致死率100%!本当に怖い狂犬病という感染症!

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「狂犬病」。

その名前は知っている人は多いと思いますが、実際どういう感染症なのか知っていますか?

狂犬病はとても恐ろしい感染症で、発症すればほぼ100%死んでしまいます。

今回は狂犬病の発生状況や感染、発病について詳しく説明していきます。

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狂犬病は発症したら致死率ほぼ100%

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狂犬病の発症により世界中で毎年5万人以上が亡くなっています
狂犬病ウィルスは、人や犬だけでなく、ほぼすべての哺乳類が感染します。

感染し、発病すると水や風を怖がる症状が出ます。
そのため水分が取れなくなり、唾液でさえも飲み込めなくなります。
そのような「水を恐れる」という症状があることから、「恐水症」と呼ばれることもあります。

狂犬病は、約4,000年前から人類に知られていましたが、医療が発達した現在でも発症した後にできる治療方法がなく、発症すればほぼ100%死亡します
ほぼ100%というのは、これまでに100万人以上の人が狂犬病が原因で亡くなっていますが、助かった人は数名しかいないからです。

狂犬病は進行が進むにつれ、犬の遠吠えのようなうなり声をあげ、よだれを大量に流すようになります。
その後昏睡状態になり、呼吸麻痺が起き、死に至ります。

そのような症状を「狂った犬」のようになるということから、狂犬病と名付けられました。

日本における狂犬病の現状

日本では、狂犬病の発生確率は0%とされています。
0%の国は世界の中でもとても珍しいです

日本には狂犬病予防法というものがあり、飼い犬には狂犬病の予防接種を毎年受けさせることが義務付けられています。よって日本の飼い犬が狂犬病に感染する確率はほぼ0%です。

それに、日本では野良犬が見つけられると保健所に連れていかれて、数日経った後に殺処分されてしまいます。犬にとっては生きにくい国なのは間違いありませんが、その対策によって日本人は狂犬病にかかるリスクを避けられています。

実際に日本における狂犬病の人への感染は1957年以降はありません
同様に感染源である犬への狂犬病の感染も1956年の6頭を最後に現在までありません。

ただし日本人の日本での発病に関しては1970年に1人、2006年に2人死亡しています。
この3人は日本で感染したのではなく、1970年の人はネパールで、2006年の2人はフィリピンでそれぞれ犬に噛まれており、それが原因で感染し、帰国後発症したものとされています。
この3人は噛まれた後にワクチン接種は受けていませんでした。

日本に住んでいる人は狂犬病の心配をしないでいい世界中の中でも数少ない国の一つなのです

世界の狂犬病の発生状況

kyoukenbyou引用:http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html

日本やイギリス、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、グアムなどの一部の国を除いてほぼ世界中で発生しています。
発生していない国のほとんどは狂犬病をコントロールしやすい島国だということが挙げられます。

世界の中でも特にアジア圏の感染が多く、その中でも狂犬病による死亡例が1番多いのはインドです。
インドだけでも毎年約3万人以上が狂犬病が原因で亡くなっています
これは、人間の身近にいて、攻撃力の高い「野良犬」が大量に徘徊しているからです。

狂犬病の感染と発症について

どうやって狂犬病に感染するのか

狂犬病ウイルスに感染した犬やコウモリなどのほぼ全ての哺乳類から感染する可能性があります。
狂犬病ウイルスを持った生物に噛まれることにより、唾液に含まれるウィルスが体内に侵入してしまいます

他にも、傷口や目、鼻、口などの粘膜を舐められることによっても感染します。
さらに、犬や猫など前足を舐める動物もたくさんいるので、ウイルスがツメに付く場合があります。
そのようなツメでひっかかれただけでも感染する可能性があるので注意してください

狂犬病ウイルスは通常、人から人への感染はないので安心してください。

噛まれた時の対処法

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噛まれてしまった後はすぐに石鹸を使って、流水で水洗いをしてください
蛇に噛まれた時の対処法のように、傷口を口で吸い出そうとしてはいけません。口から感染してしまいます。

その後はできるだけ早く医療機関に行って治療を受けてください。
ウィルスが体内に入ったとしても、発病前のワクチンの接種は発病を抑えられる効果が認められているので、必ず接種するようにしましょう。
ワクチンの接種は一度の接種だけでは終わらず期間を開けて、複数回のワクチン接種が必要になります(地域やワクチンの種類によって違ってくる)。
日本の場合は、0日、3日、7日、14日、30日、90日後の全6回を皮下に接種になります。

