スペイン巡礼で一番有名な巡礼同である「フランス人の道」。
フランス人の道は名前の通り、フランスから始まります。
今回はスペインの首都「マドリード」からフランス人の道のスタート地点となる「サン=ジャン=ピエ=ド=ポール」までの行き方について説明していきます。
スペインのマドリードからサン・ジャン・ピエ・ド・ポーに行く方法
マドリードからサン=ジャン=ピエ=ド=ポールへ行く交通手段は以下の3つあります。
- バス
- 鉄道
- 飛行機
バスを利用して行く方法
バスが1番安い移動手段です。
バスを使って行く場合は
- マドリードからソリア
- ソリアからパンプローナ
- パンプローナから国境を越えてサン=ジャン=ピエ=ド=ポール
と、3本のバスを乗り継いで行くことになります。
僕はバスを利用してサン=ジャン=ピエ=ド=ポールに移動したので、以下で詳しく説明していきます。
鉄道を使っていく方法
スペイン国鉄であるレンフェ(を使う場合、マドリードからパンプローナまでレンフェ(Renfe)で行くことができます。
バスを使うよりも早く移動することができます。
ただし、サン=ジャン=ピエ=ド=ポールまで電車は通ってないので、パンプローナからはバスに乗り換えなければいけません。
リンク レンフェの公式ホームページ
飛行機を使っていく方法
飛行機を利用して行く場合、サン=ジャン=ピエ=ド=ポールには空港がないので、近くまで飛行機で行くことはできますが、飛行機を降りた後はバスなどで移動する必要があります。
スペインなら「パンプローナ空港」、フランスなら「ビアリッツ・アングレ・バイヨンヌ空港」が一番近い空港になります。
スペインのマドリードからサン・ジャン・ピエ・ド・ポーへのバスチケット購入
利用するバス会社は「ALSA」というスペインの大手バス会社です。
3本目の「パンプローナからサン=ジャン=ピエ=ド=ポール」は別のバス会社ですが、Alsaの窓口で購入することができます。
窓口は地下鉄の「Avenida de América」駅にあります。
僕は移動前日に全て窓口で予約しました。
バス料金は以下の通りです。
ルート | 料金 |
---|---|
マドリードからソリア | 11ユーロ |
ソリアからパンプローナ | 11.40ユーロ |
パンプローナからサン=ジャン=ピエ=ド=ポール | 22ユーロ |
出発日当日でも空席があればチケットを購入できると思いますが、時間があるなら前日に購入しておいた方が安心できます。
あらかじめ公式サイトからオンラインでも購入することができます。
リンク ALSAの公式ホームページ
ALSAのチケット売り場の場所
スペインのマドリードからサン・ジャン・ピエ・ド・ポーまでの移動の流れ
ALSAのバス乗り場まで移動する
行き先は「Avenida de América」駅で、地下鉄を利用して行くのが一番楽です。
僕が宿泊したマドリード中心部にある宿からの行き方になります。
まずはメトロの駅である「Callao」駅に行きます。
券売機で「Avenida de América」を選択します。
マドリードのメトロの料金は移動距離によって変化します。
一番安い1.50ユーロでした。
「Terminal Autobuses」の標識に沿って歩きます。
そして、改札を出て、エレベーターを上がればAlsaのチケット窓口があります。
マドリードはスペインの首都であり、通勤・通学の時間には電車は混雑します。
ラッシュの時間をずらしてバスを取ることをオススメします。
ラッシュの時間が避けられない場合は、スリに気を付けて、荷物が邪魔にならないように電車を利用しましょう。
荷物が多い人はタクシーを利用を考えてもいいかもしれません。
マドリードからソリアへ移動
マドリードのALSAのバス乗り場は、チケット窓口のある同じ階で、奥に行ったところにあります。
運転手にチケットを見せて、バスに乗り込みましょう。
ソリアで乗り換えて、パンプローナに移動
ソリアに到着予定時刻が13:15でパンプローナ行きのバスが出発するのが13:20でした。
バスは13:16にソリアのバスターミナルに到着し、隣に停車していたバスに乗り換えすぐに出発しました。
パンプローナで次のバスを待つ
パンプローナに着いた後はサン=ジャン=ピエ=ド=ポール行きのバスをしばらく待つ必要がありました。
ですが、待合場所はたくさんの椅子があり、フリーWi-Fiも使うことができます。
パンプローナは大きな町で中心部は城壁に囲まれています。
巡礼でパンプローナは訪れますが、この待ち時間の間でも町中に行って観光するのもいいかもしれません。
サン=ジャン=ピエ=ド=ポール行きのバスチケットを購入できるブースもありました。
パンプローナからサン=ジャン=ピエ=ド=ポールに移動
サン=ジャン=ピエ=ド=ポール行きのバスはソリアから乗ってきたバスと同じでした。
そのバスにのる乗客はほとんどおらず、見た感じ全員スペイン巡礼を目的とした人でした。
登山靴やポールを持っていたからです。
パンプローナを出発して1時間40分後サン=ジャン=ピエ=ド=ポールに到着しました。
EU圏内の移動なのでパスポートチェックはありません。
パンプローナからサン=ジャン=ピエ=ド=ポールへの道は山道なので、クネクネした道を進んでいきます。
車に酔いやすい人は酔い止め対策をしておいた方がいいと思います。
降りた場所はバスターミナルなどではなく、道が開けた場所でした。
サン=ジャン=ピエ=ド=ポールの到着場所
そこから僕は予約しておいた「Gîte Le Chemin vers l’Etoile」に行きました。
人によってはそのまま巡礼事務所に行ってもいいと思います。
スペインのマドリードからサン・ジャン・ピエ・ド・ポーまでの行き方まとめ
スペインの首都マドリードからサン・ジャン・ピエ・ド・ポーまでの行き方について紹介しました。
僕は3本のバスを乗り継いで一気に移動しましたが、観光しながらゆっくり移動してもいいと思います。
スペイン国内からサン・ジャン・ピエ・ド・ポールに行く場合、電車や飛行機で近くに行くことはできますが、最後はバスになるので、バスが嫌な人はフランス国内から電車を利用することをおすすめします。