英語を勉強したいけど、どの本がいいかな?
このような疑問に対し、英語の勉強におすすめな参考書をまとめました。
この記事では
- 英単語の勉強
- 英文法の勉強
- スピーキングの勉強
- リスニングの勉強
の4つに分野ごとにおすすめの本を紹介します。
たくさんの英語の参考書があるので、「どれを使って勉強すればいいんだろう」という人は参考にしてください。
そして、「いいな」と思ったら、ぜひ手に入れて勉強してみてください。
英単語の勉強におすすめの参考書
まず紹介するのが、英単語を勉強するための参考書です。
英語を理解するためには、「読む」、「聞く」ときに、必要最低限の英単語を知らないと、意味を理解することはできません。
逆に英単語さえ分かっていれば、ある程度の意味を推測することもできます。
英語検定やTOEICなどの試験を受ける人は、難しい単語も勉強する必要がありますが、海外旅行のために使うための勉強であれば、必要最低限「よく使う単語」のみ頭に入れておきましょう。
速読英単語
僕が受験の時に読み単語帳が「速読英単語」です。
一般的な英語の単語帳だと、単語が羅列しているだけですよね。
一方、速読英単語では、まず英文があって、そのすぐ後に、英文の中で使われている単語が羅列しています。
そのため、英単語をどういう風に使うのかが分かりやすいです。
また、英文の内容も興味をひくものが多いので、記憶に残りやすくなっています。
英文法の勉強におすすめの参考書
つづいて紹介するのが英文法向けの参考書です。
日本語と同じ様に英語にも明確なルールがあります。
基本的な英語のルールさえ頭に入っていれば、それに沿って英語を書いたり、話したりすればOK。
英語の基本的な文法は5つしかありません!
基本的な英文法を勉強するだけなら、どんな参考書でもOK。
中学や高校の時に使っていた英語の参考書があれば、わざわざ買わなくても大丈夫です。
英語は、日本史のように、書いている内容が覆るようなことがなく、何年経っても変わりませんからね。
僕自身は、中学校で使っていた「Clear」という参考書で英語の文法を勉強しました。
どの参考書を選んでもいいですが、大事なのは、最初から最後までまるまる一冊終わらせることです。
Amazonで人気の英語の英文法の本は「一億人の英文法」という本です。
英語のスピーキングを勉強するための参考書
つづいては英語のスピーキングを勉強できる参考書です。
英語の基本を知っているだけは、スムーズに話すことはできません。
よく「日本人は中高6年間も英語を勉強しているのに、英語を話すことができない」と言われますが、その理由は英語を話す練習を全然しないからです。
英語の単語、文法をある程度勉強した後には、実践的なスピーキングの勉強をしてみてください。
スピーキングが1番難しいですが、基本を知っていれば、反復練習するだけで、だんだんと話せるようになります。
瞬間英作文シリーズ
英語のスピーキングを勉強するのにおすすめの本が「瞬間英作文」シリーズです。
瞬間英作文では、日本語をすばやく英語に変換して話す練習をすることができます。
現在は、
と2冊が出版されています。
まずは、表紙が青色の「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を使って基本的なスピーキングを練習しましょう。
それが終われば「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」に進むのがおすすめです。
最初はなかなかできないけど、慣れてくると、頭の中ですぐに英文が浮かぶようになるよ!
上の写真は瞬間英作文の本の一部です。
見て分かるように、
- ページの左側に日本語
- ページの右側に英語
が書かれています。
左側の日本語を訳したものが右側に書かれています。
日本語を見て、自分の頭の中で瞬間的に英語に変換して話すのが目的です。
付属のCDも使って、何度も勉強すれば、英語が出るスピードが早くなっていくのは間違いありません。
ベラベラブックシリーズ
次に紹介する「ベラベラブック」シリーズも、作りは上記で紹介した瞬間英作文と同じです。
左側が英語、右側が日本語となっています。
「ベラベラブック」は昔、香取慎吾がMCのテレビ番組「SmaSTATION!!(スマステーション)」の内容を本にまとめたものです。
2001年から2017年まで16年も続いた番組なので、一度は見たことがあるのではないでしょうか?
生放送で「そこでは、ここでクエッション」というナレーションとともに英語クイズが出され、香取慎吾が英語の問題を出されて、答えていたのを覚えている人も多いと思います。
ベラベラブックは
- Vol.1
- Vol.1.5
- Vol.2
- Vol.2.5
の4冊が出されています。
本の中でも、クイズ問題のようになっています。
掲載されている文章も、日常会話でよく使うようなものばかりで実践的。
右側の英文は、赤いシートで隠すと見えなくなる作りになっています。
なので、赤いシートを使って、右側を隠しながら、勉強していくのがいいですね。
英語のリスニング力を勉強するための参考書
最後に紹介するのがリスニングの参考書です。
海外で英語を聞いて理解することはとても大切です。
例えば、
- 宿のチェックインをする時
- チケットの購入する時
- ツアー中
など、英語をちゃんと理解しないと損したりすることもあります。
英語耳
英語のリスニング力を鍛えるのにおすすめなのが「英語耳」という本です。
英語耳のコンセプトは、「発音ができるとリスニングができる」です。
つまり、逆に言うと「英語を話せないと聞き取ることはできない」ということです。
例えば、「She see the sea.」という英文。
この短い英文は4つの単語のみ使われています。
そのうち、
- She(彼女)
- See(見る)
- Sea(海)
の3つはそれぞれ意味が違いますが、全て日本語で書くと「シー」です。
この違いを聞き分けられないと、英語を正しく理解することはできないですよね。
そのためにも、英語耳の中では、「英語を聞き取るために英語の発音方法を知ろう」というコンセプトの元、具体的な発音方法について解説されています。
英語耳では、全ての発音記号の発音方法を網羅しており、
- 発音するときの舌の位置をどこにおくか
- どうやって発音するか
などを絵や文章などで分かりやすく書かれています。
また、英語のリスニングを伸ばすという点では、音声での読書も効果的です。
Amazonが提供している「Audible」や、聴き放題サービスのある「audiobook.jp
英語の勉強本もたくさんある「Kindle Unlimited」もおすすめ
この記事では、5冊に絞って紹介しましたが、手当り次第にいろんな英語の本を読んでみたいという人には「Kindle Unlimited」がおすすめです。
月額980円で、英語の本はもちろん、実用書や漫画、雑誌が読み放題になります。
英語に対する考え方を学ぶのに最適な本「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」もKindle Unlimitedの対象になっているので、無料で読むことができます(2020年8月時点)
日本はもちろん、海外でもネット環境さえあれば利用可能です。
おすすめの英語の参考書まとめ
英語の勉強に使える参考書を5冊紹介しました。
英単語、英文法は基本どれを使ってもいいですが、
の2冊の本は特におすすめなので、ぜひ使ってみてください。