トビリシからエレバンへの移動情報(アルメニア入国・ジョージア出国)

ジョージアの首都トビリシからアルメニアの首都エレバンへバスを使った移動方法を紹介します。

トビリシからエレバンに陸路で行くには乗合いバス(マルシュルートカ)と鉄道という2つの手段があります。
鉄道は乗合いバスよりも移動時間が長いので今回はバスを利用しました。

乗り合いバス移動の流れやジョージア出国、そして2017年9月からビザが免除になったアルメニア入国審査について解説していきます。

エレバン行きの乗合いバスは2か所

乗合いバスは、大型バスではなく、小さなバンになります。
このバンはジョージアを始め、旧ソ連地域では「マルシュルートカ」と呼ばれることが多いです。

エレバン行きのマルシュルートカはいくつかの場所から乗れますが、外国人旅行者の利用が多いのは「トビリシ中央バスターミナル」と「トビリシ駅前」の2か所です。

トビリシ中央バスターミナルはエレバンだけでなく、他の国や街へのバスが発着しているバスターミナルです。
僕自身もトルコからジョージアに来た時は、このバスターミナルに到着しました。

外の呼び込みのマルシュルートカが30~40ラリ、バスターミナル内にある窓口で購入する正規料金は30ラリで乗車することができます。

一方、トビリシ駅の西側にある窓口で購入すると35ラリです。
中央バスターミナルはメトロの駅から少し離れているので、そこまで行くためにメトロや路線バスを利用するか歩かなければいけないので行くだけでも少し面倒です。
それに対し、トビリシ駅前の窓口はメトロを降りてすぐにあるので、僕はトビリシ駅前からマルシュルートカに乗ることにしました。

トビリシ駅前から乗車する

トビリシ駅前からエレバン行きのマルシュルートカに乗るためには、メトロを使って「Station Square」駅まで行きます。

チケット売り場は、駅前にあるキャンピングカーの車体が使われている場所です。
エレバン行きの時刻表が書かれているので見つけやすいと思います。

トビリシ駅前の場所

エレバン行きのマルシュルートカは朝の9時から、9:00、11:00、13:00、15:00、17:00と1日5本の便があります。

僕は11時発のマルシュルートカに乗ろうと思い、10時40分にチケット売り場に行きましたが、「11時発は20分前に出たよ」と言われ、13時発のものに乗ることになりました。
時間帯は決まっているものの、人数が集まったら出発するようです。

時間に余裕がある人はいいのですが、移動日にアルメニアで予定がある人はかなり時間の余裕を持ってチケットを購入できるようにしてください。

運転手の他に6人を乗せてトビリシを出発しました。
一席は空席のままでした。
人数いっぱいにならないと出発しないと思っていたのですが、マルシュルートカは定刻通りの13時にトビリシ駅前を出発しました。

一度洗剤が大量にある店の前で休憩を10分ぐらい取り、ジョージアの国境へ向かいました。

ジョージア出国審査

ジョージアの国境には出発してから 1時間45分後の14:45に到着しました。
マルシュルートカから全員降り、出国審査に向かいます。

出国審査はパスポートを渡して、出国スタンプを押されてすぐに終了です。
質問などは一切ありませんでした。

出口付近にあったトイレを利用しましたが、その時間を入れても建物の中には5分もいませんでした。

建物内にある免税店で買い物をしていた人を待ち、車は15:00に出発しました。

補足
建物の入口と出口に無料のトイレがあります。
入口のトイレに入ろうとしたら、近くにいた係の人に出口を指さされました。
直前に女の人が入ったので、男の方が壊れていたりしていたのかもしれません。

アルメニア入国審査

ジョージア側の国境を出発してすぐにアルメニアの国境審査場所に到着します。

入国審査の窓口にいる人にパスポートを渡すと、とても愛想のいい入国審査官が「アルメニアではどこの街に行くのか」「アルメニアに来た目的はビジネスか旅行か」「1人旅か」という3つの質問をしてきました。
「エレバンだけ」「旅行」「一人旅」と答えると、「Welcome to Armenia」と言われ、入国スタンプが押されました。

スタンプが押された後は、少し先にあるエックス線の機械で荷物検査されます。

アルメニアの入国審査の建物にもトイレがあります。
車は15:15にエレバンに向けて出発しました。

アルメニアの入国ビザは2017年9月から免除

これまではアルメニアのビザは事前に大使館で取得していない人以外は、3,000アルメニアドラム(または同等のジョージアリラ、トルコラリなど)を支払い、21日間滞在可能のビザを国境で取得しなければいけませんでした。

しかし、2017年9月6日より日本人はアルメニアの入国に際して、ビザが免除されるようになりました
ビザが免除されることで、日本人はアルメニアに入国から180日間滞在することができるようになります。

ビザが免除されてからの記事がネット上になかったので不安でしたが、全く問題なくスムーズに入国することができました。
入国審査官が並んでいるブースの手前に「Visa」と書かれた窓口があったので、尋ねて見ると「日本人はビザいらないから、そのまま入国審査に行けばいい」と言われました。

注意
アルメニアとアゼルバイジャンは国同士でものすごく仲が悪いです。
そのため、パスポートにアゼルバイジャンの入国スタンプがある人は質問が多くなります。
その場合も質問に普通に答えれば、入国拒否などはされないので心配しなくても大丈夫です。

アルメニア入国後エレバンへ

アルメニア国境を出発した車は、山の中にあるアルメニアの田舎町を通過していきます。
車中から見える景色は自然豊かな光景でした。

僕が乗っていたマルシュルートカにはおばちゃんが3人乗っていたので、パンやチョコをたびたびくれました。
「ありがとう」とジョージアの言葉で言っていたのですが、今考えるとアルメニア人だったかもしれません。

山の中どんどん高度をあげていきます。

山の上には雪が積もっていました。

エレバンに到着

日が暮れ、真っ暗になった中、エレバンに到着しました。
最終到着地はエレバンの鉄道駅前です。

エレバンの鉄道駅の場所

鉄道駅に着く前に2回人を降ろしたので、自分の宿が近い場合は止まりたいと言えば停まってくれるかもしれません。
僕が宿泊する予定だった宿の近くでも停車しましたが、どこまで行くのか知りたかったので乗り続けました。

トビリシの中央バスターミナルから乗車した場合は、キリキアバスターミナルに到着することが多いようです。
キリキアバスターミナルの近くにはメトロが走っていないので、市内へ行くためには小さなバンかタクシーに乗る必要があります。
バンもたくさんの路線があるので、自分の目的地近くを通るものを見つけるのに時間がかかるかもしれません。
歩いても行けますが、歩くには遠いかと思います。

一方鉄道駅にはメトロの駅があるので、市内へのアクセスは簡単です。
メトロも一律100ドラムなので、安く移動することができます。

僕は予約していた「Hostel Vagary」はメトロの駅の近くで1駅分でしたが、たった2kmだけだったので歩いていきました。

おわりに

トビリシからエレバンへの移動は日中にすることができますが、あまり遅い時間に到着するのはオススメしません。
トビリシは基本的に治安がいいですが、新しい街に行く時は明るい方がいいのは間違いないです。

具体的には9:00、11:00、13:00のどれかに乗りましょう。
僕が乗車した13時の便でも、11月時点だと暗かったですが、夏であれば19時でもまだ明るいと思います。