バングラデシュのクルナからインドのコルカタまで陸路移動しました。
今回はクルナからバングラデシュの出国審査が終わるまでの説明します。
クルナから国境までの移動手段は2つあります。バスか電車です。
僕は、今回バス移動をしました。
バングラデシュからインドまで陸路で移動する予定の人は参考にしてください。
インド国境からコルカタへの行き方は別記事にまとめています。
クルナからインド国境へのバス移動について
バスで移動する場合、国境まで直行するバスに乗るか、一度乗り換えて国境に行くことになります。
ネット上には、直行で行けるバスに乗って国境まで行ったという人がいたので、直通バスはあるみたいですが、僕は見つけられませんでした。
なので、バスを途中で一度乗り換える方法で国境を目指しました。
下の地図が、クルナから国境までの移動ルートです。
クルナからジョソールへ(Khulna to Jessore)
まず、バスに乗るため、ホテルを出て、オートリキシャでバスターミナルに行きました。
そこから、まず「ジョソール」までのバスに乗ります。
バスがたくさんあり、ジョソール行きのバスを探し、乗りました。
バスの下にトランクがないので、バックパックは座席に置くことになりました。
なので、料金も二人分取られました。
出発した時は、バスに空席があったものの、次第に埋まり、満席になり立っている人もでました。
バックパックに一席分使っているので、少し周りの目が気になりました。
ジョソールからベナポールへ(Jessore to Benapole)
ジョソールに着いたら、「ベナポール」行きのバスに乗り換えます。
ジョソールに着くバスターミナルと、ベナポールに行くバスターミナルは別なので、移動しなくてはいけません。
ジョソールに着いて、降りる時に声をかけてきた青年二人が一緒に、ベナポール行きのターミナルまでの手伝ってくれました。
CNGを捕まえて、バスターミナルまで行くように言ってくれました。
僕が乗る前に値段を聞くと、ドライバーが答えたのですが、それに対して青年二人が何やら文句を言っているようでした。
どうやら値段をふっかけられていたみたいです。
すると、ジョソールまで運んでくれてきたバスの運転手が「ベナポール、OK. Come.」と言って、バスに乗るように言われました。
送ってくれるのかなと思い、とりあえず乗ってみました。
この人たちはいい人たちだなーと思い乗ってみると、前を走っているリキシャやCNGに向かって大声で何かを言っていました。
さらに、道を譲ってくれた後も、何やら大声で叫んでいました。たぶん、「どけ、どけ」とか言っていたのだと思います。
途中、ガソリンを入れたりして、20分くらいで、ベナポール行きのバスターミナルに着きました。
お金を要求されるかなと思っていましたが、何もなく、ただただ優しい人たちでした。
ベナポール行きのバスに乗り、発車した後、集金係が来ました。
バッグの席の分の料金で二人分払えと言われました。
二人分も払いたくなかったので、自分の足元に無理やりバックパックを置こうとしました。
すると、近くにいた人が、こっちの座席の下に置くことができるよと言って、そこに置いてくれました。
結果、一人分の料金だけを払うだけで終わり、その後着いた国境近くでも、リキシャと交渉して値段を下げてくれました。
たくさんのバングラデシュ人に助けられての移動だなとつくづく感じました。
ベナポールのバス降り場からは、後ろがただの荷台みたいになったオートリキシャで5分くらい行くと、国境に着きました。
バングラデシュとインドの国境の場所
バングラデシュ出国手続き
国境に着くと、まずは右側のバングラデシュのイミグレーションの場所に入ります。
スタンプを持ったおじさんの場所に行くと、「まずは出国税(travel tax)を払ってこい」と言われ、後ろにある場所で500タカを払いました。
金曜日と土曜日は、出国税のカウンターが閉まっているらしく、ここでの支払いをすることができません。
その場合は、前もって銀行で出国税を払わないといけないです。
また、銀行も金曜日と土曜日は閉まっているので、それ以外の曜日に支払いを済まさなくてはいけません。
そして、その払ったという証明書と一緒にパスポートをさっきのおじさんに渡すと何やら、書いて、おじさんの後ろにある場所に行くように言われました。
そこに向かっている途中に、ニコニコしたおじさん二人から「ジャパニーズ?コンニチハ。ニホンジンアイシテル」と言われました。
言われた場所について、パスポートを見せると、「まずはこれを書け」と言われ、出国カードをを渡されました。
この時、入国書に書いたバングラデシュの住所と電話番号などを書かなければいけないので、どこかにメモしておいてください。
自分で書いていると、出国審査官の一人が、紙をとりあげて、僕の代わりに書き始めました。これは優しさでしょうか。
その書かれた紙とパスポートを一緒に提出し、無事に出国しました。
クルナからベナポールまで鉄道1本で移動できる
鉄道で移動する場合、クルナからベナポールまで一本の電車で行くことができます。
しかし、クルナからベナポールまでの電車は1日1本しかなく、時間は朝7時10分発の電車です。
前もって、電車の予約をすることはできないので、出発前にチケットを買う必要があります。
混むようなので、早めに行くことをオススメします。
ベナポールの駅についたら、そこからリキシャなどに乗って、国境に移動します。
クルナ駅の場所
ベナポール駅の場所
クルナからインド国境への陸路移動まとめ
僕は朝ごはんを食べたいからという理由で、バス移動にしましたが、特になんの理由もないなら電車での移動をお勧めします。
早起きは大変ですが、電車1本で国境近くの街に行くことができ、バス移動と比べて、圧倒的に楽です。
クルナから出国審査が終わるまでの所要時間は、約5時間でした。
- ホテル→バスターミナル(クルナ):30タカ
- バスターミナル(クルナ)→バスターミナル(ジョソール):200タカ(2人分)
- バスターミナル(ジョソール)→バスターミナル(ベナポール行きの)無料
- バスターミナル→ベナポール:50タカ
- ベナポール→国境:20タカ
- 出国税:500タカ
インドの入国審査からコルカタに行くまでの流れは下の記事に続きます。