空一面に広がるコムローイ。
同時に打ち上がる花火。
チェンマイの年越しはバンコクと比べると有名ではないですが、自信を持ってオススメできます。
僕自身も実際にチェンマイで年越しをしてきたので、どのような感じだったのかを紹介します。
チェンマイでの年越しではコムローイが見れる【ロイクラトンだけじゃない】
チェンマイはタイのタイの第二の街です。
そして、チェンマイと言えば、毎年行われる「ロイクラトン(もしくは『イーペン祭』)」と呼ばれるお祭りが1番有名。
これは、「コムローイ」というランタンを夜空に浮かべる祭りで、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のモチーフにもなっています。
このロイクラトンは、その幻想的な光景から、人気が高く、日本の旅行会社でもたくさんのツアーが組まれています。
コムローイが夜空一面に広がるのを見れるのは「ロイクラトンの時だけ」と思っている人が多いですが、実はチェンマイでは年越しにも見ることができます。
チェンマイでの年越しでコムローイが見れる場所と時間
チェンマイでの年越しで、コムローイが上げられるのは、12月31日の夜9時ぐらいからです。
そして、年越しの瞬間が1番多く挙げられます。
ロイクラトンでは会場でコムローイをあげますが、年越しの時は家庭ごとに打ち上げます。
そのため、いろんな場所から上げられるのでチェンマイにいればどこにいても見ることができます。
年越し時に1番人が集まるのは「ターペー門」の近くです。
広場には特設ステージが組まれ、たくさんの屋台が並びます。
若い人を中心に地元の人も観光客も基本的にそこの周辺に集まっています。
特設会場では、カウントダウンはもちろん、歌手が歌を歌ったり、楽器を演奏したり、音楽に合わせてミュージカルのようなことをしていました。
その特設会場での催しは、年が明けてからも続き、1時半ぐらいに終わりました。
ターペー門の場所
チェンマイの年越しのコムローイは無料で見れる&打ち上げれる
ロイクラトンは、基本的にチケットが無いと、イベント会場の敷地が入ることができません。
そのロイクラトンの会場に入場するためのチケットは100ドル近くします。
ですが年越しの場合は、上記で説明したようにどこからでも見ることが可能。
ターペー門近くであっても入場制限などが全くないので、すぐ近くでコムローイを上げているのも無料で見ることができます。
さらに、自分でコムローイを上げることもできます。
ターペー門の近くには、たくさんのコムローイを売っている人がいますよ。
値段も安いです。
僕が値段を聞いた人は30Bで売っていました。
だいたい日本円で100円ぐらいです。
地元の人はもちろん、たくさんの観光客も購入し、夜空に放っていました。
チェンマイでの年越しでは花火も上がる
チェンマイでの年越しではコムローイだけでなく、花火もあがります。
小さなものから、打ち上げ花火のような大きな花火まで盛大です。
その瞬間は、夜空にコムローイと花火が同時に現れます。
また、ターペー門の近くだけでなく、一般家庭でもそれぞれの家の前で花火をしています。
爆竹を家の前で鳴らす人もいます。
年越し直後は、一時的にお祭り騒ぎなるので、かなり賑やかです。
チェンマイでの年越しはオススメ
僕はチェンマイの年越しでコムローイがあがることを全く知らずにチェンマイに滞在していたので、年が明ける30分前に、たまたまTwitterでチェンマイの年越しはコムローイを上げるということを知りました。
慌てて外に出ると、たくさんのコムローイが夜空を漂っていました。
この記事を読んでくれた人にはそうならないように、年越しの時間が近くなったらターペー門辺りに行き、年越しを存分に楽しんでもらいたいと思います。
バンコクの年越しは盛大で派手なのに対し、チェンマイの年越しは比較的に静かで盛り上がりには欠けると言う人もいます。
ですが、コムローイを飛ばすという昔からの変わらない年越しはとても幻想的で、他の地域や国で年越しをするのとは全く違う光景を見ることができるのでお勧めです。
一人でも楽しめますし、友達と来れば、一緒にコムローイを上げたりして楽しめます。
チェンマイにはいくつかの日本人宿もありますし、現地で一緒に年を越す人を見つけてもいいと思います。
「GongKaew HuenKum Hostel」では宿泊客はワークショップに参加することができます。
チェンマイでの年越しを選択肢の1つに入れてみてください。
また、チェンマイに行った際は、年越しだけでなく、他のチェンマイのツアーに参加してみてください。