2020年9月22日にタイのバンコクを出発して、シンガポールを経由し、9月23日に帰国しました。
記事内では日本への帰国者向けに
- 帰国後の検疫・入国の流れ
- 成田空港から自主隔離ホテルへのバスでの移動方法
について、経験を元に紹介していきます。
これから日本に帰国する人は参考にしてください。
また、情報が少ない成田空港から出ているシャトルバスについても解説します。

この記事の情報は成田空港での経験を元にしていますが、羽田空港や関西空港でも基本的に同じ流れになりますよ!
この記事は2020年に帰国した時の経験を元に書いているので、現在の流れと違う場合があります。
日本帰国後の検疫・入国の流れ


日本に到着した後は、以下の流れで検疫から入国まで進んでいきます。
- 機内で待機
- 書類の確認・質問
- 唾液検査
- 書類の確認・申告・連絡手段の確認
- 検査結果が出るまで待機
- 入国手続き
全ての工程は、別々の場所で行われるので、結構空港内を歩く必要があります。
では、それぞれについて以下から具体的に説明していきます。
機内で待機


日本に到着後、普段のようにすぐに飛行機を降りることはできません。
空港内で無駄な人の接触を避けるために、飛行機ごとに検疫手続きが行われます。
そのため、飛行機の着陸が多い時間帯だと、機内で順番待ちすることに。
同じ飛行機でも、いくつかのグループに分けて降りるので、これだけでも普段よりも時間がかかります。
書類の確認・質問


飛行機を降りた後は、一定間隔に並べられた椅子に座り、1人ずつ書類の確認と、簡単な質問が行われます。
書類とは、日本行きの飛行機の中で配れる2枚の質問票のことです。
ペンを持っておらず、機内で書いていない人は、この場所に鉛筆があるので、ここで記入できます。
唾液検査


続いては、コロナウイルスに感染しているか検査を受けます。
以前は鼻の中に綿棒を差し込むPCR検査でしたが、現在は唾液による検査となっています。
そのため、検査を受ける人の負担は少なくなり、検査結果が出る時間も短縮されました。
まず検査場の受付に行き、書類を確認され、唾液を採取する容器を渡されます。
この時に、用紙に番号が書かれたシールを貼られます。
あとは、パーティションで区切られたところに入り、個人で唾液を容器に入れていきます。



容器には線の場所まで貯めないといけないのですが、よだれを一定量出すのって意外と難しく、思った以上に時間がかかりました。
唾液検査の前にできるだけ、水分をとっておくといいですね。
上の画像のように梅とレモンの写真が貼られていて「できるだけ酸っぱいものを想像してください」と書かれているので、頑張って想像しましょう(上の画像は自作したものです)。
検査に必要な量を採り終わったら、唾液を集める上部の部分をゴミ箱に捨てて、容器の下に付いているキャップを閉めて提出します。
書類の確認・申告・連絡手段の確認


唾液検査が終われば、係の人が書類を見ながら、滞在先と、連絡方法の確認をされます(人によっては移動手段も)。
連絡手段は
- 電話
- メール
- LINE
のどれかですが、LINEでの連絡が優先されます。


LINEでの連絡をOKと書いている人は、ここでLINEによる個人情報の取り扱いの紙にサインさせられ、LINEの友達登録のQRコードが書かれた紙を渡されます。
待機している時にQRコードを読み込んで、友達登録しておきましょう。
QRコードを読み込むと、上記のように表示されるので、友だち追加しましょう。
検査結果が出るまで待機、書類の提出・陰性用紙の受け取り
唾液検査の検査結果がでるまで待機します。
椅子がズラッと並べられていますが、座る場所に番号が振られており、座る場所は指定されています。
検査の結果が出た順番に、番号が呼ばれるので、それまではじっと待ちましょう。
僕の場合は1時間弱ほど待ちました(人の多さによって前後します)。


その後は、指定された場所に移動し、質問票などを提出。
「コロナ陰性の証明書」をもらいます。
ここからは普通の入国手続きをするだけです。
ただ、検疫をする場所から入国審査の場所までがかなり遠いです。
たぶん10分ほどかかります。
入国手続き


日本国籍の人は、顔認証ゲートを使います。
パスポートを機械の上に置いて、カメラを見るだけで終了します。
入国スタンプが欲しい人は、カウンターに行きましょう。


あとは、預け荷物を受け取り、税関手続きを終えれば完了です。
成田空港の一般スペースに入る壁には、開かれることがない2020年東京オリンピックのイラストが書かれてました。
飛行機が着陸して、到着ゲートに到着するまで1時間45分ほどかかりました。
成田空港からシャトルバスで自主隔離ホテルへの移動


成田空港から帰国者向けにシャトルバスが用意されていて、それを使えば自主隔離ホテルへ移動することができます。
バスは無料で利用できますが、行き先は基本的に成田空港と成田駅近くのホテルに限られます。
ただ、このバスに乗れる場所がわかりにくいです。
というか、全く説明されませんでした。
バスのことは事前に知っていたので、ネットにアップされている写真を元に探しましたが、見つけられず。
結局成田空港のインフォメーションカウンターに居る人に聞きました。


成田空港の場合、帰国者向けのバスが出ているのは、北ウィングです。
出口で言うと、北口の3番出口(N3)近くです。
3番出口を出てすぐ左に行くと、喫煙スペースがあり、その前がバス乗り場となっています。
「入国者用ホテル行き」と書かれたボードが置かれてますが、遠くからだと見つけにくいです。


簡単に言うと、バス停が並んでいる端っこの場所にあります。


バス停に沿って行く人は、バス停の数字が少なくなるように進んでください。
1番のバス停乗り場の奥側にあります。
ホテル行きのバスは、9:15〜23:15までの運行。
「1時間に1本ある」ということだけ書かれており、時刻表はありません。
予想ですが、「○○:15」ごとにバス停を出発します。
実際僕も15:10頃にバスに乗り込み、15:15頃に出発しました。



ホテルのチェックイン時間前に行っても部屋に入れず、ロビーとかで待たないといけない可能性が高いから、フリーWi-Fiやコンビニがある成田空港で待つほうが快適だと思うよ!


バスに乗る際は「コロナ陰性」の紙を見せ、行き先のホテルを伝えましょう。
バスは一般的な大型バスで2列×2列です。
以前帰国した人の写真などを見ると、座席がビニールで覆われたりしていましたが、僕が乗ったときは、普通のバスと変わりませんでした。
バスは空港から近いホテルから乗客を降ろしていきます。
自分の泊まるホテルに着いたら、荷物を受け取ってチェックインしましょう。
帰国後から自主隔離までの流れまとめ
帰国してから、どのような流れで検疫・入国手続をするのかを紹介しました。
これから帰国する人は参考にしてください。