この記事では、エポスゴールドカードについて紹介していきます。
エポスカードには
- エポスカード
- エポスゴールドカード
- エポスプラチナカード
の3種類のランクがあります。
今回紹介するのは真ん中の「エポスゴールドカード」です。
エポスゴールドカードは、公式サイトから申請して年会費を払って手に入れることができますが、インビテーション(招待)をもらってカードを発行する方法もあります。
インビテーションをもらってエポスゴールドカードを発行すると、発行後はずっと年会費が無料なので、できることならインビテーションをもらって発行するのがおすすめです。
「インビテーションをもらう」となると、ハードルが高く感じるかもかもしれませんが、それほど難しくありません。
僕自身も、エポスカードを発行して利用した後に受け取ったインビテーションを利用してエポスゴールドカードを発行しました。
この記事では、エポスゴールドカードについて
- エポスカードとの違い
- 2つの入手方法
- インビテーションの基準
- インビテーションを受けっ取った後の発行方法
について解説していきます。
記事を読めば、エポスゴールドカードがノーマルのエポスカードよりどこが優れているのか、そして、どうやって手に入れることができるのかが分かります。
エポスゴールドカードを手にれたい人はぜひ記事を参考にしてください。
エポスカードについて全く知らないという人は以下の記事を読んで、どういうクレジットカードか知ってください。
エポスカードとエポスゴールドカードの違い
最初に普通のエポスカードとエポスゴールドカードはどう違うのかを比較してみます。
この記事では以下の7点に絞ります。
- 年会費
- 海外旅行保険
- ポイント還元率
- ポイントの有効期限
- ボーナスポイント
- 国内空港ラウンジ
- ハワイのラウンジ
それぞれの違いをまとめると以下のようになります。
項目 | エポスカード | エポスゴールドカード |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 5,000円 ※公式サイトから申請した場合 無料 ※年間50万円以上の利用した場合 ※インビテーションを利用して作成した場合 |
海外旅行保険の 最大補償金額 | 最大500万円 | 最大1,000万円 |
ポイント還元率 | 0.5% | 通常:0.5% よく使うショップ:1.5倍 |
ポイントの 有効期限 | 2年間 | 無期限 |
ボーナスポイント | なし | または 10,000ポイント | 2,500ポイント
国内空港ラウンジ | 利用不可 | 利用可 |
ハワイのラウンジ | 利用不可 | 利用可 |
当たり前ですが、どの項目をみても、エポスゴールドカードの方が優れていますね。
それでは、各項目について具体的にどのように違うのかを順番に説明していきます。
年会費
エポスカードは年会費永年無料です。
したがって、作成後にずっと保持していてもお金がかかることはありません。
一方、エポスゴールドカードの年会費は、普通に公式サイトから申し込んで作った場合は5,000円です。
ですが、冒頭でも紹介したように、インビテーションをもらって作成した場合は年会費が永年無料になります。
海外旅行保険
エポスカードとエポスゴールドカードは、充実した海外旅行保険が付帯しています。
利用付帯なので、
- 渡航先への航空券
- 電車やバス、タクシーなど空港への交通手段
の支払いをエポスカードでする必要がありますが、それを考えても海外旅行をする人にとってはおすすめのカードとなっています。
ただし、エポスカードとエポスゴールドカードでは、いくつかの海外旅行保険の補償金額が違います。
保険の種類ごとの保険金額は以下の通りです。
保険の種類 | エポスカード | エポスゴールドカード |
---|---|---|
傷害死亡 ・ 後遺障害 | 最高 3,000万円 ※最高500万円 | 最高 5,000万円 ※最高1,000万円 |
傷害治療費用 ※1事故の限度額 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 ※1疾病の限度額 | 270万円 | 300万円 |
賠償責任 (免責なし) ※1事故の限度額 | 3,000万 ※2,000万 | 5,000万円 ※2,000万 |
救援者費用 ※1旅行・保険期間中の限度額 | 100万円 | 100万円 |
携行品損害 (免責3,000円) ※1旅行・保険期間中の限度額 | 20万円 | 20万円 (50万円) |
補償金額が同じ項目もありますが、
