香港国際空港で一泊だけ空港泊をした後、香港を出国し、ベトナムへ向かう。
ベトナムに向かう前にいろいろと不安になるようなことを言われ、その気持ちを抱えたままの出国になった。
香港国際空港の空港泊は快適だった
空港で目覚めた。なかなか熟睡できた。
空港内に何箇所しかない「椅子と椅子との間の手すりがないベンチ」を見つけ、自分の寝床にできたのは大きい。
普通に置いてあるベンチは寝転がることができないようになっている。
香港国際空港は2015年の世界空港ランキングで第4位になっている。
設備も整い、とても綺麗だ。警備員も巡回していて、安心して空港泊できた。
ちなみに、日本の羽田空港は一つ下の第5位である。
朝のうちに、フリーWi-Fiを使って、ハノイのゲストハウスの情報と空港から市内への行き方を調べる。
香港には乗り継ぎのためだけに来て、「シンフォニーオブライツ」も見れたので満足だ。
香港国際空港で帽子を探して
そして、昨日、飛行機の中に置いてきてしまった帽子を探しに、カウンターの人に聞いてみた。
香港航空のオフィスの場所を説明され、そこで聞いてみるように言われた。
説明された通りに行き、結構遠くのオフィスになんとかたどり着き、聞いてみた。
どこかに電話して確認してもらったが、掃除した時には、見つからなかったらしい。
日差しが強い東南アジアやインドで使おうと買った帽子は、役割を果たすこと無く行方不明になった。
香港国際空港内に現地の人に人気そうな店を発見
お腹がすいたので、昼ご飯を食べようと、空港内をうろうろする。
が、値段が高い。
ネットで見た安く香港料理を食べられるレストランはどうやらなくなったみたいだった。
ずっといた第1ターミナルから第2ターミナルへ移動して、何かいいものを探す。
ほとんど高いものばかりだが、一つの店舗だけ、やたら列ができている。
並んでいる人もCAや現地の人っぽい。
さらに値段を見ても、他の店と違い安めだったので、並んで注文した。
牛肉と卵が上に乗っているモノを注文し、お金を払う。注文番号を呼ばれるまで待つように言われ待つ。
そして何やら呼ばれたような気がしたので行くと、「ノービーフ」と言われ、なぜかチキンになる。
しかし、これが意外とうまかった。
近くにある「優の良品」には、誰もいなかった。
香港国際空港での出国手続き
食べた後は、チェックインカウンターへ行く。
そして、Eチケットとパスポートを見せる。
担当していた人が何やら神妙な顔に。
そして、次々と質問された。
- ビザ持ってませんか?
- いつベトナムから出国しますか?
- どうやって出国しますか?
- 今持ってる現金見せて。クレジットカードある?
さらに、どこかへ電話したり、隣のオフィスに聞きに行ったりした。
不安になった。
そして僕のところに戻ってきて「ベトナムはベトナムから出国する飛行機のチケットが無かったら、入国できません。
ベトナムに着いたら、ベトナムから出国する航空券を買うことを求められると思いますがいいですか?」と言われた。
その後、「説明を受けました」という誓約書みたいなものにサインさせられる。
チケットいるのは知ってたけど、なんとかなるという情報を見ていたので、心配してなかったが、かなり不安になる。
飛行機搭乗までネットで調べてみる。探すと、入国審査のところで「リターンチケット」と言われ、チケットを買うように促されたというブログを見つけた(この方は、ラッキーな入国審査の人に出会い、なんとか入国できたそう。)
不安なまま飛行機に乗る。
そして、飛行機は予定より30分ほど遅れて、ベトナムに向けて出発した。
おわりに
誓約書みたいなものを書かされましたが、なんとかベトナムに出国することができました。
ただ、こういう面倒臭い手続きがあるので、なるべく出国チケットを購入しておくことをおすすめします。