MENU

【ベトナムビザが大幅規制緩和】ビザ免除滞在可能日数が45日に!ノービザ滞在の条件やビザの種類を紹介

当サイトのリンクには広告が含まれています。

2023年8月15日から、ベトナムのビザなし滞在可能日数が15日から45日に変更されました。

また、e-VISAの滞在期間も延長されました。

記事内では

  • 2023年8月15日から開始されたベトナムのビザの規制緩和
  • ベトナムにビザ免除(ノービザ)入国・滞在できる条件・国
  • ベトナムビザの種類

について解説していきます。

この記事では、観光目的で入国する人向けなので、学生ビザや、仕事目的のビジネスビザや就労ビザなどについては解説しません。

目次

2023年8月15日からベトナムのビザの規制が緩和

2023年8月15日からベトナムのビザの規制が大幅に緩和されました。

今回規制緩和されたのは

  • ビザ免除
  • e-VISA

の2つです。

ビザの規制緩和により、新型コロナウイルスにより激減した海外旅行客を取り戻したいという狙いがあるようです。

ベトナムのビザなし滞在が45日間に延長

日本は、ベトナムにノービザ(ビザ免除)で、入国・滞在ができる国の1つです。

以前までは、ビザ免除で入国した場合、入国から15日以内に出国しないといけませんでしたが、2023年8月15日以降は、ノービザ滞在での滞在期間が15日間から45日間になります。

今までは15日以上滞在したい場合は、事前に観光ビザを取得するか、ビザなしで入国した後に延長手続きをする必要がありました。

僕自身も世界一周した時、「もっといたかったなぁ」と思いながらも、急いで15日目に出国した思い出があります。

以前まであった30日ルール(ベトナム出国後30日間はベトナムに入国できない)はコロナ期間中になくなっています。

今回の規制緩和により、1カ月半もの間滞在できるので、世界一周をしている人やネットを使って仕事ができるノマドワーカーにとっては、物価も安く過ごしやすいベトナムにゆっくり滞在することができるようになりました。

ベトナムのe-VISAも最長30日間から90日間に延長

ノービザ滞在の滞在日数が増えただけでなく、ベトナムのe-VISAも最長30日間から90日間に延長されました。

事前にオンラインでの手続きが必要ですが、滞在できる日数がビザ免除で入国した場合の倍なので、がっつりと滞在する人にはおすすめです。

ベトナムにビザ免除(ノービザ)入国・滞在できる条件・国

ベトナムにビザ免除(ノービザ)入国・滞在できる条件・国を紹介します。

ビザ免除で入国・滞在できる条件

ベトナムにノービザ滞在するには以下の条件を満たす必要があります。

  • ベトナムの滞在期間が45日以内であること
  • ベトナム入国時に、パスポートの残存期間が6カ月以上あること
  • 入国時にベトナム出国航空券を持っていること(往復航空券や第三国行き)
  • ベトナムの法令の規定により入国禁止措置を受けてないこと

日本はベトナムにビザ免除で滞在できる国の1つ

ほとんどの国はベトナムに入国・滞在するためにはビザが必要です。

ベトナムにビザ免除で滞在が認められている国はごく一部。

ノービザ滞在が許可されているの日本を含むは以下の13カ国のみです。

  1. 日本
  2. 韓国
  3. イギリス
  4. ドイツ
  5. フランス
  6. イタリア
  7. スペイン
  8. デンマーク
  9. スウェーデン
  10. ノルウェー
  11. フィンランド
  12. ロシア
  13. ベラルーシ

ベトナムに観光するのにビザは必要?

2023年8月15日以降は、45日以内の滞在であれば、ビザを取得する必要はありません。

なので、たいていの人には、ビザは準備せずにそのまま入国してOKです。

45日を超える滞在をする場合は、e-VISAを取得するようにしましょう。

ビザ免除により入国した場合、原則として滞在延長はできないので、必ず45日以内に出国するようにしましょう。

ビザの種類滞在日数観光客向け
ビザ免除45日間最適
e-VISA
(オンラインビザ)
90日間最適
通常の観光ビザ1カ月
3カ月
入国許可書が必要
アライバルビザ3カ月招聘状・所定の書類が必要

