キューバから日本に荷物を送りたい。
どうすればいいのかな?
海外から日本へ荷物を送るのは基本的に高いですが、キューバから送ると格安です。
キューバから日本への国際郵便の料金は他の国とは比べ物にならないくらい安いんです。
実際にキューバの首都ハバナから日本の実家に荷物を送った経験を元に、どこからどうやって荷物を送るかの手続きなどについて説明していきます。
長期旅行者必見の記事になっています。
どのぐらい安いのか?僕は400円で送れました
2017年5月30日、僕がハバナから日本に荷物を送りました。
その時のレシートには合計金額が91.80CUPと書かれていましたが、100CUP渡したら、10CUPのお釣りを返してくれたので、実質90CUPで送ることができました。
1CUPは4.3円(この記事を書いている2017念6月時点)なので、387円ということになります。
こういう日本国内で荷物を送るよりも安いという信じられないことが起こるんです。
郵便料金は送る荷物の重さによって変わってきます。
僕の荷物は何kgあったか分かりませんが、たぶん2~3kgだったと思います。
キューバから荷物を送るメリット・デメリット
メリットは「安さ」のとキューバという「立地」
一番のメリットは「安い」ということ。
海外から日本に向けての郵便でこの安さは世界一だと思います。
またキューバという立地も国際郵便を送る場所として優れています。
世界一周で西回りの人も東回りの人も荷物を送るのに適しているのがキューバなのです。
世界一周で西回りの人はアジア、中東、ヨーロッパ、アフリカなどを過ぎた後に行くことになります。
東回りで北米インではなく、南米インで北上していく人にとっては、中南米を訪れた後にキューバに行くと思います。
キューバに行く前にある程度旅しているので、いらなくなった荷物やお土産を送ることができます。
世界一周などの長期旅行ではお土産を買いたいけど荷物が重くなるのでなかなか買いにくいものです。
しかし、キューバから送ることができると分かっていれば、キューバに行く前の国である程度買うことができます。
デメリットは時間がかかるということ
デメリットは日本に荷物が到着するのに時間がかかるということです。
僕自身の荷物は5月30日(キューバ時間)に発送手続きをして、17日後の6月15日(日本時間)17日後に到着しました。
人によって発送から到着までの時間は違いますが、1か月後というのが平均です。
ヨーロッパからでも空路の郵便だと一週間以内に届いたりするので、1か月という期間は時間がかかると言えます。
服や使わないと分かったもの、お土産などを送ると思いますが、暑さで傷むような食べ物などは送らないようにしましょう。
キューバからの国際郵便に必要なもの
日本への荷物を送るのに必要なものは以下の通りです。
- 段ボール(いらないかもしれない)
- ガムテープ(いらないかもしれない)
- CUP(郵便代+郵便局までの交通費)
段ボールとガムテープについて(いらないかもしれない)と表記したのは、僕はその2つを用意したにもかかわらず、結局使わなかったからです。
下記で詳しく説明します。
段ボールの入手について
段ボールは基本的に手に入れなくてはいけません。
僕は何軒もいろんな店に段ボールがあるか聞いて周り、結局オビスポ通りにある服屋で段ボールを入手することができました。
僕が段ボールを探し出したのは昼過ぎだったのですが、午前中にオビスポ通りを歩いている時に段ボールを大量に運んでいる人を見かけました。
もしかしたら、午前中にこの人が段ボールを回収したからなかなか段ボールが見つからなかったのかもしれません。
ガムテープの入手について
キューバでガムテープを入手することは難しく、日本で買うより値段も高いと言われています。
僕自身は日本から持っていたのでガムテープを入手する必要はありませんでしたが、一応探してみましたが一回も販売しているところを見つけられませんでした。
ガムテープを持っていない人はキューバに行く前の国などで入手しておくといいでしょう。
キューバから日本へ荷物を送る手順
キューバから日本へ荷物を送る流れは以下のとおりです。
郵便局に行く
必要なものが揃ったら、荷物を持って郵便局に行きましょう。
注意してほしいのが、キューバから日本に荷物を送れるのは限られた郵便局からしか国際郵便を送ることができません。
ハバナから日本に荷物を送ることができる郵便局は新市街の革命広場のすぐ近くにある中央郵便局です。
旧市街にも郵便局はありますが、日本に大きな荷物を送ることはできません。
中央郵便局の場所
市バスを使えば2円で行ける
ハバナ市内から地元の人が乗るバスに乗って中央郵便局に行くことができます。
乗る場所はカピトリオの近くにある「クリタ公園」です。
バス乗り場
バスを降りる場所
バスは出発してすぐに大通りを西にずっと直進します。そして、10分前後ぐらいに大きく左に曲がります。
バスが曲がったらバス停があるので、そこで降りてください。
バス停から郵便局までは歩いて10分弱の距離です。
上の画像の左のピンが降りるバス停、真ん中のピンが郵便局、右のピンが市内に帰るバスに乗るバス停です。
市内に帰るバスは郵便局の前にあるバス停ではなく、長距離バスターミナルの前にあるバス停からなので注意してください。
白い紙に宛先と差出人情報を記入する
僕が郵便局に着いたのは閉まる直前でした。
入り口正面の角にある窓口が開いていたので、そこに行ってみました。
日本に荷物を送りたいと告げると、白い紙を2枚渡され、1枚に「日本の宛先の住所と受取人名」、もう1枚に「キューバの住所と差出人名」を書くように言われました。
送る荷物を確認される
記入した後に受付の人に国際郵便の窓口は11番窓口だと言われたので行ってみました。
11番窓口に着くと、受付の窓は閉まっており、担当のおばちゃんは帰り支度をしているようでした。
窓をトントンとすると、窓を開けて受付をしてくれました。
両替用のお金もロッカーの中にしまっていました。
僕は16時半過ぎに郵便局に行きましたが、ほとんどの窓口は閉まっていました。
17時には確実に着くようにしましょう。
あまり遅く郵便局に行っても閉まっている可能性があるので注意してください。
荷物を梱包され、重さを計られ、お会計
荷物を送る前に何を送るのかを見て確認されます。
といっても、軽く見るだけでのものです。
ここで、送ってはいけないものがあれば取り出されます。
用意した段ボールに荷物を入れ、持っていたガムテープとハサミを渡したのですが、担当のおばちゃんはロッカーの上に2個あったうちの1個の段ボールを手に取り、それに移し替えてくれました。
ガムテープもなぜか僕のガムテープは箱の脇に置いて、郵便局のものであろうと思われる透明のビニールテープで手際よく封をしてくれました。
僕が行った時はたまたま段ボールとガムテープを用意したのに使われませんでしたが、友達は段ボールもガムテープも用意しないで行ったら、受け付けてもらえなかったのでちゃんと準備してから行くようにしましょう。
キューバから日本へ荷物を送る方法まとめ
国際郵便なのに料金が格安なので、ちゃんと荷物が届くか不安でしたが、何の問題もなく実家に届きました。
キューバに行った際はぜひ格安の国際郵便で日本へ荷物を送ってみてください。
自分のiPod touchを使って郵便局内の写真も撮ったのですが、キューバにいる間調子が悪く、きちんと保存できていませんでした。
そのため、郵便局の外観、窓口、梱包の様子を写真を見ることができないので分かりにくいかもしれません。
すいません。