この記事では、カンボジアの首都プノンペンにあるタクマウ・テチョ国際空港から市内への移動手段について解説します。
タクマウ・テチョ国際空港(Techo International Airport)は、2025年9月から運用が開始された新しい空港です。
それまで使われていたプノンペン国際空港とは全然違う場所にあるので、どうやって移動すればいいかネット上には情報があまりありません。
そこで、この記事では、
- テチョ国際空港の場所
- テチョ国際空港からプノンペン市内中心部への5つの移動方法
を紹介した後に、僕が利用した空港バスの詳細や移動の流れについて具体的に解説していきます。
記事を参考に、自分に合った移動手段を選んでみてください。
テチョ国際空港の場所

プノンペンのテチョ国際空港(空港コード:KTI)は、プノンペン中心地から南に約25km離れた場所にあります。
2026年時点では、周りに何もなく、空港がポツンとある感じです。
たくさんの家や大きな建物が建設されていたので、将来的には栄えるかもしれません。
タクマウ・テチョ国際空港の場所
移転前まで使われていたプノンペン国際空港(空港コード:PNH)は、市内中心部まで西に約10kmしか離れてなかったので、所要時間もかなり違います。
プノンペン国際空港の場所
テチョ国際空港から市内へのアクセス手段
テチョ国際空港から市内中心部までは、所要時間や予算、安全性を踏まえて自分に合った移動手段を選ぶことが大切です。
タクシーやトゥクトゥクのほか、配車アプリGrab、空港バス、ホテルや旅行サイトの送迎などの選択肢があるため、到着時間や荷物の量、同行者の有無にあわせて比較検討しておきましょう。
移動手段としては、以下の方法があります。
空港タクシー・空港トゥクトゥク

空港タクシーと空港トゥクトゥクは、到着ロビーを出てすぐの公式カウンターや専用乗り場から利用できる、もっともわかりやすい移動手段です。
空港が提示する目安料金表に基づいて利用できるため、ぼったくりなどのトラブルが起きにくく、初めてテチョ国際空港を利用する旅行者にも安心感があります。
深夜や早朝の到着でも運行している場合が多く、公共交通機関が動いていない時間帯でも市内へスムーズに移動できる点も大きなメリットです。

カウンターの近くに、現金を引き出せるATMがあります。
Grab(タクシー・トゥクトゥク)

Grabは、カンボジアで使うことができる配車アプリで、タクシータイプとトゥクトゥクタイプをアプリ上で選択できます。
事前に料金が表示されるので、交渉の手間がなく、現地の相場がわからない観光客でも安心して利用できるのが特徴です。

トゥクトゥクの方が安いですが、バイクに屋根が付いただけのような乗り物なので、エアコンはありません。
また、スペースが限られているので、多い荷物をたくさん持っている人はタクシーにしましょう。

Grabアプリだと、車(標準)だと、63,300リエルでした。
会員登録とクレジットカード登録はカンボジアに行く前に済ましておきましょう。
タクシーカウンターの横にGrabのカウンターも並んであるので、ネットが使えない人もGrabを利用できます。
Grabアプリを使う場合は、クレジットカードを登録しておけば、自動的に引き落とされます。
空港近くにはGrabの車が待機しているはずですが、混雑時などは配車まで時間がかかることもあります。
僕がテチョ国際空港にいた時は、空港のフリーWiFiが飛んでいましたが、接続しても動いてなかったので期待しない方がいいです。
僕は楽天モバイルを利用していたので、問題なくインターネットを使うことができました。
必要に応じて現地SIMやポケットWi-Fiを用意しておきましょう。
空港バス(エアポートエクスプレスバス)

空港バスは、費用を抑えたい人にとって便利な移動手段で、主要エリアまで定額で移動できるのが魅力です。
正式名称は「AIRPORT EXPRESS BUS(エアポートエクスプレスバス)」です。
テチョ国際空港発着の路線は、空港から市内中心部を結んでおり、一人旅やバックパッカーに特に人気があります。
運行時間は5:30から23:30までと、ほぼ一日中運行されています。
時刻表にはほぼ10分おきに出発するようになっていますが、時間は正確ではないので気をつけてください。
バス停は、空港以外に5つのバス停しかないので、宿泊場所が近いバス停を事前にチェックしておきましょう。
空港の建物から空港のバス停までの移動(約10分)、降りたバス停から目的地までの移動に時間がかかるので、時間に余裕がある人におすすめです。
乗客が多いと、立ったまま移動することになるので注意が必要です。
価格は1人1,500リエルの定額です。
タクシーより大幅に安いのが特徴です。
リエルはカンボジア独自の通貨です。
カンボジアで流通している通貨は「USドル」と「カンボジアリエル」の2つあります。
「1USドル=4,000カンボジアリエル」の固定レートです。
どちらの通貨で払ってもいいですが、USドルで払った場合、5ドル以下のお釣りは、カンボジアリエルで返されます。
100ドル札や50ドル札などの高額紙幣はお釣りが出せない可能性が高いので、乗車する前に少額を用意しておきましょう。
車内はエアコンも付いているので快適です。
バスは韓国からの援助によるもので、車体はヒュンダイ製でした。
助手席部分にも、韓国語も書かれています。
空港バスには使われていませんが、プノンペンの路線バスの一部の車体は日本の援助によるもので、日本国旗が描かれています。
ホテルの送迎サービス
ある程度のランク以上のホテルでは、独自に空港からの送迎サービスを提供しています。
宿泊予定のホテルが提供する空港送迎サービスは、到着ロビーで名前入りボードを持ったスタッフが出迎えてくれることが多く、土地勘がなくても迷いにくい方法です。
料金はタクシーよりやや高めになる傾向がありますが、事前予約制のため、移動手段を探す手間がなく、深夜便や早朝便でも確実に移動できる安心感があります。
人数が多いグループや家族旅行の場合は、送迎サービスを利用すると一人あたりの負担が軽くなるケースもあるため、見積もりを確認しておくとよいでしょう。
旅行サイトの送迎プラン
旅行サイトが提供する空港送迎プランは、事前にオンラインで予約と支払いを完了できるため、当日のやり取りを最小限に抑えたい人に向いています。
日本語対応のオペレーターやドライバーを選べるプランもあり、言語面が不安な場合でも安心して利用できるのが特徴です。
旅行サイトのKlookから予約することができます。
公式 Klookの空港送迎予約
テチョ国際空港を発着する空港バスの乗り場と市内の停留所