ベトナムのビザの種類と取得方法

ベトナムに観光目的で訪れる場合、

  • e-VISA(オンラインビザ)
  • 通常の観光ビザ
  • アライバルビザ(VOA)

の3種類ありますが、旅行客が取得できるのはe-VISAになります。

なぜなら、通常の観光ビザは入国許可書、アライバルビザを取得するためには招聘状と所定の書類が必要だからです。

どれも観光客が気軽に取得できるものではなく、ベトナムに支店がある企業や代理店を通して取得するものなのとなります。

どの取得方法でも、入国予定日から6か月有効のパスポートが必要になります。

ビザの種類滞在日数取得方法
e-VISA
(オンラインビザ)
90日間入国前にオンラインで申請
証明書が発行されるので印刷
入国時にパスポートと証明書を提示する
通常の観光ビザ1カ月
3カ月
大使館で直接申請
または
大使館に申請書を郵送
アライバルビザ3カ月招聘状を取得し、現地の空港で取得

オンラインビザ(e-VISA)

e-VISAは日本を含む80カ国を対象にしている電子ビザです。

申請から決済までオンラインで全て完結します。

e-VISAでベトナムに滞在できる日数は90日間。
ビザの有効期限内に一回のみ入国できる「シングルビザ」と、回数制限なく出入国することができる「マルチプルビザ」の2種類があります。

ビザの料金は25USドル。
支払いはクレジットカード決済のみです。

e-VISAを取得するには、事前にベトナムのe-VISAのページから電子ビザ申請する必要があります。

公式 ベトナムe-VISAのページ(英語)

取得方法としては以下の流れになります。

  • 入国前にオンラインで申請・決済
  • 申請から3営業日にビザが発行されるので印刷する
  • 入国時にパスポートと一緒に印刷したビザを提示する
    ※入国時に「滞在期間を示すスタンプ」がパスポートに押されているのを必ず確認してください(入管のミスがときどき起こるため)

必要なものは以下の通りです。

  • パスポート
  • パスポートの顔写真のページを撮影した写真
  • 顔写真(白背景の4cm×6cm・メガネはかけない)
  • クレジットカード
  • メールアドレス

3営業日でビザが発行されることになっているけど、人によっては1週間ぐらいかかることもあるので、余裕を持って申請しよう!

通常の観光ビザ

ベトナム大使館または領事館に直接行くか、郵送で取得することができます。

必要なものは以下のとおりです。

  • パスポート原本
  • ビザ申請書
  • 証明写真(3.5cm×4.5cm)
  • ビザ料金
  • ベトナム入国管理局またはベトナム外務省・領事局の入国許可書

ベトナム大使館は東京に1カ所。
ベトナム領事館は大阪と福岡に1箇所ずつあります。

公式 在日ベトナム大使館・総領事館

名前電話番号
駐日ベトナム大使館03-3466-3311
駐大阪ベトナム総領事館072-221-6666
駐福岡ベトナム総領事館092-263-7668

郵送の場合、返信封筒とゆうパックが必要になります。

郵送先は「〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町50-11」。

郵送の際、ビザ発行手数料は現金書留で送ってください。
普通郵便で送っても受け取ってもらえません。

必要なものは以下のとおりです。

  • パスポート原本
  • 連絡先票記入(ダウンロード
  • ビザ申請書(ダウンロード)を印刷し、顔写真(3.5×4.5cm)を貼っておく
  • ベトナム入国管理局またはベトナム外務省・領事局の入国許可書
  • 受取人の返信封筒
  • 着払いゆうパック

アライバルビザ(VOA)

多くの国で「アライバルビザ」と言うと、空港でパスポートを見せるだけで発行してくれますが、ベトナムのアライバルビザは、入国前に招聘状と所定の書類の準備が必要です。

また、陸路や海路での入国する場合は使えず、必ず空路入国しなければいけません。

ベトナムのビザの種類と取得方法まとめ

2023年8月15日から大幅規制緩和されたベトナムビザについて紹介しました。

だんだんと人気が上がっているベトナムに行きやすくなりましたね。

参考 在ベトナム日本国大使館

参考 駐日ベトナム社会主義共和国大使館

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

記事の共有・保存はこちら
  • URLをコピーしました!
目次