サンパウロの市内には「グアルーリョス国際空港(GRU)」と「コンゴニャス空港(CGH)」という2つの空港があります。
この記事ではサンパウロ市内からグアルーリョス国際空港まで安く行ける方法を説明していきます。
多くの外国人旅行客が使うエアポートシャトルではなく、現地の人が主に使う方法になります。
グアルーリョス国際空港まではエアポートシャトルを使うのが一般的
サンパウロ市内からグアルーリョス国際空港まではエアポートシャトルを利用して行く人が多いです。
ただ、エアポートシャトルは楽な上に利用客は外国人観光客がほとんどなので安全ですが、45.5レアルと料金が高いです。
今回紹介する方法はメトロと市バスを利用した方法になります。
現地の人たちが利用する方法ですが、移動も全然難しくありませんし、エアポートシャトルに比べてかなり安く行けることが可能です。
- メトロの料金:一律3.8レアル
- 市バスの料金:5.5レアル
合わせて9.4レアルでサンパウロ市内からグアルーリョス国際空港まで行くことができます。
まずはMetroのTatuape駅に行く
まず、泊まっているところの近くからメトロに乗って「Tatuape駅(Estação Tatuapé)」に向かいましょう。
切符売り場で3.8レアルを払い、手に入れた切符を改札に入れるだけです。
僕が宿泊していた東洋人街近くの「Hostelaria SP」という宿からは、最寄りの「Sao Joaquim」駅からメトロに乗ります。
一度「Se」駅で乗り換えるだけで30分間で到着しました。
Tatuape駅の場所
グアルーリョス国際空港行きのバスに乗る
「Tatuape」駅に到着した後は、グアルーリョス国際空港行きのバスに乗ります。
空港行きのバスは「257番」のバスです。
約15分間隔で運行しています。
運行時間は05:00〜00:10となっています。
それではバスの乗り場までの行き方を解説していきます。
Tatuape駅に着いたら階段を上り、メトロの改札を出て左に行きます。
上の案内表示に書かれている「Termina Norte(Onibus Aeroporto)」を目印にその方向に進みます。
少し歩いたら、左手に下へ行くエスカレーターがあります。
エスカレーターの手前の上に「Embarque Linha 257 – Guaruhos(Aeroporto)」と書かれています。
それに乗り、下へ行きます。
空港行きのバスは左手に停車します。
バス料金は5.95レアルです。
運転手にお金を払い、回転棒がついたゲートを抜け、席に座りましょう。
バスの前方に荷物を置くスペースがあります。
バスは発車すると市街地を抜け、やがて6車線の道路を走ります。
途中で何度か人を降ろし、空港へ向かいます。
グアルーリョス国際空港に到着
バスは空港の西側を走り、まずは第1ターミナルで停車します。
僕が乗ったバスの人は誰も降りず、バスはすぐに出発しました。
その後、10分ほど走り、大きな赤いモニュメントがあるところを曲がると第2ターミナルに到着します。
グアルーリョス国際空港の場所
グアルーリョス国際空港に行く際に注意すること
所要時間について
僕が第1ターミナルに着いたのは、Tatuape駅を出発してから20分後、第2ターミナルに着いたのは30分後でした。
ただ、僕がこのバスを利用したのは日曜日の午前中という人の移動の少ない時間帯でした。
公式ページ上には所要時間は約55分間と書かれているように、平日だともっと時間がかかることが予想されます。
また、グルーリョス空港はとても広く、目的のチェックインカウンターが遠く、かなり歩きました。
時間に余裕を持って行けるようにしましょう。
サンパウロの交通機関のストライキに注意
僕がグアルーリョス国際空港に行く前日に観光に行く際にGoogleMapsで行き方を調べてみると、「運休」と表示されていました。
詳細を見てみると「General Strike」と書かれており、ストライキが起こっていることが判明。
実際にこの日はメトロが一切動いていませんでした。
ストライキは頻繁には起こることはありませんが、起こる可能性は0ではないので、出発前にチェックしておくといいでしょう。
また、ストライキが起こっていた場合、長引く可能性も考慮して、タクシーのことも頭に入れておいた方がよさそうです。
まとめ:グアルーリョス国際空港までは市バスで安く移動
サンパウロ市内からグアルーリョス国際空港まで安く行ける移動手段を紹介しました。
少しでも移動費を安くしたい人はこの移動方法を活用してみてください。