MENU

【ミャンマーのヤンゴンで瞑想】チャンミーメディテーションセンターは現代の「精神と時の部屋」

当サイトのリンクには広告が含まれています。

瞑想。
「瞑想」という言葉を聞いたことはあると思いますが、瞑想をしたことのない人には、なんだか不思議な活動のように思うんじゃないでしょうか。

僕も興味があっても、「ちょっと瞑想してみたいな」と思っていたものの、どこでできるのか分かりませんでした。

そんな中、ミャンマーのヤンゴンにある「チェンミーメディテーションセンター」で瞑想をしてきたので紹介します。

目次

ヤンゴンのチャンミーメディテーションセンターについて

imageチャンミーメディテーションセンターとは、ミャンマーのヤンゴン市内にある瞑想ができる施設のことです。

この施設は、ミャンマー人はもちろん、海外からの旅行者も施設に入り瞑想することができます

瞑想期間中は、瞑想に集中して取り組むために、この施設での泊まりこみになります

外出は基本的に禁止されています。
食事もセンターが用意してくれるものだけしか食べることはできません。

ヤンゴンでの瞑想に必要な費用

宿泊施設について

気になる宿泊費用ですが、無料です

施設の敷地内に外国人用の宿泊施設があり、1部屋に2人泊まれるようになっています。

できるだけ1人1部屋になるようになっていますが、その時の参加人数によって2人部屋になる場合があります。

食事について

食事は1日に2度あります。
食事代もなんと無料です

「無料の食事だったら、質素なものが出てくるんじゃないか?」と思うかもしれませんが、それは、違います。

チャンミーメディテーションセンターは食事が美味しいということで有名な瞑想施設なのです。

朝食は基本的に麺類が多いです。

昼食はご飯プラスたくさんの種類(8種類ぐらい)のおかずがついてきます。
このおかずが美味しいです。さらに量もたくさんあります。

さらにアイスやクッキーなどのデザートが毎回必ずあります

朝食も昼食も果物は必ずついてきます

補足

瞑想初日に必ず「ベジタリアンメニューがいいか、そうでないか」を聞かれます。

ベジタリアンでないのなら、ちゃんと伝えるましょう。

ヤンゴンでの瞑想時の服装について

nyawnbinzawn0054引用:http://www.thitsa.com/product-list/13

瞑想期間中、男性は「ロンジー」と呼ばれるミャンマーの伝統衣装を着なくてはいけません。

チャンミーメディテーションセンターでも購入できますが、地味なものしかありません。

ヤンゴン市内のボージョーアウンサンマーケットに行くと、色やデザインを選べるのでオススメです。
値段は2,500〜3,500チャットぐらいです。

この衣装は、ミャンマー人の男性も女性も日常生活で着ており、観光する時も使えるので、買って損はありません。
僕は瞑想前に2着購入しました。

女性は、施設で決まった服装をしなくてはいけません。

同じ時期に瞑想していた女性に聞くと、基本的に購入しないといけないらしいのですが、その人はレンタルでも大丈夫だったらしいです。

チャンミーメディテーションセンターへの行き方

image43番」バスに乗って一本で行くことができます。

バス番号はミャンマー数字で書かれています。ミャンマー数字の43はリボンのような表記です(上の写真が43番バス)。

バス料金は一律200チャットです。

ダウンタウンに泊まっている人は、スーレーパゴダ近くの「スーレー」というバス停から43番バスに乗ることができます。
スレーのバス乗り場

約40分くらいで着きます。朝と夕方の渋滞にはまると、1時間以上かかることもあります。

左側に湖(インヤー湖)が見えたら、あと2キロぐらいなので降りる準備を始めましょう。
チャンミーメディテーションセンターの場所

ヤンゴンの瞑想の事前予約

瞑想をする場合は、前日までに事務所に行ってから予約する必要があります。

メディテーションセンターに着いたら、敷地の中に入り、右奥にあるオフィスに行きます。
施設の人がいるので瞑想をしたいことを伝えます。

「いつから始めたいか」や「どのぐらいの期間瞑想をしたいか」などを聞かれます。

