世界的にも有名なタイの「ソンクラーン」という水かけ祭りについて紹介していきます。
実際に2019年4月に開催されたタイのソンクラーンに実際に参加してきたので、盛り上がる場所や準備しておくべきものについて解説していきます。
タイのソンクラーンに興味がある人はぜひ参考にして、参加してみてください。
僕がソンクラーンに参加した時の映像はこちら
タイのソンクラーンは旧正月に3日間行われる水かけ祭り
タイのソンクラーンは水かけ祭りとして有名です。
たくさんの人たちが水鉄砲やバケツなんかで、水をかけ合うお祭りです。
ソンクラーンが行われるのはタイだけではありませんが、外国人観光客はタイで参加することが多いです。
タイの水かけ祭りソンクラーンの開催時期や楽しみ方を紹介!バンコクで盛り上がる場所は?ソンクラーンの日程・期間
タイのソンクラーンが開催されるのは毎年4月13日から4月15日までの3日間です。
この3日間はタイの旧正月の期間となっています。
ソンクラーンが行われる時期である4月は、タイが1年の中で最も暑い時期。
気温が40度近くなることもあり、毎日猛暑です。
熱中症には気をつけましょう。
ソンクラーンが開催される場所
ソンクラーンは基本的にタイ全土で行われています。
そのため、都会や田舎関係なく、どこでも水かけは行われます。
ただ、外国人観光客には、バンコクやチェンマイ、パタヤなどが人気です。
ソンクラーンは泥もつけられる
ソンクラーンでは、水だけでなく、「泥」もつけられます。
人の場合だと、ほっぺたに直接つけられる感じです。
車だと、思いっきり泥をぶっかけられます。
一般市民が乗っている車や、タクシーやトゥクトゥクにも泥がべったりと付いているのを何度も見ました。
タイのバンコクでソンクラーンが楽しめる場所
ソンクラーンはタイ全土で行われており、水をかけられたり、泥を塗られたりするのはどこでも同じですが、首都バンコクで特に盛り上がる場所を紹介します。
その場所とは
- バンコク中心地
- カオサン通り
- バンコク郊外
の3つです。
バンコク中心地
バンコクの中心地である「Central World」。
ここでは、大勢の人が水鉄砲を持ち、歩いています。
ここを歩けば、色んな人が水鉄砲を打ってくるので、濡れずにいることは不可能。
BigCの前には、ホースを使って放水していました。
クラブミュージックが流れ、クラブさながらで水を浴びている場所もありました。
バンコクのCentral Worldの場所
カオサン通り
外国人観光客に有名なカオサン通りでも、水かけは盛り上がっています。
カオサン通りは世界中のバックパッカーの聖地のため、若い欧米人が多いです。
タイ人よりも外国人観光客同士で盛り上がりたいのなら、カオサン通りがいいと思います。
カオサン通りの場所
バンコク郊外
僕はソンクラーンの期間はバンコク郊外(ドンムアン空港近く)の宿「ZZZ Hostel」に宿泊していました。
宿の近くでは、道路沿いに家族や仲間などで座り、通りかかる人や車に水をかけてました。
市内中心部やカオサン通りのように賑やかではありませんが、本当のソンクラーンを見ることができます。
ただ、市内よりも泥をべっとりとかけられました。
中心地では両方のほっぺたに泥を軽く塗られるだけでしたが、顔中ベトベトになりました。
ZZZ Hostelの場所
タイのソンクラーン期間中の楽しみ方
ソンクラーン期間中は、水をかけられられるだけでも楽しむことができますが、「水鉄砲」を用意して水をかける側も体験することでより楽しむことができます。
水鉄砲を持っているか、持っていないかによって楽しさが全然違ってきます。
水を一方的にかけられるよりも、こっちからもかけた方が楽しいです。
ソンクラーンの始まる前やソンクラーン期間中は
- スーパー
- コンビニ
- 商店
- 屋台
など至るところで水鉄砲を販売しています。
僕が購入した場所は、中心地にある大型スーパーの「BigC」。
ソンクラーンに合わせて、1つの棚が全て水鉄砲でした。
水鉄砲は小さなものから大きなものまで様々なので価格もバラバラですが、僕が購入した中ぐらいサイズの水鉄砲は129バーツでした。
ただ、水鉄砲は大量生産された結果なのか、高い確率で不良品が混じっています。
僕がソンクラーンに参加した時は、僕を含め4人で、一緒な場所で水鉄砲を購入しましたが、そのうち2つは不良品でした。
その2つはどちらも、水鉄砲を打つために空気を圧縮するだけで、トリガーを押していないのに水が出てしまうという欠陥がありました。
Big Cの場所
タイのソンクラーンに参加する際に準備すべきアイテム
ソンクラーンに参加するにあたって、上記で紹介した水鉄砲以外にも3つのアイテムを準備しておけば、ソンクラーンをより楽しむことができます。
