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バングラデシュのアライバルビザは空港で無料で取れる(ダッカのシャージャラル国際空港にて)

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バングラデシュに入国するにはビザが必要です。
ただ、バングラデシュのビザについての情報は様々です。

ネット上では、日本やタイなどの海外にある大使館で取らなくても、空港ですぐに無料でアライバルビザが取れたという声が多い一方、過去には50ドル払った人や、ビザが発行されなかったという話まであります。

大多数のネットの情報を信じて、何も用意せずに、アライバル取得を目指し、バングラデシュに向けて飛び立ちました。

何も用意していませんでしたが、無事にアライバルビザを取得することができました。

バングラデシュの首都ダッカの空港でのアライバルビザの取得の流れを解説していきます。

目次

バングラデシュのシャージャラル国際空港にて

写真 2015-07-20 21 33 02飛行機がバングラデシュのシャージャラル国際空港に着き、他の乗客と一緒に入国ゲートへと向かいます。

無事アライバルビザが取れるかドキドキでした。

アライバルビザの申請場所は、金属探知機を過ぎて、すぐ右にあります

ですが、それを見過ごし、入国ゲートに着いてしまいました。

申請場所がどこにあるかわからなかったので、係員に聞きました。
申請カウンターまで連れていってくれたんですが、1ドル要求してきました。

何にも渡しませんでしたが、初めて話したバングラデシュ人がたった5秒案内しただけで、チップを要求してきたので、印象は悪くなりました。

アライバルビザカウンターにて

写真 2015-07-20 21 33 27カウンターに行くと、職員から「日本人?」と聞かれ、「イエス」と答えると、隣に中国人がいるにもかかわらず、「バングラデシュへようこそ。日本人はグッド!中国人はバッド!」と大声で言いました。

こっちがヒヤヒヤしました。

ニコニコした係員に、パスポートと機内で書いた入国カードを提出するように言われました。

そして、笑顔だった入国審査官は入国カードを見て、「ん?」となりました。そして、そこから質問の連続です。

「バングラデシュビザの申請用紙は?」「ない」
「バングラデシュの書類なんかないの?」「ない」
「友達はバングラデシュにいるの?」「いない」
「バングラデシュで使える携帯の電話番号は?」「ない」
なんかヤバい雰囲気を感じたので、「やっぱりあります」と、ホテルの電話番号を書きました。

「仕事は?」「学生」
「何を勉強してるの?」
「大学の名前は」
「何年生?」

「バングラデシュには何しに来たの?」「観光」
「なんでバングラデシュに来たいと思ったの?」
「どこ行くの?」
「何日いるの?」
「バングラデシュの後にどこか行くの?」

そんな質問を何個もしてきて、一通り聞き終わった後は、何となくリラックスした雰囲気になりました。

すると、さっきまで真剣な顔をしていた係員が笑顔になり、「知ってる?日本人のアライバルビザは無料だよ。バングラデシュ人と日本人はいい友達だから!いつも日本人は無料!」と言い、入国審査書に何やら書いてくれました。
写真 2015-07-20 21 47 21
なんとか第一関門突破です。
そして、入国ゲートへと向かいました。

注意
バングラデシュで滞在する「ホテルの名前」「住所」「電話番号」は必ず入国カードに書かなければいけません。

書いてないと必ず聞かれるので、事前に調べてどこかにメモしておいてください

バングラデシュの入国審査を受ける

写真 2015-07-20 21 47 28アライバルビザ申請所の人に言われた通り1番左の入国ゲートに並びました。

そして入国審査官に入国審査書を渡すと、笑顔だったのが、厳しい顔つきに。

「仕事は?」
「何しにバングラデシュに来たの?」

さっきのアライバルビザの係員と同じような質問をまた何個もしてきました。

他の審査官同士が冗談を言い合い、みんな笑ってる中、唯一笑わず、真剣な顔で質問をぶつけてきます。

日本で何をしているのかとか、滞在期間どこ行くかなどを細かく聞かれました。

そして、質問に全て答え、パスポートにスタンプを押されました。

そうして、何とか30日間のバングラデシュビザを取ることができました。

シャージャラル国際空港では空港泊もできる

写真 2015-07-21 1 45 46無事アライバルビザを取り、入国を果たしました。

荷物を受け取り、とりあえずベンチに座りました。
今から宿を探すか、それとも空港に泊まるか。というか、泊まれるのか。

バングラデシュに向かう飛行機の中では、隣に座った中国人カップルといろいろ話しました。

二人は、バングラデシュの首都ダッカで4年働いているということで、「何かあったら電話してきて」と携帯電話の番号を渡されました。

「今夜は空港で空港泊する」と伝えると、「それは止めといた方がいい。たぶん空港に泊まることはできない。ホテルに泊まるべきだ」と強く言われ、空港泊する予定だったので不安になりました。

その時すでに22:30頃で、WiFiも使えず、宿を探すのを諦めました。
空港が24時間開いてるのか心配なので、とりあえず起きたまま様子を見てみました。

0:00を過ぎても、乗客がアライバルのゲートから出てきます。
ベンチは、そんな乗客を待っているバングラデシュ人がいっぱいいました。

深夜2時頃、暇なので、少額を両替しに行きました。
そこで両替屋のおじさんに「今日はもう遅いからここで休んで、朝に出発するといい」と言われました。

聞くと、空港は24時間開いてるということでした。

これで空港泊ができるとわかったので、アライバルゲートから離れた場所のベンチに移動して、寝る準備をしました。

ベンチは固くて、寝づらいですが、横になることができます。
遠くを見るとベンチで寝ている人は数人いました。

ただこの空港は蚊が結構いるので、その対策は必要です。

まとめ:バングラデシュのアライバルビザは空港で無料で取れる

結果として、2015年7月20日時点では、なんの準備もなしに、空港で無料でアライバルビザを取ることができました

しかし、人がほとんどいなくて、空いてたのに入国審査の時間が30分以上かかりました。

質問を細かくしてきて、答えるのがめんどくさいので、事前に取っておいた方が楽な気がします。

日本でも海外でも、業者に任さない限り無料で申請できます。

それに、一応在日バングラデシュ大使館のホームページには、以下のように書かれています。

以前からバングラデシュでは、ダッカ・ジア国際空港到着後に空港でビザを発給する制度がありました。ただし、この措置は例外的な特例(バングラデシュ大使館や領事館がない国や地域等から来られた場合のみ適用)であり、緊急の事情がない限り空港到着後のビザは発給されません。ビザがない場合、国外退去を命じられる可能性もあります。ビザは必ず事前に取得しておくことをお勧めいたします。

こう書かれているので、公式的には空港ではアライバルビザは取れないことになっています

今回は取れましたが、この状況が変わる可能性も大いにあります。時間に余裕がある人は、事前に取得しておく方をオススメします

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