テチョ国際空港を発着している空港バスのバス停は5ヵ所だけで、かなり限られています。
そのため、バス停から宿泊場所までは歩くか、トゥクトゥクなどを利用する必要があります。
天気が悪かったり、遠い場合はGrabなどを利用しましょう。
バス停からGrabを使う場合でも、空港からGrabを利用するよりかなり安くなるので、お金を節約したい人にとって空港バスはおすすめです。
空港バスが停まるバス停は以下の5ヵ所。
- AEON Mall Meanchey(イオンモール・ミエンチェイ)
- R & F City
- Royal University of Law and Economics
- Canadia Park(カナディア・パーク)※プノンペン鉄道駅前
- Kouch Kanong Roundabout(コウチ・カノン・ラウンドアバウト)
AEON Mall Meancheyの場所
R & F Cityの場所
Royal University of Law and Economicsの場所
Canadia Parkの場所
Kouch Kanong Roundaboutの場所
テチョ国際空港から空港バスで市内へ移動する流れ

空港のバス乗り場に行く
空港のバス乗り場は、空港の建物から500mほど離れています。
歩くと10分弱ぐらいかかります。
道は一本道ですが、ここではバス乗り場までの行き方を紹介します。
まずは、空港の正面出口から外に出ましょう。

館内表示版の「Grand Transportation 地面交通」と書かれた方向に進めばOKです。

中央出口を出て、ひたすらまっすぐ歩いてください。
出口付近には、タクシーやトゥクトゥクの勧誘の人がたくさんおり、話しかけてくることが多いですが、無視して進みましょう。
足を止めないことが大切です。

屋根があるので、直射日光を避けて移動できます。
雨の日でも、濡れずに移動できますね。

突き当たりの場所には、左右にバス停があります。
空港を背にして右側のバス停へ行きましょう。
左側のバス停は、プノンペン市内からテチョ国際空港までの空港バスが到着するバス停となっています。
タクマウ・テチョ国際空港のバス停の場所

バス停に着いたらバスを待ちましょう。
空港バスを利用する人は、スマホアプリの「City Bus Official App」をスマホに入れておくことをおすすめします。
テチョ国際空港にフリーWi-Fiはないので、カンボジアに行く前にダウロードしておきましょう。
アプリは
- クメール語
- 英語
- 日本語
の3つから選べます。
日本語の選択肢があるのが嬉しいですね。

現在走っているバスやバス停の場所が表示されます。
現在地は「YOU ARE HERE」と赤のマークで表示されます。

空港バスのバス停は「AEB」と青のマークで表示されます。
バスに乗車する・料金を払う

バスに乗車して、乗車料金を払います。
現金はもちろん、モバイルQRコード決済もできます。
ただ、QRコード決済はカンボジアのものなので、登録が必要そう。
「Bakong Tourists」というアプリを使えばいいそうです(僕は使ったことがないので、各自調べてください)。

現金は運転席の近くにある箱に入れるか、運転手に渡します。
1USドル札で払うと、お釣りが出なかった人もいるらしいです。
1USドルは4,000リエルなので、お釣りが欲しい人は言いましょう。
QRコードは、箱にあるので読み込みましょう。

料金を払うと、乗車券がもらえます。
降りる時回収されたりはしませんでした。

場所は自由席なので、空いてる席に座りましょう。
僕が乗車した時は地元民もほとんど乗っておらず空いていました。
後ろに何もないスペースがあるので、大きいスーツケースなどがある人は、そちらに置きましょう。
もちろん盗難には気をつけてください。
プノンペン市内でバスを降りる

降りる時に降車ボタンを押せば、次のバス停で停車してくれます。
僕が降りたのは「Canadia Park」バス停です。
僕は、空港に12:40に乗車、13:30に降車したので、所要時間は50分かかりました。
渋滞状況によって、時間は変わってくると思います。
朝や夕方など通勤・退勤ラッシュの時は1時間以上かかります。
1時間半ぐらいかかることも。
ここから宿泊施設までは歩くか、Grabなどでトゥクトゥクなどを手配して移動しましょう。
Canadia Parkの場所
プノンペン市内からタクマウ・テチョ国際空港への移動手段

上記では、プノンペンのタクマウ・テチョ国際空港から市内への移動手段を紹介しました
空港バスは逆方向も運行しています。
ただし、バス停は反対車線になるので注意してください。
市内から乗車する人は、空港の途中にあるバス停で降りる人もいるので、
夕方に乗車しましたが、ほぼ満席でした。

右側にイオンが見えます。

バス停はこちら。

同じ様に水沿いを歩いて行きましょう。
空港に向かう際は時間に余裕を持っていくようにしましょう。
まとめ
プノンペンのタクマウ・テチョ国際空港と市内への移動手段について紹介しました。





