人が少ないと数分で終わるけど、団体客と手続きがかぶると大幅に時間がかかることも。

そのことを考えて、普通に出国する時よりも、時間に余裕を持って空港に到着するようにしよう。

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2016年2月23日

チェックイン前のVAT還付手続き

ドンムアン空港の場合、チェックイン前にVATの手続きをする「税関カウンター(Custom Inspection for VAT REFUND)」は、国際線のチェックインカウンターがある階にあります(A1バスに乗ってきた場合は、降りた階)。

場所は、出国手続きをするイミグレーションのある通りではなく、反対にある道路側の北。

緑色の看板に白地の文字が目印です。

エアアジアのオフィスの隣にありました。

中に入り、購入時にもらった書類とパスポートを提出すれば、手続きしてくれます。

他に手続きをしている人が誰もいなかったので、数分で終わりました。
書類にスタンプを押してもらえば完了です。

チェックイン後のVAT還付手続き

チェックイン前にVATの手続きが終わった後は、通常通りに、チェックインを済まし、出国手続きをしてください。

この時に、VAT制度を利用する商品は預け荷物ではなく、手荷物に入れておきます

ドンムアン空港では、出国手続きを済まし、手荷物検査が終わってすぐの場所にVATの払い戻しカウンターがあります。

スワンナプーム国際空港のVATカウンタースワンナプーム国際空港の場合は、手荷物検査から少し歩いた場所にあります。

カウンターに着いたら、買い物時にもらった書類一式とパスポートを渡しましょう。
手続きをしてくれます。

購入商品が高額ならば、商品の提示を求められることがあります。

なんの問題もなければ、ここで払い戻ししてくれます。

購入金額の7%のVATから、手数料分の100バーツが引かれた金額を手渡しされます。
僕の場合は、タイ国内で2900バーツを商品を購入し、VATの手続きをしたことで、100バーツが返金されました。

  • 還付金額の計算
    2,900B(購入金額)×7%=203B
  • 受け取れる金額の計算
    203B−103B(手数料)=100B(返金額)

手数料は100バーツだけど、なぜか103バーツ取られていました。

端数は取れるのかもしれません。

タイのVAT還付制度まとめ

タイでたくさん買い物をした人が利用できるVAT還付制度を紹介しました。

僕の場合は、100バーツだけの返金でしたが、購入額の7%が返金されるのはかなり大きいと思います。

また将来的にはVATの課税が商品の10%になる可能性があるようです。

手続きも難しくはないので、賢く利用して、払い戻ししてもらいましょう。

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