SPGアメックスの廃止に合わせて、後継カードの「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード」が誕生しました。
また、同時に下位カードの「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレスカード」も誕生しました。
SPGアメックスは「プレミアムカード」に自動的に切り替わりましたが、
- 下位カードの「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」ってどうなんだろう?
- 年会費が安いから乗り換えた方がいいのかな?
というような疑問がある人も多いと思います。
そこでこの記事では、2枚の違いを比較します。
記事内で、いくつかの点を比較しますが、結論としては以下の通りです。
- 一般カードは年会費が安いけど、特典はほどほどのクレジットカード
- プレミアムカードは、年会費高いけど、その代わりに特典が豪華なクレジットカード
したがって、お金に余裕がある人はプレミアムカードが断然おすすめです。
人それぞれクレジットカードを作る目的や、重要視するポイントは違うと思うので、記事を参考にどちらがいいかを決めてください。
ただし、どちらのカードを選ぶ場合も、年間150万円の利用がないような人は、あまりおすすめはできません。
- 入会後すぐにMarriott Bonvoyシルバー会員になれる
- 16,000ポイントが獲得できる入会特典あり
- Marriott Bonvoyゴールドエリート会員になれる
- 39,000ポイントが獲得できる入会特典あり
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードとプレミアムカードとの違い
SPGアメックスがプレミアムに変更されると同時にできた下位カードの「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」。
クラスは、スタンダードクラス。
一般カードは、プレミアムカードよりも年会費は安いですが、還元率や特典もその分劣ります。
分かりやすいように、一般カードとプレミアムカードの違いを8つの点で比較してみます。
項目 | Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード | Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード |
---|---|---|
年会費 | 23,100円 | 49,500円 |
ステータス | シルバーステータス | ゴールドステータス |
宿泊実績 | 5泊分 | 15泊分 |
ポイント還元率 | 1% 100円につき2ポイント | 3% 100円につき3ポイント |
マイル還元率 | 約0.67〜0.83% | 1.0〜1.25% |
海外旅行保険 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降11,550円 | 1枚目無料 2枚目以降24,750円 |
無料宿泊特典 | 年間150万円の利用で 35,000Ptまでのホテル | 年間150万円の利用で 35,000Ptまでのホテル |
スマートフォン・プロテクション | 利用不可 | 利用可 |
公式ページ | 公式ページ | 公式ページ |
大きな違いとしては以下の2点が挙げられます。
- 無料宿泊特典で泊まれるホテルの違い
- 初期ステータスの違い
無料宿泊特典で泊まれるホテルの違い
Marriott Bonvoy系のカードの最大のメリットである高級ホテルへ1泊泊まることができる無料宿泊特典。
一般もプレミアムもどちらのカードでも、年間150万円以上カードを利用しないと獲得することはできないのは一緒です。
ただし、無料宿泊特典で泊まることができるホテルに差があります。
無料宿泊特典として泊まることができるのは
- 一般カードは、35,000ポイントまでのホテル
- プレミアムは、50,000ポイントまでのホテル
となっています。
年間150万円以上のカード利用という同じ条件を達成しても、泊まれるホテルに15,000円分の差ができてしまいます。
この点では、プレミアムカードの方がお得です。
初期ステータスの違い
一般カードを発行すると、同時にシルバーステータスになります。
そして、年間100万円の利用でゴールドステータスにアップグレードされます。
一方プレミアムカードは、最初からゴールドステータス。
そして、年間400万円でプラチナステータスになります。
シルバーとゴールドステータスでは、特典が全然違うので、プレミアムカードの方がお得なのは間違いありません。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードのいい点
一般カードを持つメリットは、金銭面です。
年会費はプレミアムカードの約半額以上で、家族カードの発行にかかるお金も安いです。
年会費が安い
一般カードの年会費は23,100円。
それに対し、プレミアムカードの年会費は49,500円です。
差額は、26,400円。
一般カードの年会費よりも差は大きいです。
つまり、年会費がプレミアムの半額以下で持つことができるということです。
シルバーステータスでも、年間10泊しないといけないので、マリオットグループのホテルによく宿泊する人は、発行するだけでも価値はあります。
また、年間100万円以上の利用でゴールドエリートになることができます。
家族カードの発行費も安い
一般カードもプレミアムカードもどちらも1枚目は無料。
ただし、2枚目以降は、11,550円
プレミアムは、24,750円。
年会費と同じように2倍以上、かかる費用が違います。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードのメリットは年会費と家族カードの発行費が安いという2つ!
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードのだめな点
一般カードがプレミアムカードと比較してダメなところは以下の4点です。
- ポイント・マイル還元率が低い
- 自動付与される宿泊実績が少ない
- スマートフォン・プロテクションが使えない
- 海外旅行保険の補償額が低い
ポイント・マイル還元率が低い
一般カードはポイント還元率やマイル還元率がプレミアムカードよりも低いです。
一般カードのポイント還元率は1%(100円で2ポイント)、マイル還元率は約0.67%と低いです。
プレミアムカードのポイント還元率は3%(100円で3ポイント)と高い。
マイル還元率も1.0〜1.25%です。
一般カードのポイント還元率はクレジットカードの中では普通なのですが、プレミアムカードと比べると見劣りしてしまいます。
少額の買い物であれば、あまり差はありませんが、高額商品では全然違ってきます。
また、少額の買い物でも、回数が増えれば、それだけ差ができます。
したがって、ポイントやマイルを貯めるクレジットカードとして一般カードはプレミアムカードよりも劣っています。
自動付与される宿泊実績が少ない
一般カードは、入会すると5泊分の宿泊実績が付与されます。
プレミアムカードは、3倍の15泊分が付与されます。
ステータスをカードの利用額でアップグレードすることもできますが、宿泊数でアップグレードしたい人にはプレミアムカードの方が最初から有利です。
スマートフォン・プロテクションが使えない
スマホを落として画面にヒビが入った場合などに、修理費用が補償されるアメックスのスマートフォン・プロテクション。
数あるアメックスのクレジットカードの中で利用できるカード、利用できないカードがありますが、
- 一般カードは利用不可
- プレミアムカードは利用可
となっています。
スマホの購入した携帯電話キャリアなどの補償
それらがない人は、万が一の場合のために、スマートフォン・プロテクションが利用できた方がいいのは間違いありません。
海外旅行保険の補償額が低い
一般カードとプレミアムカードでは海外旅行保険の最高補償額が
- 一般カードは最高3,000万円
- プレミアムカードは最高1億円
となっています。
海外旅行保険は万が一の時に使うものですが、補償金額が多い方がいいのは間違いありません。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードとプレミアムの違いまとめ
一般カードである「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」とプレミアムカードを紹介しました。
年会費や家族カードの金額は2倍ほど違いますが、付与される宿泊実績は3倍などと、値段以上にプレミアムカードの方がお得になります。
一般カードもいいですが、コスパを考えると、プレミアムカードの方がお得です。
特に旅行好きの人は可能であれば、プレミアムカードの発行をおすすめします。
最初にMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードを発行して使ってみるという手もありますが、最初からプレミアムカードの発行がおすすめです。
- 入会後すぐにMarriott Bonvoyシルバー会員になれる
- 16,000ポイントが獲得できる入会特典あり
- Marriott Bonvoyゴールドエリート会員になれる
- 39,000ポイントが獲得できる入会特典あり