動物に噛まれる以前に狂犬病の予防接種を受けている人であっても、傷口を洗い、必ず医療機関に行く必要があります
事前に受ける予防接種と噛まれた後に受ける予防接種は別の種類になるからです
ただ、事前に予防接種を受けている人は受けていない人よりも、噛まれた後の予防接種の回数が少なくて済みます。

日本では狂犬病の発生がないので、狂犬病のワクチンを常備している病院は限られています。
狂犬病の対処に慣れていない医者がほとんどなので、できるだけ海外で処置することが望ましいです。

狂犬病のウィルスを持っていてもまだ発症しなかったり、どの生物がウイルスを持っているかは外見から100%判断できないので、動物に噛まれた時は「ウィルスを持っていること」を前提として、とにかく医療機関に行きましょう。

発症前に感染しているかどうかを診断することができません

噛んだりしてきた動物が2週間以上狂犬病の症状を表さない場合は、その動物が狂犬病にかかっている可能性がなくなります。

感染しても発症するかは分からない

狂犬病にかかった生物に噛まれ、狂犬病ウィルスが体内に入り感染したとしても、必ずしも発病するとは限りません。噛まれた後の発病率は32〜64%と言われており、傷の深さや体内に入ったウィルスの量によって違ってきます。

噛まれたからといってパニックにならないようにしましょう。きちんと傷口を洗い、ワクチンを接種さえすればほぼ発病は抑えられます。

狂犬病の症状

狂犬病が体内に進入すると約1〜3カ月ほどの潜伏期間があります。これは噛まれた場所が脳に遠いほど遅くなります。
長い人で2年間もの潜伏期間があった例もあります。

狂犬病が発病すると下のような段階で症状が進行していきます。

初期段階:発熱、頭痛、嘔吐、食欲不振、噛まれた場所がいたんだり、かゆくなる
中期段階:筋肉の緊張、痙攣、不安感、水と風が怖くなる(音や感触など)、麻痺、幻覚、精神錯乱
末期  :昏睡、呼吸困難により死亡

狂犬病にかからないためにできる予防法

  • 動物と触れ合わない
    海外では、野良犬が普通にいる国の方が多いです。
    なので、こっちが意図していなくても遭遇することはあります。
    ほとんどの犬はおとなしいので、びくびくする必要はありませんが、自分から不用意に近づいていくようなことはやめましょう。犬というのは縄張り意識があり、自分の縄張りに入ってきた犬や人に対して威嚇をします。
    さらに、狂犬病にかかっている犬は攻撃的になっていることが多いです。犬が威嚇してきても、決して走って逃げてはいけないようにしましょう。
    犬は走っているものを本能で追いかけてしまうので、できるだけゆっくり後ずさりをして縄張りの外に出ることが望ましいです。

    日本の飼い犬は狂犬病の予防接種が義務付けられているので、犬と触れ合ったりするのは何の問題もありませんが。海外では同じようになでたりして動物と触れ合わないようにしましょう。
    海外では家庭で飼っている犬などでも狂犬病にかかっている可能性があります

    狂犬病にかかった犬の症状は、非常に攻撃型になる「狂躁型」が80%、元気がなくなり、ぐったりしている「沈鬱型」が20%の割合で違っています。
    狂犬病ウイルスが発症している「狂躁型」の動物は凶暴になったり、大量のよだれを垂らしたり、ものに噛み付いたり、とにかく独特の行動をするので、そういう変だなと思う動物には絶対に近づかないようにしましょう。

  • 予防接種を受ける
    狂犬病の予防接種を事前に受けておくことで、狂犬病の発病確率をさげたり、噛まれた後にするワクチン接種の回数を減らすことができます
    狂犬病の予防接種は期間を開けて3回必要です。日本では0日目、30日目、6〜12カ月後の計3回の接種が必要です。
    僕がタイで受けた時は0日目、7日目、21日目の3回接種でした。

    予防接種は日本でも、タイでも、他の国でも受けることができます。
    でも現在は予防接種の料金が日本より格段に安いタイで予防接種をする人が多いです。
    下の記事に僕がかかった料金をまとめています。

おわりに

今回はどれぐらい狂犬病が恐ろしいのかをまとめてみました。

感染し、発症すると怖い病気ですが、野良犬には不用意に近づかないようにしたり、予防接種を受けることで予防できます。
さらに噛まれてもちゃんとワクチンを接種すれば発症することはないので、パニックになる必要はありません。

狂犬病に関する正しい知識を持って、旅を楽しんでください。

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