- 傷害死亡・後遺障害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
の3つに関してはエポスゴールドカードの方が金額が高いです。
さらに、2023年10月1日から、自動付帯から利用付帯になったものの、
- 傷害死亡・後遺障害
- 賠償責任
- 携行品損害
の補償金額が増額されました。
ポイント還元率
エポスカードは、利用金額に合わせてエポスポイントが貯まっていきます。
そして、買い物の際に1ポイント1円として使えるほか、他のポイントやマイルにも交換可能です。
エポスゴールドカードのポイント還元率は0.5%です。
これはエポスカードと同じです。
ただし、エポスゴールドカードには「選べるポイントアップショップ」制度があります。
これは、用意されている300以上のショップの中からよく利用するショップを自分で3つまで選び、カード払いすると、ポイント還元率が3%になるというものです。
具体的に言うと、エポスゴールドカードは200円ごとに1ポイント還元されますが、それに2ポイントのボーナスが加わり、200円ごとに3ポイント貯まるということになります。
よく使うコンビニや店舗だけでなく、毎月払う公共料金の支払いのショップを登録することで、効率的にポイントを貯めることが可能です。
対象のショップに個人商店などはないですが、
- 「セブンイレブン」「ローソン」などのコンビニ
- 「東京電力」「東京ガス」「東京都水道料金」などの公共料金
- 「モバイルSuica」「ETC料金」などの交通費
- JRなどの鉄道会社
- 「JAL」「ANA」などの航空会社
- 「ニトリ」「ヤマダ電機」などの店舗
- 「ユニクロ」「しまむら」などの服屋
など、全国展開していて、どこにでもあるようなお店から選ぶことができるので、その人にあったショップを選べます。
ポイントアップショップの登録はエポスNetから簡単に行えます。
ポイントの有効期限
エポスカードの有効期限は、ポイントを受け取って2年間です。
それに対し、エポスゴールドカードは、エポスポイントの有効期限はなく「無期限」。
退会するまでポイントが失効することはありません。
「有効期限が切れるから使わないといけない」ということもないですし、「知らないうちにポイントが消えてしまっていた」という心配もありません。
ボーナスポイント
エポスゴールドカードは、ポイント還元でもらえるポイントとは別に、年間利用額に合わせてボーナスポイントを受け取ることができます。
ボーナスポイントは年間利用金額によって「2,500ポイント」または「10,000ポイント」がもらえます。
年間利用金額 | 付与されるボーナスポイント |
---|---|
50万円以上 | 2,500ポイント |
100万円以上 | 10,000ポイント |
ボーナスポイントの年間利用金額の対象期間はゴールドカード申し込み受付日から翌年の当月末日まで。
以降毎年1年間が対象期間となります。
つまり、エポスゴールドカードを申し込んだ人によって違うということです。
1月1日から12月31までではないので気をつけてください。
ボーナスポイントは集計期間終了後の翌々月中旬頃に付与されます。
現在の年間利用金額については、エポスアプリのトップページに表示されています。
国内空港ラウンジ
エポスゴールドカードは、国内にある対象の空港ラウンジを無料で利用することができます。
国内にある全ての空港ではありませんが、大きな空港は対象となっています。
利用できる国内空港は以下のとおりです。
北海道
- 新千歳空港
- 函館空港
東北地方
- 仙台国際空港
関東地方
- 羽田空港
- 成田国際空港
中部地方
- 小松空港
- 中部国際空港
近畿地方
- 大阪国際(伊丹)空港
- 関西国際空港
- 神戸空港
中国・四国地方
- 広島空港
- 松山空港
九州地方
- 福岡空港
- 北九州空港
- 長崎空港
- 阿蘇くまもと空港
- 大分空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
ハワイのラウンジ
エポスゴールドカードの保有者は、ハワイのオアフ島のホノルル近郊にある「ダニエル・K・イノウエ国際空港」の出発ロビーラウンジを無料で利用することができます。
ダニエル・K・イノウエ国際空港から日本へ帰国する時だけでなく、他の場所に移動する前に、空港内のラウンジでご飯を食べたり、飲み物を飲んだりしてゆっくり出発時間を待つことができます。
また、空港以外にも、ダニエル・K・イノウエ国際空港と同じオアフ島にある「ワイキキショッピングプラザ」の2階にある「ホノルルラウンジ」も無料で利用可能です。
エポスゴールドカードを取得する2つの方法