この施設で瞑想をする場合、瞑想期間があまりに短い場合は拒否されることがあります

それは、瞑想の効果を感じるには短いことや、あまりに短いと宿泊施設代わりに来てしまう人が多くなってしまうからだと思われます。

僕は10日間だけしましたが、本格的に瞑想している人は何ヶ月単位です。

ミャンマーには、瞑想ビザという名前のビザがあるので、瞑想だけを集中して取り組みたい方はそちらも検討してもいいと思います。

オフィスの人との簡単な質疑応答が終わったら、その後「セヤドー」と呼ばれる瞑想の師匠との簡単な話し合いがあります。
施設内では、瞑想修行をする人たちは「ヨギ」と呼ばれます。

数分話し合いをして、瞑想開始当日に何時に来ればいいかを教えてもらい予約は終了です。

ヤンゴンでの瞑想開始当日

ファイル 2016-01-25 19 16 06当日は指定された時間に施設に行きます。
まずは、オフィスで名簿に名前を書いて正式に登録します。

その時に、お金(ミャンマーチャットの高額紙幣・他の国の通貨)や貴重品、電子機器を預けなくてはいけません。

これは盗難被害を防ぐためと、電子機器を触ることで瞑想に集中できなくなるのを防ぐためです。

その後、セヤドーの前で、教本を読んだり、DVDを見て、その日から瞑想がスタートします。

ちなみに、施設内でセヤドーと話す前は頭を3回床につけてから話します。

話すときは、両手を合わした状態で離さないといけません。慣れないうちは抵抗があると思います。

ヤンゴンでする瞑想の種類

imageチャンミーメディテーションセンターでする瞑想は3種類あります。
「歩行瞑想」、「座禅瞑想」、「日常生活の瞑想」の3種類です。

歩行瞑想

歩行瞑想は、文字通り歩いて行う瞑想です。
自分の足の動きを観察します。

「足をあげる」「足を運ぶ」「足を下ろす」のように順番に意識して行います。

座禅瞑想

これは、座ってする瞑想です。基本的に歩行瞑想の後に行います。

目を閉じて、呼吸やお腹の動きを観察します。

日常の瞑想

動作をゆっくりすることによって、自分の行動一つ一つを観察します。

これは言ってみれば、この施設にいる期間中ずっと瞑想中ということになります。

ヤンゴンの瞑想期間中のスケジュール

1日の流れ

1日のスケジュールは以下の通りです。

  • 4:00〜起床&着替え
  • 4:30〜歩行瞑想
  • 5:00〜座禅瞑想
  • 5:30〜朝食
  • 6:30〜掃除
  • 7:00〜休憩
  • 7:30〜瞑想
  • 10:30〜昼食
  • 11:30〜休憩
  • 12:00〜瞑想
  • 16:00〜ジュース
  • 16:30〜瞑想
  • 22:00〜就寝

朝は早いですが、寝るのが早いので、それほど起きるのは辛くありません。

面接

毎週月曜日、水曜日、金曜日の朝7時半から日本人のヨギはセヤドーとの面接があります。

これは、瞑想の取り組み方を報告したり、気になることを質問することができる時間です。

日本人が面接するときには、日本語の話せるミャンマーの人が部屋に来てくれているので、すべてその通訳さんを通します。

瞑想以外の効果

瞑想期間中は、スマホやパソコンを施設に預けているため使うことができません。
そのため、強制的にオフライン状態になります。

他人のことやニュースなどが全然入ってこないので、自分の目に映る情報しか入ってきません。
そのため、自分と向き合うことに集中することができます。

おわりに

時間をとって、自分自身と向きあう時間はとても有意義です。

特に、何かにつまずいたりしている人、悩んでいる人に瞑想することをオススメします。

あわせて読みたい
バガンでミャンマーで1番の絶景を見たいなら、サンセットとサンライズの時間を逃すな!オススメポイント... バガンにはたくさんのパゴダが街中にあり、うろうろしているだけでもミャンマー歴史を感じることができ、楽しむことができます。 しかし、日中の観光だけで満足して帰る...

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

記事の共有・保存はこちら
  • URLをコピーしました!
目次