- 乾きやすい服
- 防水カメラ
- 防水ケース
これらがあるのと無いのとでは、ソンクラーンに参加した時の楽しみ度が全然違ってくるのは間違いありません。
乾きやすい服
ソンクラーン中は暑くてすぐに乾きそうですが、沢山の人が水をかけまくっているため、湿度がかなり高くなっています。
そのため、意外と服が乾くのに時間がかかります。
ジーパンなど乾きにくい服は着ないようにしましょう。
ユニクロのエアリズムや、服っぽい水着を来ての参加がおすすめです。
防水カメラ
ソンクラーンの風景を思い出に残したいのであれば、カメラは必要でしょう。
ただ、カメラが防水でないと、取り出すのは危険です。
ソンクラーン中に、「かけないで」と言っても容赦なく水をかけてくるので、カメラが防水ではない場合は壊れる可能性が高いです。
そのため、防水のカメラを用意してソンクラーンに参加しましょう。
防水スマホが手軽ですが、GoProなどのアクションカメラだと臨場感のある映像が撮れそうです。
GoProやデジカメのレンタルサービス「Tavishot(タビショット)」
防水ケース
防水カメラを持っていない人で、写真やビデオを撮りたい人におすすめなのが「防水ケース」です。
防水ケースがあれば、自分のカメラやスマホをケースの中に入れるだけで防水対策になります。
首からかけられるものがほとんどなので、携帯性も高いです。
現地でも特設の屋台などで防水ケースを販売していますが、造りがちゃっちいので、できれば日本でちゃんとしたものを購入しておくことをオススメします。
安く防水対策ができるのでおすすめです。
タイのソンクラーン期間中の注意点
最後にタイでソンクラーンに参加する人だけでなく、この時期にタイに行く人に注意しておきたいことを紹介します。
いくつかありますが、
- 店が閉まる
- 外に出れば水に濡れる
- 風邪に注意
- 航空券が高くなる
という点は気をつけておきたいところです。
店が閉まる
ソンクラーンは日本でいう正月です。
なので、日本と同じように多くの人は、故郷に帰ります。
そのため、個人でやっている商店やレストランは休業している店が多いです。
コンビニは開いているので食料に困ることはないですが、有名な店などは閉まっているということを覚えておきましょう。
外に出れば水に濡れる
ソンクラーンは、見知らぬ人でも水をかけることが許されている行事です。
外国人観光客だと分かると、気を遣って水をかけてこない人も一部いますが、基本的に国籍、年齢関係なく容赦なく水をかけてきます。
そのため、
- 本当に水に濡れたくない人
- 濡れたくない時
は外出を控えましょう。
どうしても移動しないと行けない人は、ドライバッグなどの防水のカバンに貴重品や電子機器を入れて水から守ってください。
防水じゃないバッグにパソコンを入れていて、水をかけられてことによってパソコンが壊れた人を知っています。
風邪に注意
ソンクラーンの期間中は猛暑なので、日中は水を浴びるのはとても気持ちいいです。
ただ、服が濡れたまま、街中にあるショッピングセンターやBTSやMRTなどの電車、エアポートバスなど冷房がガンガンかかっているところに入るとかなり寒いです。
実際に一緒に参加した僕以外のメンバー3人はソンクラーン後日、体調を崩していました。
防水カメラ(または防水ケース+スマホ)と水鉄砲だけを持って参加するのが身軽でいいのですが、バッグを持って参加するのであれば、濡れるのに備えて、着替えやタオルを入れておきましょう。
航空券が高くなる
ソンクラーンは世界的にも人気のお祭りなので、この期間はいろんな国の人がタイを訪れます。
そのため、航空券の需要が高まり、普段よりも高くなります。
長期で滞在できる人は、余裕を持ってタイに入国しておきましょう。
ソンクラーンに合わせて来る人は、できるだけ早めに飛行機を予約することをオススメします。
- 様々な航空会社を一括検索
タイの水かけ祭り「ソンクラーン」に関するよくある質問
タイのソンクラーンが開催されるのはいつからいつまでですか?
タイのソンクラーンが開催されるのは、毎年4月13日から4月15日までの3日間です。
タイのソンクラーンはどこで開催されますか?
ソンクラーンはタイの旧正月を祝うイベントの1つなので、タイ全土で行われます。
タイのソンクラーン期間中、お店は営業していますか?
旧正月なので、個人店を中心に営業していないお店も多いです。特に地方都市の方がその傾向があります。大きなお店やコンビニは営業しているので、食べるものには困りません。
タイの水かけ祭り「ソンクラーン」まとめ
タイで開催される水かけ祭り「ソンクラーン」について紹介しました。
本当に楽しいお祭なので、一度は参加することをオススメします!
参加の際は防水カメラや防水ケースを準備して参加しましょう。