エポスゴールドカードを入手する方法は以下の2つの方法があります。
- 公式サイトから申し込む
- エポスカードを発行した後にインビテーションをもらって申し込む
それでは、それぞれの申込方法について解説していきます。
公式サイトから申し込む
1つ目がエポスカードの公式サイトからエポスゴールドカードを申し込む方法です。
審査があり、通るとエポスゴールドカードが発行されます。
ゴールドカードのため、普通のエポスカードよりは審査が厳しいです。
年会費が5,000円かかりますが、発行後に年間50万円以上使うと翌年の年会費が無料になります。
エポスカードを発行した後にインビテーションをもらって申し込む
2つ目の方法は年会費無料のエポスカードを発行し、日頃から使うことで、エポスゴールドカードへのインビテーションをもらう方法です。
インビテーションとは、エポスカード側から「ゴールドカード作りませんか?」という招待のことです。
「ゴールドカードへの招待」と聞くと、かなり使い込まないといけないと思われるかもしれませんが、実はそれほど難しくありません。
エポスカードを発行して、普段の支払いに利用していればOK。
インビテーションが届く利用額は公表されていませんが、公式サイトから申し込んで作成した場合に翌年の年会費が無料となる「年間50万円」と言われています。
年間50万円だとすると、月々約42,000円。
普段の買い物の時にメインで使ったり、家賃や公共料金の支払いがある人は、引き落とし先のカードにエポスカードにすれば、難なく届くと思います。
インビテーションをもらってエポスゴールドカードを発行する方法
僕自身は、エポスカードを発行して、エポスゴールドカードのインビテーションを受け取り、エポスゴールドカードを発行しました。
インビテーションを受け取った後にどういう流れでエポスゴールドカードを発行するのかを紹介していきます。
招待(インビテーション)を受け取る
エポスカードを普通に使っていると、予告なくエポスカードからインビテーションがきます。
インビテーションは
- メール
- 公式アプリ
の2つからお知らせがきます。
メールですが、「年会費永年無料でエポスゴールドカードへご招待!」という件名で、エポスカードの発行時に登録したメールアドレス宛に届きます。
アプリの場合は、トップページに「エポスゴールドカードへの案内」が表示されます。
インビテーションをもらったら、期限内にエポスゴールドカードの申込みをしましょう。
インビテーションの申し込み期限をすぎると、インビテーションを利用した発行はできなくなります。
僕がメールを受け取ったのが6月15日。
申し込み期限は7月31日となっていました。
つまり、インビテーションを受け取った日の翌月末が締め切りということです。
エポスゴールドカードの申し込みの条件としては、以下の2つがあります。
- 18歳以上
- 安定した収入がある(学生は除く)
未成年・学生の人はは申し込むことができません。
ただし、すでにエポスカードを持っている人は申し込むことができます。
必要事項を入力して審査・発行する
エポスゴールドカードの発行は、「エポスNet」や「公式アプリ」から可能です。
申し込みはネットで必要事項を入力し、入力項目を確認するだけなので、すぐに終わります。
基本情報はエポスカードを作る時に入力しているので、エポスゴールドカードの申請時に入力する項目は、
- 住所の変更の有無
- 配偶者
- 住居費負担
- 生計を同一にする人数
などです。
基本的にチェックをしていくだけで、入力するところは、年収の項目のみです。
といっても、すでに以前に入力した金額が入っているので、変化がなければそのままでOKです。
入力が終わったら、入力内容の確認があり、問題なければ申し込みボタンを押してください。
あとは、審査が開始され、問題がなければ、発行をお知らせするメールが届きます。
エポスNETのマイページでは、インビテーションの申込期限内は、エポスゴールドカードへの案内が表示されます。
画面に「ゴールドカードへのお切替を承っております(年会費:無料) 2022年7月31日まで」という文字が表示されているので、「同意してお申し込み」ボタンをクリックすれば、申し込みページにアクセスできます。
メールの場合は、本文下部にある「お申し込み期限を確認する」を押すと、エポスNetが開きます。
アプリからも申し込めます。
アプリからエポスNetに入るだけなので、入力内容などは同じです。
「カードの発行手続きに関して、ご自宅またはおつとめ先にご連絡させていただく場合がございます。」という注意書きがあったので、電話番号は正しく入力しましょう。
