フィンランドとバルト三国で一番北にあるエストニアはバルト海を挟んでいます。
それぞれの首都ヘルシンキとタリンはフェリーで結ばれており、簡単に移動することができます。
今回は一番安いフェリ会社である「Eckerö Line」を利用したので、15ユーロで移動することができました。
そこでこの記事では、フェリー移動について僕の体験を元に、
- ヘルシンキからタリンへのフェリーの予約
- ヘルシンキでの乗船の流れ
- ヘルシンキからタリンへのフェリー移動の様子
について説明していきます。
当時僕が調べた中で一番安かったフェリー会社「Eckerö Line」を利用しました。
ヘルシンキからタリンにフェリーで移動したいと思っている人は参考にしてみてください。
ヘルシンキからタリンへの移動
フィンランドの首都「ヘルシンキ」からエストニアの首都「タリン」への移動は、フェリーまたは飛行機で移動することができます。
それぞれの移動手段について違いなどを解説していきます。
フェリー移動
ヘルシンキとタリンを結ぶフェリーは以下の4社のフェリー会社がそれぞれ船を出しています。
- Eckerö Line(エッケルライン)
- Linda line(リンダライン)
- Tallinksilja line(タリンクシリヤライン)
- Viking line(バイキングライン)
フェリーの種類にもいくつかあり、「普通船」と移動時間の短い「高速船」があります。
また、フェリーの時間帯も日中に移動するものから、夜行の便まであるので、予算や自分に都合のいい便を選択することができます。
僕は時間的制約も全然なかったので、一番安い「Eckerö Line」というフェリー会社を利用して、ヘルシンキからタリンへ移動しました。
ヘルシンキからタリンへの航路
飛行機移動
ヘルシンキの「ヘルシンキ・ヴァンター国際空港」のタリンの「タリン空港」まで直行便が飛んでいます。
飛行機を使えば、たった30分で移動することができます。
短い時間で移動したい人だけでなく、船酔いしやすい人は飛行機移動がおすすめです。
ヘルシンキからタリンへのフェリーチケットの料金・予約方法
ヘルシンキからタリンへのフェリーチケットの料金と予約・購入方法を紹介します。
フェリーの料金
フェリーの料金は、フェリー会社だけでなく、同じフェリー会社でも乗船時間によって違います。
僕が乗船した「Eckerö Line」の昼の便は15ユーロでしたが、一本前は19ユーロ、一本後は10ユーロでした。
エストニアは比較的治安のいい国ですが、夜遅い時間は避けておいた方がいいです。
女性1人旅の人は特にです。
ただし、北欧の夏は暗くなる時間が遅いので、タリンの行く前に日照時間を調べてみてください。
予約方法・購入方法
ヘルシンキからタリンへのチケットはフェリーターミナルの窓口でも購入できますが、僕はネットで事前に予約・購入しました。
僕が乗船した「Eckerö Line」は、公式ページから購入することができます。
乗船日と乗船時間を選択し、個人情報を入力した後に、カード決済すれば予約は完了します。
予約完了後に登録したメールアドレス充てにチケットが送られてくるので、削除しないようにしてください。
チケットの印刷はしませんでしたが、問題なく乗船できました。
ヘルシンキの街からタリン行きのフェリー乗り場へトラムで行こう
ヘルシンキからタリンに移動するためには、まずフィンランド側のヘルシンキのフェリーターミナルに行かなくてはいけません。
タリン行きは同じでも、フェリー会社によってフェリー乗り場が違うので気を付けてください。
「Eckerö Line」のフェリーターミナルは「West Terminal 2」です。
僕が宿泊していた「CheapSleep Hostel Helsinki」からは近くにある駅から7番のトラムに乗っていきました。
トラムの乗車料金は3.20ユーロです。
乗車して約35分で着きました。
トラムの終点駅が「West Terminal 2」なので、どこの宿に宿泊していても7番のトラムを見つけて乗りさえすれば、行くことができます。
West Terminal 2の場所
ヘルシンキからタリン行きのフェリーの乗り方
ヘルシンキのフェリー乗り場に到着したら、自分が乗船するフェリー会社の窓口に行き、乗船手続きをします。
その後、ゲートを通り、待合室に行き、時間が来たらフェリーに乗船します。
タリン行きのフェリーの乗船手続き(チェックイン)をする
終点の駅の目の前にあるフェリーターミナルの中に入り、少し進んだ右手に「Eckerö Line」のチェックインカウンターがあります。
すぐ横には機械もあったのでこちらでもチェックインできそうです。
列に並び自分の順番が来たら、窓口の人にパスポートを渡すだけで手続きしてくれます。
手続きはすぐに終わり、チケットを渡されます。
ゲートを通過して乗船する
チェックインが終わったら、すぐ近くにあるゲートを通ります。
先ほどもらった小さなチケットにあるバーコードをかざすとゲートが開きます。
ゲートを通過した後は、エスカレーターを使って上に上がります。
2階は待機スペースになっているので、そこで乗船開始を待ちましょう。
この場所では、フリーWi-Fiを使用することができました。
そして、出航時刻の30分前からタリン行きのフェリーの乗船が始まりました。
ヘルシンキからタリン行きフェリー「Eckerö Line」の船内の様子
船内にはたくさんの椅子やソファーがあるので座るところには困りません。
船内にはフリーWi-Fiがあります。
値段は高いですが、カフェやレストラン、バーなどもあります。
フィンランドからエストニアまでの航行時間は短くはないので、お腹が空いた人は利用しましょう。
現地の人で賑わっていました。
屋上にも出ることができます。
かなり風が強いので、自分の持ち物が飛ばないように気をつけてください。
個室もあります。
お金に余裕があり、プライベートな時間が欲しい人は利用してください。
ヘルシンキからタリンにフェリーで到着した後は宿に移動
フェリーは予定時刻通り、タリンのフェリーターミナルに着きました。
フィンランドもエストニアも同じシェンゲン圏であるため、入出国審査はありません。
手続きやチェックなどは一切ないので、そのままフェリーを降りましょう。
タリンのフェリーターミナルの場所
タリンのフェリーターミナルから宿が集まるタリン旧市街地までは歩いてすぐです。
僕が宿泊した「Old Town Hostel Alur」という宿までは歩いて約15分でした。
ひときわ目立つ高い塔が目印の「St Olaf’s church」が見えるので、旧市街に行く人はその塔を目指して歩きましょう。
ヘルシンキからタリンへフェリーを利用した移動まとめ
ヘルシンキからタリンへフェリーを利用しての移動方法を紹介しました。
フェリーの予約はネットで簡単にできますし、フェリーの乗船も簡単です。
タリンに到着した後も、入国審査などがないので、普通に降りれば大丈夫。
フェリー移動はフィンランドからエストニアに簡単に移動できるのでオススメです。