ヴァシストという場所に誰でも無料で入れる温泉があります。
ヴァシストは、デリーからパンゴン湖のあるレーに向かう中間地点にあります。
高山病対策で短期間、滞在する人が多いと思いますが、せっかくなら、温泉に入りゆっくりするのをオススメします。
インドの温泉「ヴァシスト」への行き方
ヴァシストは小さな街なので、ヴァシスト行きのバスなどはどこからも出ていません。
ヴァシストに行くためには、まずマナリーという街に行きましょう。
デリーからマナリー行きのバスに乗って行くと、川の近くのバススタンドに降ろされますが、そこからだとリキシャで150ルピーぐらいかかります。
そのバススタンドから500メートルぐらい上がった場所にあるニューマナリーの街からは、リキシャだと10分くらい(80〜100ルピーくらい)、徒歩だと40分くらいかかります。
ずっと上り坂になるので、徒歩の場合は体力を使います。
バックパックを背負っている場合は、リキシャの利用をオススメします。
温泉への行き方
温泉へ行くといっても、中心部から徒歩1分以内に着きます。
まずは街の中心部から山側に向かいます。
洗濯場として使われている場所(写真の左側)の近くに分かれ道があるので、左側に進みます。
そのまま進めばすぐに入り口が右側に見えます。
無料温泉について
温泉は毎朝6時から21時半までやっています。
ここの温泉は、観光客の利用はほんの一部で、ほとんどの利用客は現地に住む人たちです。
利用客が多いのは朝の6時から9時ぐらい時間帯です。
この温泉は解放される前に清掃が行われるので、行く時間が早ければ早いほど綺麗なお湯につかることができるからです。
逆に昼間はほとんど利用する人はいません。
子供から大人、お年寄りまで様々な年齢の人が温泉に来て、朝はいつも賑わっています。
浴槽
温泉を利用する時には、日本と同じように素っ裸ではなく、水着か下着の着用が必要です。
地元の人も観光客もみんな下着で入っています。水着をはいている人はみたことがありません。
温泉の湯温は日によって違います。
でも、ほとんどの場合は「ちょっとだけ熱めかな」ぐらいの湯温です。
雨が降ると当然ですが、お湯はぬるくなります。
シャワー
シャワーもあります。
全部で6本あり、混んでいる時は交代しながら使います。
1本は熱湯が出ており、1本は水圧が弱いので、ほとんど4本のシャワーを使っています。
もう一つの温泉
僕は行ったことがないのですが、ヴァシストにはもう一つ温泉があります。場所はヴァシストの中心部から見えているここの温泉は、とにかくお湯が熱いそうです。入る時に靴を預けなくてはいけません。入り口は下の写真の矢印の先の場所です。