分からないことがあれば、エポスカスタマーセンターまで問い合わせをしてください。
エポスカスタマーセンターは9:30~18:00の間は営業しています。
1月1日のみ休業されますが、その他の日は営業しています。
エポスカスタマーセンター(東京)03-3383-0101
エポスカスタマーセンター(大阪):06-6630-0101
カードを受け取る
審査が通れば、登録している住所宛てにエポスゴールドカードが郵送されてきます。
封筒の中には、エポスゴールドカードと一緒に案内が入っています。
カードの暗証番号、お支払日・お支払方法は、持っているエポスカードの情報が引き継がれます。
また、エポスカードのETCカード、プリペイドカード、バーチャルカードの番号は変わらないので、そのまま使うことができます。
エポスカードと新たに発行されるエポスゴールドカードのカード番号は別のものに変わります。
エポスゴールドカードが届くまでは、元々持っていたエポスカードを使えますが、しばらくすると使えなくなります。
したがって、サブスクリプションの支払いや公共料金の引き落としなどにエポスカードを設定している場合は、エポスゴールドカードが届き次第、すぐにカード番号を変更するようにしましょう。
まずはエポスカードを発行しましょう。
エポスゴールドカードの招待(インビテーション)を最短で受け取るためにすること
ではエポスゴールドカードのインビテーションをもらうために大切なことを3つ紹介します。
全てをすることで「エポスゴールドカードを招待してもいい」と判断されやすくなります。
- エポスカードの利用金額を増やす
- 頻繁に使う
- 支払いを遅延なく行う
利用金額を増やす
インビテーションをもらうために、とにかくエポスカードの利用額を増やしましょう。
大きな買い物はもちろん、サブスクリプション契約している支払いなどもエポスカードに変更するなどをしてみてください。
頻繁に使う
エポスゴールドカードのインビテーションを受け取るためには、利用金額はもちろん、カードを利用する頻度も大切です。
エポスカード側からしてみれば、いろんな支払いによくカードを利用してくれる人にエポスゴールドカードを発行したいですからね。
そのため、たまに使うのではなく、頻繁に使うようにしましょう。
ネットの買い物だけでなく、普段の買い物でもどんどんカードを利用することが大切です。
支払いを遅延なく行う
エポスカードに限りませんが、カード会社が1番避けたい人は、カードの支払いをせずに逃げてしまう人です。
そのため、エポスカードの支払いは絶対に支払いに遅延が起こらないようにしましょう。
エポスカードで決済すると、翌月の4日または27日に登録している銀行口座から引き落とされます。
カードの引き落とし口座には余裕を持ってお金を入れておくようにしましょう。
クレジットカードの支払いの遅延情報は信用情報として記録され、カード会社は審査時に参考にするので、エポスカードだけでなく、他のクレジットカードの支払いもきっちり払うことが重要です。
ゴールドカードへのインビテーション基準
エポスゴールドカードのインビテーションの基準は公表されていません。
エポスゴールドカードの発行基準としては以下の要件が提示されているだけです。
- 18歳以上
- 安定した収入がある
ただ、ネット上では 「年間50万円使えばエポスゴールドカードのインビテーションが届く」とされています。
これは、エポスゴールドカードを年会費を払うことで発行し、年間50万円以上支払うことで翌年以降の年会費が永年無料になる条件でもあります。
ただ、50万円も使ってないのに、ゴールドカードのインビテーションが来る場合もあります。
僕自身も利用金額が50万円いかないうちにインビテーションが届きました。
「エポスゴールドカードを発行しても、今後も使ってくれそう」と判断してくれればインビテーションが来るということです。
エポスゴールドカードのインビテーションをもらうためには、日頃の支払いにエポスカードを積極的に使い、支払いに遅延が出ないようにしましょう!
エポスカードとエポスゴールドカードの違い・2つの入手方法まとめ
エポスゴールドカードについて、エポスカードとの違い、入手方法、インビテーションの基準について解説しました。
エポスゴールドカードはエポスカードよりもカードを持つメリットが大きいことが分かっていただけたと思います。
エポスカードをたくさん使っていれば、インビテーションをもらうことはそれほど難しくありません。
エポスカードを持っている人は、大きい買い物だけでなく、日頃から頻繁に使うようにしましょう。
エポスカードを持っていない人は、まずは
年会費は無料なので、維持費もかかりません。